04/03/03 03:04 1rzNvfL9
「そのまま手で擦って…」
「……ようわからんけど……
こう、かな……」
「……どう?
気持ち…いい?」
「まあ、な。」
とは言え、鏡子はそんな肉棒の扱い方など知らない。
だからか、いまいち快感が得にくい。
もちろんシチュエーションとしては興奮してるのだが…
128:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:05 1rzNvfL9
続く…
まだまだ生殺し。
129:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/03 03:10 yy9EkvkO
またフライングだよ…皆様・大変失礼しました!
呑みながら巡回&SS作成は駄目ですかそうですか…
_
(|\ \
| | ̄|
\ \
130:りぜる(ry
04/03/03 15:01 4YTxa0NG
>>129
大丈夫!俺も前回の投下はキムチで焼酎やりながらだったw
それはそうと、俺のコテはSS投下中だけ本名になるらしい(三文様の光臨まで)。
131:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/03 20:53 QqV1KJSj
きーむちきむちっ ちょっとひゃっこいきむちっ
132:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:17 d7pkguR3
久々の投下です。
前スレ961より‥‥
133:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:18 d7pkguR3
ベッドの上でモゾモゾと動いて、あたしは兄貴の下に組み敷かれる。
やっぱりキスから始まる。キスは‥‥好き。すごいエッチな気分になれるから‥‥
今度は兄貴の舌があたしの唇を割ってスッと滑り込んでくる。
チュ‥‥クチュ‥‥ペチャ‥‥卑猥な音を立てて兄貴を貪る。あたしはこんなにやらしい‥‥
もっと兄貴が欲しい。あたしの口に流れこむ唾も喉を鳴らして飲み干す。
それでもまだ物足りない‥‥あたしは兄貴に飢えている。もっと一つになりたい。
背中に腕を回して力一杯抱きしめる。とたんに兄貴の体重があたしにかかる‥‥重たい。
でも、その重さだって心地良い。肌と肌が密着してると温もりが一層、伝わってくるから‥‥
そして、どちらからともなく唇が離れる。
「それじゃあ胸、触るよ‥‥」
コクンと頷いて、身を任せる。兄貴は上半身を起こして、あたしの胸に手を伸ばす。
134:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:19 d7pkguR3
ソッと掌に覆われ、柔らかく胸を揉まれる。触られたトコが熱い‥‥
「すごい柔らかいな‥‥サイズ、幾つなんだ?」
「87の‥‥Dだよ‥‥」
「そうか‥‥こうして見るとホント、キレイだよな‥‥」
ストレートにそう言われるとすごい照れるし、見つめられるとなおさら恥かしい。
指が硬くなった乳首をさわさわと撫で始めると‥‥ピクリ‥‥息が詰まる。そして体が即、感じだす。
「カワイイよ、エミ‥‥」
そう言って、兄貴はあたしの胸に唇を寄せる。乳首に濡れた温かい感触が伝わる。
「あ‥‥は‥‥あっ‥‥」
そっとくわえられ、先っちょを舌でチョン、チョンとつつかれる。
それだけなのに、こんなに艶かしく喘いでしまうなんて‥‥でも、いいの。
あたしがこんなに感じてるのを、兄貴にわかって欲しいから‥‥もっと、して欲しいから‥‥
135:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:21 d7pkguR3
今度はいっぱい乳首を吸われている。
兄貴はまるで赤ちゃんみたいに、あたしの胸にむしゃぶりついている。なんてカワイイんだろう‥‥
‥‥あたしを、好きにしていいよ。思いを込めて頭を、背中をそっと撫でる。
そして、反対側の胸をまた吸われる。空いた乳首はすっかり硬く立っている。もっと触って欲しいのに‥‥
肌と肌が触れ合ってると思いが伝わるのか、無骨な指がソフトに、器用に乳首を撫でてくれる。
「あ‥‥やぁ‥‥ん」
胸を触られ、声をあげて気持ち良く悶えていたら、あたしの大事な部分‥‥アソコに手が差し込まれた。
足を閉じようと思っても、兄貴の体に邪魔されて閉じられない。
腰をよじって逃げたくても、手があたしのアソコにしっかり張り付いて‥‥ゆっくりとさすってる。
あ‥‥やだ‥‥濡れてるのが‥‥感じてるのが、バレちゃう‥‥そこはダメ!‥‥気持ち良く‥‥なっちゃう‥‥
一番敏感な場所を正確に弄ばれて、あたしは快感の虜になっていく。
136:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/04 00:23 FChnY3DY
137:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:23 d7pkguR3
両方の胸とアソコの尖った敏感な蕾を攻められ、今まで感じた事の無い気持ち良さに息も絶え絶えになる。
「い‥‥やぁ‥‥ぁん‥‥ふぁ‥‥ぁ‥‥いぃ‥‥よお‥‥んぁ‥‥あ‥‥ぁ‥‥」
一人エッチじゃ味わえない刺激に、快感に更に溺れていく。濡れていく‥‥
あたしは操り人形みたいに、兄貴に体を、全てを任せてしまう。
138:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:24 d7pkguR3
‥‥ようやく唇が胸から離れ、兄貴は太い腕であたしの上半身を起こす。
右手で器用にアソコをクチュクチュとかき回したまま‥‥あたしを後ろから抱きしめてくる。
首筋に熱い吐息がかかり、舌が項を舐める。胸が揉まれて乳首を転がされる。
後ろから伸びる足があたしの足と絡み合って、むりやり大きく開かされる。閉じたくても兄貴の力にはかなわない。
こんな恥かしいカッコで攻められて‥‥もっと気持ち良くなっちゃうよぉ‥‥
「や‥‥だぁ‥‥あぁっ!‥‥ダメ‥‥ダメ‥‥いいっ‥‥!」
アソコから何かが伝って、お尻に流れていくのがわかる‥‥こんなカッコで‥‥ヤダ‥‥恥かしい‥‥!
「ガマンしないで‥‥イッちゃっていいんだから‥‥恥ずかしがらないでいいから」
‥‥耳元で囁かれると‥‥もうダメ‥‥頭の中、真っ白に弾けちゃう‥‥イっちゃう‥‥
139:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:25 d7pkguR3
「イヤ‥‥ヤダぁ‥‥いっちゃ!‥‥あぁ‥‥あっ!‥‥あ!‥‥ぁ‥‥!」
痺れる位、すごい、気持ち、いい‥‥力が、抜けて、いく‥‥アソコが、熱い‥‥体が、震えてる。
あたしは体重をすっかり兄貴に預け、足を大きく広げられたままの、はしたない姿で快感の余韻に浸っている。
胸が大きく上下して、快感の残り香のように呼吸と喘ぎ声が同時に出てきてしまう。
もう、兄貴から離れられない。離れたくない‥‥この気持ち、どうしたらこの男(ひと)に伝えられるんだろう‥‥
「エミの体‥‥あったかくて、柔らかくて、いい匂いがして‥‥ずっと、こうしていたいな」
後ろから伸びる手が、あたしの胸を下から掬いあげるように揉み、さすっている。
「あんっ‥‥あたしも離れたくない‥‥離しちゃ、イヤだ‥‥」
「心配するな。離れたりしないよ‥‥」
抱きつく兄貴の体温で背中が温かい‥‥でも、密着した腰のあたりに何か硬い熱さを感じる。
これって、兄貴の‥‥アレなの‥‥? 今になって気付いたら、急に恥かしくなってきた。でも、見てみたい‥‥
140:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:27 d7pkguR3
「兄貴‥‥一緒に‥‥寝よ‥‥」
そう言うと、兄貴は素直に横になってくれる。あたしはチラリと兄貴のアレを覗き見る。
硬くそそり立つ塊は想像よりも大きくて‥‥あんな大きなモノが、ホントに‥‥あたしの中に入るの?
あたしの視線を追って自分のアレを見つめる兄貴。あたしを見つめてちょっと笑う。
「恐くなったか? エミがイヤだったら‥‥このまま添い寝するだけでもいいんだぞ」
本気でそう言ってくれる‥‥なんて優しいんだろ‥‥兄貴の胸に覆い被さって、頬を摺り寄せしがみつく。
「恐くなんか‥‥ない‥‥あたし、兄貴に嫌われる方が‥‥もっと恐い」
「‥‥嫌いになんかならないよ‥‥好きだよ、エミ」
髪を撫でる手も、囁いてくれる言葉も、全てをあたしだけに向けてくれる。あたしは本当に愛されている‥‥嬉しい。
大好きだよ‥‥そんな思いを込めて兄貴の乳首を舌で転がし、キスをする。
徐々にあたしの唇が下へ、下へと進んで行く。一番熱い部分に向かって‥‥
141:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:28 d7pkguR3
気が付くと、兄貴の熱いアレがあたしの胸に当たっている。
柔らかい『女』に当たる硬い『男』‥‥好奇心が湧き起こる‥‥それは、まるで兄貴を抱きしめるようなイメージ。
「‥‥兄貴、いいコトしてあげようか?」
ちょっと恥かしいけど‥‥もっと兄貴を体で感じてみたいの‥‥
アレを胸の谷間にギュッと挟んで、逃げないように脇から手で押さえつける。
‥‥まるでホットドッグみたい‥‥白いパンに包まれた大きな熱々のソーセージ‥‥すごいヤラシイ‥‥
唐突なあたしの行動に、兄貴は体を起こして驚いている。
「‥‥お前、何でパイズリなんて知ってんだ?」
「これ、パイズリっていうんだ‥‥兄貴こそ何でそんなエッチなコト知ってんの? エロビデオか何かで見た?」
「こんなのは男の基礎知識ですよ、お姫さま」
笑いながら嬉しそうに答える兄貴。頬を、頭を柔らかく撫でてくれる。
142:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:30 d7pkguR3
今日は以上です。
PC・Drinkerさま、支援サンクスです。それではおやすみなさい‥‥
143:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/04 00:31 roLrnQUR
ふ…
遅かったか…
次回!
パイズリでキタ━ヽ(゜∀゜)ノ━( ゜∀)ノ━( ゜)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゜ )━ヽ(∀゜ )ノ━ヽ(゜∀゜)ノ ━!!
144:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/04 00:35 6rvC1e1d
∩ 北
| |
∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`)// < キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
/ ../ \__________________
/ /| ../
____..|___|____________
\ 發發發□□□中中中東東東北
\ _______
\ \ ■_ \ ジャラ
\ \ □\゚_\□\ ジャラ
\ \___□__\
\
145:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/04 00:38 FChnY3DY
l::::::::: .l / F X D ヽ
|:::::::::: -==・- -==・- | | ::::::::: :::::::|
.|::::::::::::::::: \___/ | | -・==- -・==- ::::::::|
ヽ::::::::::::::::::: \/ 丿 | \___/ :: :::::::|
ヽ::::::::::::::::: / ヽ \/ ::::::::::|
生殺し? あぁ…
146:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:43 2ReSBzvl
>>127から。
今回分短けぇーー!!
147:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:45 2ReSBzvl
鏡子:
「じゃあ、今度は舐めてみて。」
「……。」
汚いけど……
コウ兄のだから……
思い切って先の方を銜える。
……しょっぱい味がする。
おしっこの味…?
でもそれとは別に苦いような…ようわからん味もする。
それを舌に感じた途端に、
私の体が… もっと、熱うなった気がする…
148:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:48 2ReSBzvl
「……。」
「どうした?
もっと続けてくれよ。」
「……コウ兄、無理しとる。
あんまり、気持ちようないのに……」
「……まあ、まだ慣れてないしな。」
149:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:52 2ReSBzvl
「ごめんね…
私が… 子供で… 未熟で…」
「そんなに落ち込むなって。
いまから、これからに期待すればいいんだし。」
「でも、私… 胸小さいし…」
「だから、これから大きくなるって。
なんなら大きくするために揉んでやるよ。」
150:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:57 2ReSBzvl
「ん……」
「どんな感じだ?」
コウ兄に、優しく胸を揉まれる。
触られとるところから… 波が…
きゅんってくる波が来て…
…………でも、ふと下を見て見える光景は、
ムリヤリ寄せ集められて、
やっと出来上がった『盛り上がり』を揉まれる。
そんな感じ。
……自分でも無い胸だと思っとったけど、これほどとは……
ちょっとミジメな気分になってきたわ…
「…コウ兄、もうええよ。」
「まあそう言うなって。」
「……。」
151:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:00 2ReSBzvl
康太:
……ハッキリ言って今の状態は、
鏡子の胸をなんとか寄せ集め、そこにやっと出来たふくらみを揉み続ける。
そんな感じだ……
…まあ、無い方とは思っていたが、ここまで無いとは…
しかし性感があるのは確かなようで…
「ほら、乳首が勃ってきた。
気持ちいいんだろ?」
「……うん。
でもね、」
「なんだ?」
「……やっぱり …恥ずかしいから、
……ベッドで、して欲しい、かなって。」
152:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:04 2ReSBzvl
風呂での前戯を切り上げ、
体をタオルで拭きあってから、舞台をベッドへと移す。
裸のまま移動しようとすると、
「コウ兄…
抱っこして、運んで。」
「……わかった。」
「…あ、普通に、じゃなくて、
その…」
「『お姫様抱っこ』か?」
「…うん。」
153:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:08 2ReSBzvl
誰が考えついたのか、
今は亡きen○xを恨んでも仕方がない。
「コウ兄、重うない?」
「…大丈夫だよ。このぐらいなら全然重くないさ。」
そう、引き締まった鏡子の体は決して重くはない。
しかし、手に、腕に、伝わってくる生きた『肉』の重みは
ずっしりと、感じられる。
そして知らず知らずのうちにお互いの心が近づいていくような気持ちも…
そう思うと… 結構、悪くはないか。
154:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:13 2ReSBzvl
鏡子
コウ兄の胸に頭を付ける。
耳に、コウ兄の鼓動が伝わってきた。
どきっ どきっ どきっ
私の鼓動は… コウ兄のより、ちょっと速い。
これからの不安と…期待…で…
155:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:16 2ReSBzvl
ベッドに優しく降ろされて、
ああ、これからコウ兄と…
SEX…するん…だ…
兄妹で…しちゃ…いけないこと…
昨日…して…しまった…こと…を…
そう考えるだけで… 体中がどきどきで… イッパイになって…
「コウ兄…
私、どうすればいいん?」
「…俺に、任せとけばいいから。」
「ん……」
156:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:18 2ReSBzvl
続く。
方向性、か…
俺もネタの尽きるまで頑張りたいなぁ…
というわけでリク募集してみるテスト。
書いて欲しいネタと鏡子が何弁話してるのかを添えてどうぞ。
正解したら…
ま、しなくても拾うか。
157:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/05 19:44 kCvAAdp3
孕 ageさま 乙です。
>今は亡きen○xを恨んでも仕方がない。
ドラゴ○クエ○ト‥‥懐かしいなぁ。昔、さんざんやったなぁ‥‥(w
158:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/05 23:05 k0hM5w1q
>リク募集
次回作は妹攻めで…と呟いてみたりする…。
159:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 07:50 /+EHJfOT
URLリンク(www2.mnx.jp)
お前らも気をつけろよ
160:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 15:59 s9S+Paw/
>>159
禿藁
161:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:04 s3B4e10S
今日ここ見つけて(;´Д`)ハァハァしてしまいますた。
妹イイ!!
妹萌えぇぇのリビドーによりSS書き出してみたので投下させて下さい。
162:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:08 s3B4e10S
1
遠い意識の向こうで鈍い音が聞こえていた。
誰かが俺を呼んでいる気がする。誰なんだ。
呼ぶ声を掻き消すようにノイズが混じる。唐突に女の子が目の前に現れた。女の子が何かを言って笑う。そのどれもがだんだん大きくなる雑音に掻き消されて何を言っているのかわからない。
途切れなく流れてくる雑音に意識が傾いたと同時に、大きく地面が揺れた。
瞼を開けて目に飛びこんできたのは、開き出したドア。
寝ぼけた頭に到着駅のアナウンスが聞こえると、俺は跳ねるように飛び起きた。
間一髪のところでホームに降り立つ。
危なかった。どうやら、何時の間にか眠りこんでしまったらしい。
163:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:08 s3B4e10S
2
暖かかった車内と反対にホームは厳しい寒さに包まれていた。
激しく降りしきる雨がより一層寒さを厳しくさせている。
「まいったな……傘なんか持ってねえよなあ、俺」
溜息と同時に吐き出して、とりあえずカバンの中を漁ってみた。
しかし、入れた覚えのないものは入っているわけが無い。
「あるわけ、ないか」
雨は止む気配など微塵も感じさせず、むしろますます激しさを増していた。
「仕方ない。ビニール傘でも買うしかないな」
諦めて売店に向かった俺だったが、売店の前ではさらにショッキングな出来事が俺を待ち構えていたのだ。
―売り切れ。
164:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:09 s3B4e10S
3
無常に貼られたその紙を俺は眺めることしか出来なくて。
外を見ても止む気配は全く無い。
この大雨の中、いよいよ走って帰らなければならないのかと、覚悟を決めたその時だった。
ポケットに入れた携帯から、軽やかなメロディが辺りに響きわたる。
急いで携帯を取り出した。
このメロディは俺の一番のお気に入りの曲だった。
他の奴と違うと、かかってきた時にすぐわかるように設定している。
着信設定をしていることをひょんなことから妹の百合に知られた時、お兄ちゃんは普段大雑把なのにへんな所だけマメなんだね、と笑われた。
別に全ての番号の着信を設定してるわけじゃない。
おまえのだけだからマメでもなんでもない、とはさすがに言えなかった。
165:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:09 s3B4e10S
4
『お兄ちゃん?』
通話ボタンを押すと、少し舌足らずな声が耳に届いた。
「ああ、俺。百合、どうしたんだ?」
『今どこにいるの?』
雑音が酷くて聞き取り難い。
自分の背後に降りしきる雨のせいかと思って駅の入口から少し構内へ戻ったが、その雑音は直らなかった。きっと電波が悪いのだろう。
「今駅についた所だ。雨がまだ凄いんだ。少し様子見て、雨が弱くなったら帰るから」
何でもなさそうにそう言って、じゃあと携帯を切ろうとした瞬間、
「お兄ちゃん!」
やたら大きな声で百合の声が聞こえてきた。
「おい、百合。どうした、何かあったのか」
俺は慌てて百合に問い質す。家で何かあったのかと背中にひやりと汗が走った。
166:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/06 18:11 zuesafIJ
ふぉおおおお
167:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:12 s3B4e10S
5
「違う、違う。後ろ見てよ」
百合の声がやけにリアルに聞こえてきて、俺は言われるまま後ろを振り返った。
そこにいたのは悪戯っぽい表情を浮かべた百合だった。
「じゃーん。迎えに来たよ、お兄ちゃん」
家にいるとばかり思っていた百合が、目の前にいる。しかもよく見れば、そでや、ジーンズの裾や、肩に流れた髪の毛が、かなり水を含んで重そうに濡れていた。
「お、まえ…。どうしてここに……?」
呆気に取られて俺は百合を凝視していた。
百合が可笑しそうに笑いだす。
「やあだ、お兄ちゃん。今すごい間抜けな表情してたよ。もちろん雨が降ってたからお兄ちゃんを迎えに来たんじゃない」
感謝してよね、と付け加えて百合がにっこりと笑った。
168:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:15 s3B4e10S
とりあえずここまでっす。
妹ォォォ(;´Д`)ハァハァ
また書きに来させてください。
職人様方頑張って下さい!!
169:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/06 18:18 zuesafIJ
新人キタY⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y⌒Y!!!
萌え妹(*´Д`)ハァハァ
萌え妹(*´Д`)ハァハァーーー!!!
…俺の投下はまた後でな。
170:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 19:44 Ew5f8ANc
これはいい妹ですね。この後は相合い傘でお帰りでしょうか。
>>159
これはある意味、腹上死より…いい?w
171:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 08:57 aw3CVzQP
激しく遅れて申し訳ありませんm(_ _)m
またしてもウチのバカ妹がPM11:00から
AM6:00までチャットしてやがりました。
下手するとしばらくこうなるかもしれませんぬ。
まったく……
>>155から
172:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:00 aw3CVzQP
康太:
軽く唇にキスをしてから胸への愛撫を再開する。
手と、指と、それから舌で。
「あ… んん…」
鏡子の胸板に顔を近づけ、乳首を愛撫していると、
鏡子のニオイを鼻に感じた。
甘い、ミルクのような、人肌独特の香り…
…もしかしたらフェロモンの香りなのだろうか…
ギンギンに勃起してきた。
173:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:02 aw3CVzQP
しかしこのまますぐに挿れても少し面白くない。
昨日鏡子に圧倒された分、今日は俺がリードしてやるのだ。
「あ…!
そこ…は…」
「ココが一番重要な場所だろ?
それに濡らしとかないと痛いぞ。」
「……。」
「続けていいか?」
「……
うん。」
174:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:06 aw3CVzQP
鏡子:
コウ兄に、弄られとると、
ソコだけ、じゃなく…て、
体中が、きゅんっ、てなって…
どうしたら、いいん、か…わからんく、なるけど……
コウ兄に、任せとれば、いいんよね……
175:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:08 aw3CVzQP
「はぁ… はぁ…
コウ兄…」
「…気持ちいいか?」
「うん……
でも、」
「でも?」
「ちょっと、寒い…
ずっと裸で… 湯冷めしてしもうたみたい。」
「……じゃあ、こうするか。」
176:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:12 aw3CVzQP
コウ兄と一緒に布団の中に入る。
シーツのちょっと冷たい感触も、
二人の熱で、あっという間にぬくくなった。
「……コウ兄、続き……」
「……わかってるよ。」
そう言われて、頭撫でられただけで… また、きゅんっ、てなった。
177:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:17 aw3CVzQP
あ~なんか首凝ったうえにスゴイ眠いです。
すいませんが今日はここで生殺したまま、
続く。
178:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/08 01:49 I/N7tyX/
126 名前:水先案名無い人 投稿日:04/03/06 20:55 ID:lecf4Jfp
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒.) 知ってる人も多いと思うが、水戸黄門が一話完結形式なのは
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| 主な視聴層であるご老人方の
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 「来週も生きているか解らないから、前後編はやめてくれ」
│ /──| | |/ | l ト、 | と言う切実な願いを反映したものだ!
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 | …切ないな。
179:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/08 02:41 6RSuzKaQ
>>162
=∧,,∧
キタ━━=≡ミ,,゚∀゚彡━━━!!!!
GoodJobです!あえて注文を付けるとすれば次回からは
HN・トリップをお願いします。
>>177
続きキタ━━━⊂_⊂( ´∀`)っ━━━!!!!!
あの…“生殺し”を無理に意識しなくても…(;´Д`) '`ァ'`ァ
180:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/08 11:46 AyX7gWl+
>>178
第4部の「北海の反乱」を放送しないのもそういう理由だったんですね。
181:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 22:47 G/HSy/aB
憂い在れば備え無し。忘れた頃に三文です。(´д`)ゞ
実に一週間以上ブリでありますがやぱしレスかなり流れててもはやなにがなんだかw
孕age氏、多産ゴイスーです。よけいなお世話かもですが、書き初めの頃よりかなり慣れてきた感じですね。
だいぶん、読みやすくなってきたように思います。
個人的には、もっと字間を詰めて、あまり技巧にこだわらずに(こだわってますよね?)書いた方がもっと良くなると思います。
ホントよけいなお世話でスマンコですがw m( _ _ )m
>>161さん。
新しく来られた文士の方でしょうか。生殺しスレへようこそ。これで貴方も妹ジャンキーの仲間入りですw
まずは続けてポストしてみてください。ここの思ったより多いw 住人の皆さんが必ず反応してくれます。
萌えウケ半分、己の魂半分ぐらいのエッセンスでw 書かれると良いでしょうとかちょっち老婆心などw
ではオイラも続きと参ります。>>50からでござんす。
182:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 22:51 G/HSy/aB
「ま…まだ、うっ、くはっ、わ、私の…あああっ!
やっ…バ、バージン…無くなって…ないんだから…」
波のように押し寄せる痛みに翻弄されながら、妹は兄に囁き続ける。
「ケイ、う、ううっ、そこまで…」
妹と繋がる部分が、じんじんと疼いていた。掌で強く握られているような圧迫感。
けれどその一方で、下腹部の奥から沸き上がる…
根本的な男の欲望も、確かに。
またも、射精への渇望が沸き続ける。
183:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 22:54 G/HSy/aB
「もうちょっと…もうちょっとだよ、お兄ちゃん…」
そして微かに身体をしならせる。
たしかに兄の屹立の進入は、何かに阻まれていた。
亀頭の先の先が、その存在を感じ取っていた。
「ケイ、これ以上すこしでも動いたら…もう本当に…」
その体勢を保つのは、ある意味難しいことではあった。
そうしている間にも、兄の屹立を包む妹の柔らかい膣壁は、
キュウキュウと断続的に締め続けている。
くっ…。
ケイ、ごめん。やっぱり…俺、すごく気持ちいい…。
耐える、ひたすら耐える。
184:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 22:57 G/HSy/aB
「お兄ちゃん、ね?おもいきって…入れて。
こ…こんなに痛いの…終わりにして」
ポロポロ、ポロポロと涙を流しながら、それでも妹は、無理に笑みを浮かべて兄を見つめる。
「で、でもケイ、もっと奥に入れたら…もっと痛いぞ、たぶん…」
「いいの…」
そうしてしがみついてくる。
「どうせ痛いのなら…お兄ちゃんとひとつになれたほうがいい…」
そ、そうか。
まだ俺たちは、一つになってるとは…とても言えやしないんだ。
けど…。
兄の心に葛藤がよぎる。
引き返すなら、やめるなら、今ならまだ間に合う…。
185:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:05 G/HSy/aB
「お兄ちゃん、お兄ちゃん…お願い、早くして…
いた、痛くて、もう、もう、どうにか、なりそう…」
兄の胸板に額を押しつけて、ぜいぜいと呼吸を繰り返す。
「わ…解ったよ、ケイ」
兄が心構えをする。しっかりと妹を抱き直し、身体を密着させる。
腰と、下腹に力を込める。
膣口で、存在を主張する乱暴な己の分身。萎える兆しすら無い。
186:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:12 G/HSy/aB
「ケイ、いくぞ。…いいか?」
「うん…うん、いいよ…」
妹の頷きを合図にして、兄は腰を押しつけてゆく。
ゆっくり、ゆっくりと、膣口の周りのヒダを巻き込んで、分身が埋没してゆく。
「あ、ああ…」
妹の口から漏れ出す声が、次第に高くなってゆく。
「く…あああ…ひ…いっっっ…!」
そして…。
屹立の先端が、か弱く抵抗する膜を、ついに押し破った。
187:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:18 G/HSy/aB
ぷつ…り。
衝撃が二人の身体を巡った。
妹はそれを自分の胎内で感じた。
兄はそれを自分の鋭敏な器官で捕らえていた。
「いた…あい…っ!」
「ケイ…ああ…ケイ!ケイ…!あああっ」
ぷち、ぷち、ぷち。
妹の身体の中と、自分の屹立の先端で、蜘蛛の巣を破るような音が響く。
…破瓜。
その拍子、途端に拒むものが無くなり、
ずむうっ!
兄の分身が、さらに奥へと突き進む。
勢い余る感じで、妹の柔い股間に、兄の下腹部がぶつかる。
188:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:27 G/HSy/aB
「あっ…ぐう…!」
更なる衝撃が妹の全身を走り、背筋も反り返る。
「ケ…イ!」
「お兄ちゃ…あ…あ…ん…」
歯を食いしばり、耐える妹。
けれど意志に反して、身体は逃げてしまう。
ごつん…!
そしてベッドの縁の木枠に、頭がぶつかって軽い音を立てた。
「あ、ケ、ケイ、ごめんよ…」
兄は手を伸ばし、妹の頭に手をやる。
189:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:31 G/HSy/aB
「い…ひぃっ…!」
その動きが、さらに妹との接合部に刺激を与える。
「痛…い、やっぱり痛い…のお…」
兄に髪を撫でられ、思わず甘える口調になってしまう妹だった。
「我慢…できるか?」
腰を進めることを止め、兄が言った。
ひっく…。
しゃくりを一つ上げて、妹が瞳を開いた。
そして、ゆっくりと頷いた。
何も言わない。兄を、ただ見つめるだけ。
190:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:39 G/HSy/aB
痛い、と未だ言おうとした。けれど、歯を食いしばってなんとか我慢した。
兄の表情が、その自分を思いやる表情が、心に染みていたからだった。
兄も、涙目になっていた。
兄が痛みを感じているはずは無かった。
私の…痛いのがお兄ちゃんにも伝わって…。
ごめんね…お兄ちゃん…。
痛覚を散らすかのように、妹は荒い息を続ける。
薄い胸が、それでも兄の胸を強く押し返す。
じんじん、じんじん、じんじん、じんじん。
自分の下腹部、奥の奥から、まるで太鼓の音がこだましてくるようだった。
191:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:43 G/HSy/aB
はあ、はあ、はあ、はあ。
たまらず、涙が溢れ続ける。痛みと辛抱のあまり、すでに閉じた瞼の間から、じわりじわりと染み出してゆく。
「…」
兄は無言で、その目の端に浮かぶ涙の泉に、唇を近付けた。
そして舌を短く伸ばし、その先ですくい取った。
ぺろ…。
瞼に温かい温もりを感じ、妹はゆっくりと目を開ける。
兄が見つめていた。優しい目。
「お兄…ちゃん」
その言葉だけ、口から出る。
192:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:50 G/HSy/aB
「ケイ…ごめんな。俺、へたくそで…」
兄の言葉より一呼吸おいて、妹はゆっくりとかぶりを振った。
そして、兄が自分と同じように姿勢を合わせるため、ひどく背筋を曲げていることに気付いた。
とても辛そうな体勢だった。
お兄ちゃん…無理してる。
兄もまた、荒く息をついていた。
妹は、ただ兄に身を任せているだけと言えたが、
兄は、極力、自分に痛みを感じさせないようにと、不自然な姿勢でいたのだった。
兄の、どこまでも深い愛情を感じる。
193:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:54 G/HSy/aB
「お兄ちゃん、もう…痛くない…」
嘘。
「痛くないから、も、もう…ううっ!」
「ケイ、嘘なんかつかなくて…いいんだ」
「う、うん…」
「ごめんな、ひどいことばかりして…」
「ううん、ううん…」
兄の息が吹きかかる。
妹はその息を深く胸に入れてから、首を大きく左右に振った。
194:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/09 00:03 rD7B5A6q
「お兄ちゃん…私…」
「う、うん…」
「お兄ちゃんの…ものに…なったよ…」
俺の…。
「お兄ちゃんの…『初めて』も…私が…もらったんだよ…」
「そうだ、ケイが俺の初めての…」
「ほ…ほんとうは…ああっ!、まだ…す…すごく痛いけど…」
浅く息を繰り返す。
「でも私たち、ほんとうにひとつに、なれたんだね…」
「あ…ああ、一つに…なったんだ…俺たち」
「すごく…しあわせ…だよ…お兄ちゃん…」
「もちろん…俺もだ…」
195:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/09 00:19 rD7B5A6q
はい 糸冬 です。いつ終わるんだろうこの話。 _| ̄|○ …
それでまずお詫びです。えーとですね、エラソーにリゼル氏の擬人萌え話を書く!とかブチかましましたが、
途中まで書いてたのにも関わらず(リゼル氏は実はオンナノコで実はイモウトって設定でw)
すんませんがあれはちとやはり無理です。ゴメーンエヘヘ。(´д`)ゞ
理由はですね、ぢつは今カナーリ鬼畜な陵辱モノ書いてまして、いやマジで。
そっちにかなりリキ入っちゃってるもので…たぶん次作はそれをポストすることになりそうです。
…また叩かれますかねオイラ。m( _ _ )m
陵辱モノっていうと住人の方たちに寸分狂い無く否定されるか引かれるかだと、過去レス他妹スレなどで周知の事実なんですが、
これ割と自信ありますので、そこはかとなく。
リゼル殿、そういうわけで勘弁してやってください。あうあう。
ではまた御邪魔します。もうすぐ完結予定です。ヾ(´д`)
196:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/09 00:44 V36lD9d9
風呂入っている間に…三文氏の続編が…
キタ━ヾ( )ノ゛ヾ( ゚д)ノ゛ヾ(゚д゚)ノ゛ヾ(д゚ )ノ゛ヾ( )ノ゛━!!
197:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/09 00:48 4nKRgxdv
。 。
\ /
キタ━━━( ∀ )━━━!!!!
198:鬼畜、陵辱モノ……はぁはぁ
04/03/09 01:01 VWozWZGT
キター
キター
キ タ -
三文氏乙~
199:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 02:57 ndbdrzrH
キタ━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━!!!!
リアルで見てたのに…
バカ妹め…
>技巧にこだわらずに
え!?
コ、コダワッテマツヨ。ハイ。(なんだその動揺
無駄な改行大杉ってことですよね。
行間を読ませるというのも表現なんスけどねぇ…(拙い文の前では無駄
精進します。
>>177から
200:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 02:59 ndbdrzrH
鏡子
コウ兄に頭を撫でられて、軽くキスを交わす。
……ちょっと落ち着いて、意識がハッキリした。
「早う、入れて…」
「じゃあ、ちょっと持ってて。」
「え… あ…」
コウ兄のオチンチンを両手で握らされた。
熱うて…固い。
201:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:01 ndbdrzrH
コウ兄に足を拡げられて、アソコがちょっと拡がる感じがする。
そしてそこにコウ兄のオチンチンが近づいた。
「ココに、入れるんだぞ。」
「うん…」
「優しく入れないと痛いんだからな。」
「わかっとるよ…
昨日は…痛かった。」
「こうやって… ゆっくり…」
202:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:03 ndbdrzrH
「コウ兄…
私の事気遣ってくれてるん?
……別にいいんよ。
コウ兄のしたいようにしたら……」
「……そうはいかないよ。
こういう事はな、お互いの意志ってのが大切なんだ。」
「お互いの…意志…?」
「そうだ。
ただ穴に突っ込んで、俺一人だけが気持ちいいんじゃ… ダメなんだよ。」
「私は… コウ兄が気持ちよければ… それでも…」
203:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:05 ndbdrzrH
「だから、それじゃダメなんだって。
俺は、お前にも気持ちよくなってて欲しいんだよ。」
「わ、私も…?
でも… コウ兄がするんなら… なんだって… いいから…」
「鏡子…」
「だから… 早う… して…
それで、気持ちよく… なれるから…」
204:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:07 ndbdrzrH
「……わかった。
じゃあ、入れるからな。」
「…うん。 気持ちよう… して…」
私の手に掴まれたコウ兄のオチンチンが、
少しずつ… 近づいてって…
……入って、きた。
205:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:09 ndbdrzrH
康太
鏡子の中に入れるのは(暴発したのを入れて)3回目になる。
そしてどの時よりも今が一番快感を感じていた。
しかし鏡子にも快感を感じていて欲しい。
少し、身勝手なのかもしれないが…
206:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:10 ndbdrzrH
「鏡子、痛くなかったか?」
「…大丈夫よ。
ちょっとジンジンしとるけど…
もっと、動いてええよ…」
「……ああ。」
「それと…」
「ん?」
「……『キョウちゃん』って、呼んで……」
「う……」
そ、それはちょっと恥ずかしいが…
207:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:13 ndbdrzrH
鏡子:
「じゃあ動くからな。
……『キョウちゃん』」
「うん。
『コウ兄』」
昔みたいに、お互いを呼び合う。
もう、きゅーん、てしたのが… 胸ん中だけで収まらずに
体中に弾け飛んでってるみたいな気分。
コウ兄… 大好きだよ…
208:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:14 ndbdrzrH
さらに… その、きゅーん、てしとるのと、
コウ兄が動く度に… 感じる気持ちよさが、
私ん中で… かき混ぜられて… たまらない気分になっていく。
「コウ兄… コウ兄ぃ…」
私は精一杯、コウ兄にしがみついて、すがりついていた。
コウ兄も、突き込む動きを激しくして応えてくれる。
209:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:16 ndbdrzrH
続く。
あと残り2回程で終わっちゃうんですがココに来てエロ分が足りない気がしてきたんで
今から書き足そうかと思います。
2日あるんだしなんとかするさ(死
210:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/09 15:19 4nKRgxdv
キタキタキタキタ━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━!!!!!!!!!!
211:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/10 11:48 t9bcNLH5
他の文士様に失礼承知であえて言う。
>161さん、私はあなたのような文体や作風が一番好きです。
こういうさりげないシチュもすごい好きだ…。
嗚呼、早く続きを……。
212:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:31 zUfwrZzH
どうもゴブザタです。
なんか弟がADSLに変更したからってボソバーマソオソライソなんぞ始めちゃって・・・・くそう・・・・
>>195うおぉいマジで書いてたんかい!!w
いや、まさかな~と思って他人事のようにひっそり期待してたんですが。
それでは>>96から・・・・ってアンカー引いてみたら自分のローペースぶりが身に染みました。
213:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:33 zUfwrZzH
「そんな昔の事・・・・まだ覚えてたのかよ」
「うん、大きさと形までちゃんと」
うろたえる兄が可愛くて、さらに恥ずかしいことを並べ立てます。
が、
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・あれ?お兄ちゃん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・し」
急に黙り込んでしまった兄の唇が、かすかに動きました。
「静恵が・・・・あの時は、静恵が・・・・・いや、大人に・・・なったんだなと思って」
214:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:35 zUfwrZzH
私が大人に、とは身体が・・・・女になってきたという事だと思います。
そんな言葉に思わず胸がきゅうん、と締め付けられてしまいました。
「大人にって、おっぱい・・・・とか?」
正直に言うと、私は胸に関しては人並み以下だと思っていたのですが、
そう訊かずにはいられませんでした。
「む、胸もそうだけど・・・・・・・・・その・・・・・」
兄はさらに赤くなって、うつむいて口ごもってしまいました。
ですがその視線の先には――
215:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:35 zUfwrZzH
「・・・・っ!?お、お兄ちゃんたらどこ見てるの!!」
私の股間があったのです。
「ご、ごめんっ!!」
「もうっ・・・・・・・・」
私はそう言ってそっぽを向いてしまいましたが、その実頭の中は
エッチな考えでいっぱいでした。
――ココは、男の人と『セックス』するところ――
お兄ちゃん、したいの?私と・・・・・セックス・・・・
私の中に入りたいの・・・・・?
216:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:37 zUfwrZzH
と、私は何か下半身が冷たいような気がして、身じろぎをしました。
(これって・・・・私、濡れちゃった?)
そのことを兄に悟られまいと、じりじりと後退します。
ところが逆に、兄は私にだんだんと近寄りました・・・・・距離が無くなるまで。
そして私の耳の所に口を近づけます。それだけで私は少し快感を感じてしまいました。
「なぁ静恵――静恵の身体・・・・・・・・
触ってもいいかな?」
217:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:38 zUfwrZzH
締め付けられるどころではなく、胸を握りつぶされるように心臓が高鳴りました。
本当に?本当に、お兄ちゃんは私とセックスしたいの?
・・・・・・私・・・・・止まらなくなっちゃうよ・・・・・・?
おそるおそる、兄の手が伸びてきます。
私はそれを手にとると、自分の胸に押し付けました。
「ごめんねお兄ちゃん・・・・私ったら、これだけしか胸ないんだ」
私の乳房はすっぽりと兄の掌に納まってしまい、ちょうど乳首が指に当たるくらいでした。
218:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:41 zUfwrZzH
「・・・・・・関係ないよ」
兄がそう言うと、少しだけ手に力が入りました。
「綺麗だよ」
兄は、どうしてこんなに優しいのでしょうか。
その優しさに触れて、私も穏やかな気持ちになっていくのに――
どうしてこんなに気持ちいいのでしょうか。
私の胸が服の上から兄の指に押し潰されて、いやらしく形を変えていました。
219:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:45 zUfwrZzH
急に兄の指が、円を描くように私の胸の上を踊り始めます。
「ひゃぁ・・・・」
つい漏れてしまう嬌声。反射的に口を押さえました。
(生でされたら・・・・もっと気持ちいいんだろうなぁ・・・・)
そう思った矢先に、兄が私の着ているパーカーの裾を掴みました。
ちら、と兄と私は目で合図を交わしました。
ゆっくりと、もどかしいほどにゆっくりと、私の身体が晒されていきます。
220:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:47 zUfwrZzH
そういえば、パーカーの下にはブラを着けているだけでした。
それには兄も気づいたようですが、2人とも脱ぐ手間が省けたという程度にしか思っていません。
兄が、食い入るように私のお腹の肌を見つめています。
違うよ・・・・もっと上のほう・・・・(いや、もっと下でもいいんだけどね)。
じれったくなった私は、兄を手伝ってあげる事にしました。
やっぱり男の人には難しいのかなぁ、なんて事を考えながら、手早くブラのホックを外します。
するりと胸の緊張が解け、服の中を隙間風が通りました。
221:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:47 zUfwrZzH
その隙間を、兄の手が割り込んできます。
――あったかい・・・・・。
兄の手の温もりが直に伝わってきて、なんとなく幸せな気分になっていきました。
ところがそれも束の間、兄の激しい愛撫が私の乳房を襲いました。
「んぁあっ!!・・・・お、おにい、ちゃぁん・・・・・・
ひゃああぁ・・・・・いい、よぉ・・・・・・・っ・・・・・・」
口が勝手に、そんなエッチな声を出してしまいます。
しかし私はそれを止める事も忘れ、ひたすらに兄の愛撫を求めるのでした。
222:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:49 zUfwrZzH
「はぁっ・・・・・あはぁ、うわぁ・・・・・・・・んんっ!!」
兄の手はまるで私を貪る淫魔のようで、私を忘我の彼方に連れ去っていくようです。
と、兄は私の服をブラごと首の方までたくし上げてしまいました。
ぷるん、と私のピンク色の乳首が空中に揺れます。
「お兄ちゃぁん・・・・お願い、舐めて・・・・・・・」
そんな私のエッチなお願いを聞くまでも無く、兄は私の乳首に唇を押し当てました。
ちゅるっ――
兄が赤ちゃんのように私の乳首を吸い上げます。
223:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:54 zUfwrZzH
「ああああぁ!!いい、いいよぉ・・・・そこぉ・・・・!!」
ちゅ、ちゅうっ・・・・ちゅっ
いやらしい音が、耳の奥から聞こえてきます。
兄は吸うのを止めないどころか、唇で乳首を挟んだまま下でころころと転がしました。
「うあぁ!!あ――っ!!!ひゃあぁぁあん・・・・・!!」
私はついに膝に力が入らなくなり、床にしりもちをついて倒れてしまいます。
はしたなく脚を開いて、兄に向けて・・・・・この状況って・・・・・
あのときと同じ――
224:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 16:15 zUfwrZzH
っと、ここまでっス。
やっと・・・・やっとこさ兄妹のエチシーンが書けましたよ・・・・
今の俺ってばエロ分の塊のような。某ホラーゲームまでエロにする勢いだよw
そういや最近リアルでもセックスしてな(r
225:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/10 16:53 77/iiA8H
某?
226:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 18:26 zUfwrZzH
>>225サイレントヒル・・・・・って伏せた意味ねぇw
227:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/11 00:51 1qRAfxgV
>>209 >>224 続編来てたのに
出遅レタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(` )━(д` )━('д`)━!!!!!
_
/ /|)
| ̄|
/ /
228:孕age(アク禁中)
04/03/11 08:24 EsvGEBzt
yournet.ne.jpアクセス規制にひっかかってしまいました。絞り込みにも巻き込まれ現在投稿が出来ません。
今回は一回休みにしてください。 ナマゴロシノママテホントニ゙ゴメンナサイ 。・゚・(ノД`)・゚・。
あともう2日ほどしても規制が解除されないようであれば、最悪続きがzip投稿の形になるかもしれません。
その間の期間を利用して次作でも練っておきます。PC・Drinker㌧リクエストの妹責めでもやろうかなと。
>PC・Drinker㌧
で、せっかくの初リクなので少し詳細設定決めときたいんです。
ずばり、『兄妹の名前』! コレだけが苦手なんです。
コレだけ決めといてくれれば後はどうにかするんで。 あと入れて欲しいシチュあればどうぞ。
ボク妊スレのヤツ、GJです。 ROMってるんで続きキボンヌです。
では。|・)ノシ
229:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/11 17:01 SJ/5COVK
と思ってたら復活しました。
俺の気苦労を返せ!ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
今夜にも続きをあげますんでよろしく。
230:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/11 17:39 n0qmSxSa
>>229
>>兄妹の名前
う~ん、今晩中に決めておきます。余談ですが俺の場合
殆どが声優と洋画からの流用…
_
_ト |○
>>入れて欲しいシチュ
シチュじゃないですが…毎回俺が書いていて気が付くと
何故か没になる台詞を使って頂ければ幸いです。それが…
「お兄ちゃん、今度はボクのココ…気持ちよくしてくれるよね?」
231:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:43 JSODd4LK
こんばんは。いくらか続きが書けたので、また来ました。
HN・トリップがあったほうがいいようなので、こんな感じでよろです。
レスアリガトンでした。
自分の妹萌えの勢いだけ文にレスが頂けてとても嬉しいです。
萌え受け半分魂半分かぁ。難しいですががんばって見ます。
文体硬くてスンマソ。好きって言ってもらえて嬉しかったです。
では次からです。
232:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:45 JSODd4LK
>>167
6
「いや、お前、わざわざ……?」
「あのね。間抜けな家のお兄様が、降水確率100%にも関わらずいつも通り朝飛び出していったから、こうなるんじゃないかなーと思ってたんだ。で、結局その通りだったでしょ?」
上目遣いに百合が答えた。
俺と百合の身長差は30cm程あるので、百合が俺に目線を合わせようとすると、どうしても見上げる形になる。
何かをせがむような誘うような。そして甘えてくるようなそんな表情にも見え、俺はあらぬ想像をしてしまう。
心臓がどくんと大きく脈打った。体温が上昇していく。
百合のそんな何気ない仕草にも激しく動揺している自分。
どうしようもない。不甲斐ない自分に心で舌打ちを鳴らした。
233:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:45 JSODd4LK
7
小さい頃から一緒に暮らしてきた妹なのに、何を動揺する必要があるのか。
そう叱咤するものの、その妹に自分は、家族では到底持ち得ない感情を抱いているのだ。
気持ちを落ちつかせようとすればするほど動揺し、顔が赤らむのを抑えられず、百合の視線を遮るように体ごと顔を逸らした。
「あ、ああ……ありがとな……」
生半可な返答しか出来ない。
「お兄ちゃん……?」
怪訝そうな声がした。百合がするりと目の前に回りこんでくる。まだ、頬の熱が引かない。俺はさらに百合へ背を向けた。
「ちょっとー嬉しくないの?」
少し怒ったような様子が百合の声に見て取れる。先ほどの甘えるような百合の顔を俺は必死に追い出した。
234:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:46 JSODd4LK
8
口元に手を当てて向き直る。視線はまだ合わせられない。
朱に染まっているだろう頬を何とか隠しながら、俺は適当な言い訳を考えた。
「悪い。……何だかちょっと体がだるくて。ぼんやりした。ほんと悪い。迎えに来てくれてありがとな、百合」
そう言うと、百合は途端に心配そうな表情に変わった。
「風邪引き始めなんじゃないの? 早く帰ってあったまろ。ね、お兄ちゃん」
袖を引きながら百合が促す。俺はああと答え、百合に引かれるまま駅を後にした。
235:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:46 JSODd4LK
9
「……で? 何でこういう状況になるんだ?」
百合が横で誤魔化す様に笑う。
家に向かうまでの帰り道。雨は相変わらず激しく振り続いている。
俺達は何故か一つの傘の中にいた。
普通迎えに来る時は俺の分の傘も持ってくるはずではないだろうか。
それなのに小さい傘の中で、俺達は二人身を寄せ合うようにして歩いていた。
百合が駅まで迎えに来てくれたおかげで俺は濡れずに帰れるはずだったのだが、
一つの傘に二人なんて只でさえいっぱいいっぱいなのに、でかい図体の俺と百合では明らかに定員オーバーだ。
「えーっと……それは~」
傘から落ちる水滴が百合の肩を濡らした。俺は百合を覆うように傘をずらす。
もちろん自分の片側半分はずぶ濡れだ。
236:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:49 JSODd4LK
今日はここまでです。オオオ……半端な所でスンマソ
また書きに来ます。
文士様方ガンガッテ下さい!
(;´Д`)ハァハァ しながらまってます。
237:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/11 20:04 5a5xuiXe
久しぶりに来てみたら皆さん来てますね。すばらしいSSがいっぱいで最高です。
ところで161さん。私、こういう何気ないシチュから始まる話って非常に好きです。
私もこういう方向で色々とSSを書いてるつもりなんですが、どうもうまくいかなくて‥‥・゚・(ノД`)・゚・。
期待してますんで、続き待ってます。
238:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:14 ewVxGuPH
なんかバタバタしましたが今日は大丈夫そうです。
>>-235
続きキタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━!!!!
ふぉぉおおおお(萌えている。
ここからどうなってああなったりこうなったり組んずほぐれつなのか!!(?
>>208から
キョウキタオキャクサンハラッキーネ
239:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:16 ewVxGuPH
康太:
「キョウちゃん…」
それは、鏡子の昔の呼び方。
「コウ兄…」
それは、俺の昔の呼び方。
つい最近まで離れつつあると思っていた二人の心は、
実はこんなに近くにあったんだ。
あの日のまま…
240:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:19 ewVxGuPH
鏡子:
「コウ兄…
私、痛うなんてないよ…
だから、遠慮なんて… せんでいいから…
おもいっきり…
きゃ… あぁ… そ…う…」
「キョウちゃん…
大好きだ…
俺、ホントに… 好きになってた…」
241:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:20 ewVxGuPH
「それ、前はそうでもなかった… って聞こえる…」
「いや… そういう意味では、けっして…
その… 兄妹として好きだったのが…
発展したというか… なんと言うか…」
「…うん、わかるよ。
…私もちょっと前までは…
こんな事されたら、張り倒しとったかもしれん…
でもね、今は… 本当に嬉しい…
それは、ずっとこんな風になりたいって思う心があったから…
今も… ずっと…コウ兄とこうしてたいって… 思う、から…」
242:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:22 ewVxGuPH
康太:
そう、鏡子がどんどん大人びていって…
俺も、少しずつ疎遠になっていっていた。
しかし心では、ずっと幼い時のように…
いやそれ以上に、互いを求めていたのかもしれない。
本当は兄妹ではしてはいけない関係。
でも、大人になって、
大人になりつつある心と体で、それに気付いてしまえば
もう、止める術なんか無い。
243:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:25 ewVxGuPH
もっと近づきたい。
触れあいたい。 わかりたい。
そう思う心…と、
純粋な本能。
生殖して、遺伝子を、子孫を残そうというプログラム。
もしかしたら… 俺達はそこに少しだけ欠陥があるのかもしれない。
同じ親の元に生まれた兄妹同士には、本来それは働かないからだ。
でも俺達は惹かれ合い、好き合い、愛し合ってしまう。
それは、人間だから…
人間であるから、なのかもしれない…
なんてことを考えてしまうのは… 暴発防止であるのは秘密だ。
244:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 02:27 T/jU3LJo
245:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:28 ewVxGuPH
鏡子:
昨日は… 痛みと、なんだかようわからん感じしか、せんかったけど…
今は… そう、快感が… 奔る…
大好きなコウ兄と… こんなトコロで…
でも、それもちょっとだけ忘れられる…
だって… いま、私は… この世で一番大好きな人と… 愛し合ってる…
それは… 誰にも曲げられない真実…
目の前で起こっている事実…だから…
246:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:30 ewVxGuPH
康太:
目の前にある鏡子の顔は… 本当に、幸せそうで…
俺の中にも愛しさが溢れて… それを、もっと表現したくなる。
「やぁ… 胸、は…」
「ココも… 気持ちよくしてやるよ…」
「ひぃう… 噛んだら… 痛い…」
「……このぐらいならいいか?」
「…う、 …うん。」
247:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:32 ewVxGuPH
「ココも… 気持ちいいんだぞ…」
「ダメ… 今そんなトコ触られたら…
おかしくなっちゃ…」
その声を無視して… キョウちゃんが、俺と繋がっている部分へ
指を伸ばして、親指で押すようにする。
「い… はぁ… あ…」
瞬間、キョウちゃんの体が震えた。 刺激に、快感に…
「……気持ちよかったろ?
お前が気持ちよかったら、俺も気持ちよくなれるんだよ。」
「コウ兄も… 気持ちいい…?」
「ほら… 今度は自分で…」
キョウちゃんの手を持って、導かせる。
248:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:34 ewVxGuPH
鏡子:
そこは…まるで私のアソコじゃないみたいに…
濡れて… 拡がって… 熱かった…
「これは… コウ兄の、で…
ドコ… 触れば…?」
「ココだよ。」
指が触れた瞬間に、ソコから電流みたいな刺激が体を奔る。
その刺激は、少し引くと…快感であることがわかった。
「あ… コ、コ…?」
そこは、おしっこが出る穴の少し上…
ちょっと膨らんだでっぱり…
コウ兄の… オチンチンに押されて出てきたみたいに… 大きくなっとって…
249:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:38 ewVxGuPH
「クリトリス…
男はオチンチンになるけど…
女は芽のまま残る…
でも、神経は通ってるから…」
「あ… きゃ…」
恐る恐る、そして徐々に力を込めて、ソコを撫で始める。
「敏感だけど… 気持ちいいだろ?」
「う…ん…」
気持ちいい…
コウ兄のオチンチンと、私が触るトコロからの刺激で…溶けちゃいそう…
それに、私が気持ちよかったら… コウ兄も、気持ちいいん…?
だったら…
250:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:42 ewVxGuPH
康太:
「ね…
コウ兄は… 気持ちいい?
私… 気持ちいいよ…」
「ああ… 気持ちいいよ…
キョウちゃん…」
キョウちゃんの体が快感で震えると、膣内も締まって… とても気持ちよかった。
「だったら… もっと、気持ちようして…
コウ兄も… 触ってよ…」
「……じゃあ、キョウちゃんはそのまま触ってて…」
「ん… ん…」
そのままキョウちゃんは素直に肉芽を弄り続ける。
251:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:48 ewVxGuPH
そして俺は、指をキョウちゃんが弄るクリトリスにではなく
俺の肉棒が刺さったままの膣に差し込んだ。
「や… あ…
コレ、は… 指…?
ふぁ… 掻き回され……」
「手を休めずに… ほら…」
キョウちゃんのクリトリスを軽く触ってやる。
「きゃ、ふ… うん…」
252:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:52 ewVxGuPH
鏡子:
コウ兄のオチンチンと指が刺さったまま、
私も自分のアソコを触り続け、快感を得ていく。
「ほらもっと…」
「ん……」
コウ兄が腰を動かすたびに快感が奔り、私も指を動かすたびに快感が奔る。
……いやらしい水音が響く。
でも、たまらなく気持ちがいい。
コウ兄も… 気持ちいいんよね…
……嬉しい。
253:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 02:53 T/jU3LJo
254:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:55 ewVxGuPH
康太:
「ダ… メ… コウ兄…
キス、して…」
「ん……」
二人の切ない吐息が重なり、さらに想いが増していく。
「コウ兄… コウ兄ぃ…」
俺を呼ぶ、妹の、鏡子の、キョウちゃんの声…
「キョウちゃん…」
俺も、応えていく。
255:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:58 ewVxGuPH
深く抱き合い、 唇を合わせ、
粘膜同士を激しく擦り合わせる。
脳が痺れ、一つの事に… 意識が集中していく…
「コウ兄… 今日は… 大丈夫だから…
……中、に……」
「……わかった。」
「うん…… ん……」
256:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:59 ewVxGuPH
鏡子:
コウ兄…
コウ兄…
コウ兄…
257:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:00 ewVxGuPH
康太:
キョウちゃん…
キョウちゃん…
キョウちゃん…
そして、 爆発する感覚。 体がこわばり、 何も考えられなくなる…
258:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:02 ewVxGuPH
鏡子:
コウ兄の体が震えて、 アソコが熱うなった、と思った瞬間…
快感の、イってしまう波が来た。
「きゅうぅ…」
……注ぎ込まれる感覚に、飲み込まれてしまう。
259:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:03 ewVxGuPH
少し、意識を失っとったみたい。
でも、コウ兄が隣におるから大丈夫。
コウ兄の胸ん中で、寄り添っとれば…
260:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:05 ewVxGuPH
とぅるるるるるん とぅるるるるるん
いきなり備え付けの電話が鳴った。
コウ兄が受話器を取る。
「もう、時間だってさ。」
「え…?
もうちょっと…こうしてたい。」
「……時間制限があるんだよ。ここは。」
「うぅ…」
気怠い体を動かして帰り支度をする。
コウ兄の… 中出しされたけど… 大丈夫よね…
一応ちゃんと拭いてからパンツを履く。
261:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:08 ewVxGuPH
康太:
帰りの電車の中。
よほど眠かったのか、俺にもたれ掛かり眠る鏡子。
そのまま胸を貸し、頭を撫でてやる。
「……。」
何を夢見ているのだろうか。
俺の、事だろうか。
……変な事してなきゃいいが。お互いに。
262:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:10 ewVxGuPH
駅に着いても寝ぼけ眼だったので仕方なく背に負ぶってやる。
軽い、でも確かな重さの体。
微かに耳元に感じる寝息。
そういえば、こんな風に負ぶってやって帰ったことが…
…無かったな。
怪我とかしても、ちゃんと歩いて帰ってた。うん。
263:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:12 ewVxGuPH
鏡子:
「う~~。
家…着いたん?」
「起きたか?
風呂、どうする?」
「……もう、入ったから……
ええわ。」
「じゃあ、もう寝るか?」
「……うん。」
264:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 03:15 T/jU3LJo
265:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:15 ewVxGuPH
「あ、ちょっと待って… トイレ。」
トイレの前で降ろして貰う。
実は、コウ兄の精液が… 中から染み出してきてた。
パンツに染み付く前でよかった…
掻き出して、ビデで洗う。
ふうぅ…
あのまま寝てたら…危なかったわ。
そんまま着替えもせんと布団に横になる。
あっという間に意識がのうなった(無くなった)。
266:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:18 ewVxGuPH
あ……
コウ兄。
添い寝、してくれてたん。
……いや、コウ兄が寝付けれんのんかな。
とにかく、横におってくれる。
嬉しい…… ずっと…… 一緒、で……
267:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:20 ewVxGuPH
続く。
これにてえちシーン終了で次回最終回。
PC・Drinker㌧度々の支援乙です。
名前決まりましたか?
268:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 03:28 T/jU3LJo
>>267
今までの方法に従って“広樹&由貴”なんて希望
してみたりする…。
それにしてもクリトリスの描写が実にゑ呂ヰですな…(;´Д`)ハァハァ
269:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:42 +m3/AuJe
こんばんは。
文士様方のSS読んでいたらするすると書けたのでうpしにきますた。
いや自分のはエロまでまだ遠い道のりなのですが。
レスアリガトンです。ガンガリマス。
270:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:45 +m3/AuJe
>>235
10
俺は肩を竦めた。百合へ問い質すように訊ねて見る。
「大体、傘一つしか持ってきてないって意味無くない? 迎えに来るのに傘忘れるか、普通。何かのついでに寄っただけとかなんじゃないのか?」
百合が何回も目を瞬かせた。この癖が出るときは、何か隠し事がある時だと、昔から決まっている。
「そ、そんなの仕方ないじゃない。忘れちゃったんだもん。迎えに来たに決まってるでしょ! こんな優しい妹を疑うなんてお兄ちゃんひどいっ」
冗談っぽく言い愛想笑いを浮かべる百合へ、俺は訝しげな視線を送った。
「ほんとかよ。……まあ、来てくれたのは助かったけど―」
「でしょ? でしょ?! あ、お兄ちゃん肩びっしょりじゃない。なんで傘に入れないのよ。もっとこっち寄って。濡れちゃうでしょ、ほらぁ!」
俺の言葉を遮り、話題を変えるように百合が騒いだ。
271:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:46 +m3/AuJe
11
確かにこれ以上ないほど肩は濡れている。
だからこそ、俺が今更傘に入ったとしても、すでに意味はない。
そう言おうとした時、百合にぎゅっと引き寄せられた。腕と体が密着する。
服越しだというのに、百合の体温が妙にリアルに感じられ、そんな小さな刺激に鼓動が速まった。
心臓が高鳴る。息が苦しい。離れたいのに、離れ難い。
……このままずっと百合に触れていたい。
そんなことを考え始めた自分に気づき、俺は慌てた。
今日の俺は少しどうかしているようだ。神経が過敏すぎじゃないか。
百合に対して、こんなにも意識してしまうなんて。
百合も俺も普段と何も変わってなどいないんだ。
272:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:48 +m3/AuJe
12
……変わらない?
いや、違う。何かが、違う。
違うと感じるのに、何が違うのか明確に答えられない。そんなももどかしさに苛ついた。
強いて言うのなら―どこかで歯車がずれたような―とでも言うのか、そんな違和感を俺は感じていた。
兄失格だな―そうも考え、苦笑を漏らした。
俺は何を今更言っているんだと思う。
とっくの昔に兄として百合を見たことなどないくせに。
百合を見る目に家族のそれとは全く違う欲望を宿しているくせに。
妹である彼女を、女としてこんなにも意識して、夜毎汚しているくせに。
そうだ。俺は日毎ふくらむ欲望の全てを、想像した百合へ向けて吐き出している。
これ以上最低な兄もないだろう。
このことだけは百合には知られてはならなかった。
叶えられることのない気持ちなど無いも同じなのだから。
心の中に押し留めて、蓋をすればいいだけだ。
そうすれば、兄として百合の側にいることだけは出来るだろう―?
273:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:51 +m3/AuJe
13
「お兄ちゃん……?」
百合の歩みが止まった。考え込んだ俺を不審に思ったのだろう。
雨の中立ちすくんだ俺達に人々がちらりと視線を投げてくるが、次の瞬間興味を失ったように通りすぎていく。
寄り添うような俺達二人の姿は恋人同士にでも見えるのだろうか。
見えるかもしれない。だがそれも、俺の儚い願いの幻だ。夢だ。そんな日は永遠に来るはずも無い。
俺はさりげなく百合から離れると、傘を百合の方へ傾けた。
「いいよ。今更だし。俺はいいから。おまえが濡れなければいいから、差しとけ」
274:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:51 +m3/AuJe
14
そう言って、笑んだ。百合がきょとんとした顔をする。
そのあと、俺に向いていた百合の顔はふいと逸らされた。
百合は何も返してこなかった。
俺はいささか面食らった。百合らしくない態度に、続けようとした言葉を飲みこんでしまう。
いつもの百合ならここで軽口を叩くはずだろうに。
ラッキーとか優しすぎて気持ち悪いとか、言いたい放題だと思った俺の予想は思いきり外れで。
そして俺は、急に不安になった。何か悪いことでも言ってしまったのだろうか。そんな不安感に襲われた。
「……どうした?」
わずかに震えた語尾は雨の音が消していた。
275:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:56 +m3/AuJe
15
おずおずと百合が見上げてくる。この瞳に俺は弱いんだ。
百合が眩しくて、俺は視線を少しずらした。
「お……兄ちゃんてさ。そんなんだから誤解されるんだよ」
「はぁ?」
言われた言葉が予想もしない言葉だったので、素っ頓狂な返答をしてしまった。
百合の話の飛躍についていけない。
一体俺が何に誤解されたと言うのだろう。
「この間だって、家の前に女の人が来てたじゃない。お兄ちゃんは、普通に優しくしただけでも、相手はそうは思わないんだよ。自分だけに優しくしてくれたって思うんじゃない」
話の糸口が見えなくて、俺は何も言い返せず沈黙してしまう。
276:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:57 +m3/AuJe
16
「お兄ちゃん、それなりにかっこいいんだし、もっとクールにならなきゃだめ。じゃなきゃまた変な人に絡まれるよ」
「……なあ、百合。俺、全然話が見えないんだけど」
むきになった百合がさらに言い募る。
「だから! ……誰にでも優しくしないでって言ってるの!」
「えーと……。それは百合にもってことなのか?」
「わたしには優しくていいの!」
「何だよ、じゃあ別にいいじゃないか。わかんない奴だな。それに別に優しいからおまえに傘させって言ったわけじゃないぞ。百合に風邪を引かれると、俺が色々面倒だからだ」
277:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:57 +m3/AuJe
17
百合の頬が思いきりふくれた。その姿があんまり幼くて可愛いので、口の端が思わず緩んだ。
「……お兄ちゃんって本当は優しくないよね」
「よくわかってるじゃないか。ほら行くぞ。さすがに俺も冷えてきたからな」
そうして歩き始めた百合へ近づきすぎないように、俺も並んだ。
先ほどの会話が妙に引っかかったが、意味などない内容だし、俺は記憶に留めず流すことにした。
そうして俺達は交差点に差しかかった。百合はあれからあまり話し掛けてこない。
沈黙は気になったが、あえて問いたいとも思わなかった。
百合に対する気持ちが揺れ始めたことで自分自身が精一杯だったのだ。
雨の音は思考をかき乱すように辺りへ強く響き渡る。
考え事に耽っていたせいで、雨に混じった音に気づくのが遅れた。
間近に迫った一台の車。激しい勢いで迫ってくる。
気づいたときには避ける余裕さえなかった。
とっさに俺は百合をかかえこんで、抱きしめていた。
278:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 18:00 +m3/AuJe
今日はここまでっす。
エロ無くてスマソ。
もうしばらく見守って貰えたら嬉しいです。
279:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/12 18:45 Q+I/K1DM
>>278キタ━ヽ(゜∀゜)ノ━( ゜∀)ノ━( ゜)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゜ )━ヽ(∀゜ )ノ━ヽ(゜∀゜)ノ ━!!
女って・・・・みんな同じこと言うんだなぁ(;´Д`)
280:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 18:46 MUZAub2h
>>278
うあー…
何気なさそうな日常描写とふとしたきっかけで転がり落ちるように進んでいく兄妹の想い…
堪りませぬ…(;´Д`)ハァハァ
ただこのスレは一番辛い掟、
『3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァさせましょう。』があり、
裏ルールとして『щ(゚Д゚щ)生殺し上等!!』があるので。それだけ。
281:木田白竜 ◆ikBEci4gFo
04/03/12 21:25 FqFe95qw
>280
>『3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァさせましょう。』があり、
あ゜。そんなんあったんですね……見落としてました_| ̄|○
今更コテハン名乗るのも恥ずかしい上に続き出来てません……誠に申し訳なく。
282:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:42 t8VVEYW0
はぁ‥‥やっと続きができた‥‥
>>278
私なんかエロなし投下はしょっちゅうですよ。でも161さんのは内容がいいんでエロなしでも心配ないです。
それに、ここの住人さんたちはこういう前振りも割と好きそうですので大丈夫でしょう。
勿論、私もこんな感じで始まる話って好きですよ。
ということで>>141からの続き、投下します。
283:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:43 t8VVEYW0
嬉しい‥‥兄貴が喜んでくれるなら、あたしはどんなコトでもしてあげたい。
だけど、この後どうしたらいいの? 兄貴を胸に挟んだまではいいけれど‥‥勉強不足(?)なあたしにはわからない。
「ねぇ‥‥このあと、どうしたらいい‥‥?」
「‥‥お前‥‥本当にわかんないでやってたのか?」
呆れたような口調の兄貴。だってしょうがないじゃない‥‥顔が真っ赤になってくる。
「だって‥‥だって、あたし‥‥エッチするの、兄貴が初めて‥‥なんだもん‥‥」
「そっか‥‥そうだよな。だったら、エミの好きなようにしてみな」
そう言われたって‥‥とりあえず、自分でよせた胸を揺すって兄貴をこすってみる。
すると兄貴のアレはまるで、毒蛇の頭みたいに胸の谷間から出たり入ったりを繰り返している。
さっき見た時はグロテスクに思えたけど、ピクピク動く姿がなんかかわいらしい。こんなので、気持ちいいのかな‥‥
「兄貴、気持ち‥‥いい?」
284:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:46 B56sth7L
「ああ、気持ちいいよ。柔らかくて、あったかくて‥‥すごく、いい」
兄貴の先っちょから、ジワリと透明な何かがしみ出してきている。それを指でなぞると、ヌルヌルとしている。
それを毒蛇の頭に塗り付けてこね回すと、さらにヌルヌルが滲みだしてきた。
‥‥あたしのアソコから溢れてるモノと同じなのかな‥‥どんな‥‥味がするんだろ‥‥
兄貴を胸の谷間にはさんだまま、毒蛇の頭に舌を伸ばしてくすぐってみた。
チョンと触れた瞬間、兄貴の腰がビクンと小さく跳ねる。舌に伝わる味は‥‥あまりいいものじゃない。
でも、ヌルヌルとしたその舌触りがあたしをもっとやらしくさせる。
さらに兄貴を舐め、こすり続けると徐々に反応が出てくる。ビクッ、ビクッと塊の脈打つ間隔が短くなってきた。
「おい、もういいよ。これ以上すると‥‥イッちまうよ」
‥‥見たい。兄貴のイク瞬間をあたしに見せて‥‥そう念じて毒蛇の頭をチロリと舐めた瞬間、いきなり来た。
「待て! よせって‥‥ぐっ!‥‥あっ!」
285:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:46 B56sth7L
呻きをあげ、激しく二度、三度と跳ね上がる兄貴の腰。先端から勢いよく何かが吐き出される。
ビックリして逃げたけど、口元と胸に熱い液体が飛んできた‥‥これが兄貴の‥‥
「バカ!‥‥何してんだ‥‥!」
ベッドから飛び出し、何かを捜しだす兄貴。あたしは浴びせられたネバついたものを手に掬い、ジッと見つめる。
そして‥‥舐めてみる‥‥ドロドロした栗の花のような臭いのそれは、苦くて、ヘンな味‥‥
「そんなモン、舐めなくていい!」
わしづかみにしたティッシュであたしの口元を、手を、体についた精液をキレイに拭っていく。
次にウェットティッシュで丁寧に、磨くように拭いてくれる。ひんやりした感じが火照った体に心地いい。
286:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:48 B56sth7L
あたしを拭き終わった兄貴は、そっとあたしをベッドに押し倒して上から目を覗き込む。
「エミ‥‥そんなコトまでしなくたっていいんだぞ」
「だって‥‥あたし、兄貴に気持ち良くなって欲しくて‥‥全部欲しくて‥‥だから‥‥嫌いにならないで‥‥」
自分でも何を言ってるのかわからなくなってきた‥‥やだ‥‥また涙が溢れてくる‥‥
兄貴はあたしの涙をそっと舐め、軽く唇を重ねてくる。
「さっきも言ったろ? 嫌いになんかならないって‥‥ちゃんと傍にいるから‥‥ほら、俺の上においで」
そう言って兄貴は横に寝そべり、あたしは兄貴の体の上に乗ってピッタリとしがみつく。
「大きくなってもやっぱり甘えんぼだな、エミは‥‥ホントはずっと、こんな風に甘えて欲しかったんだ」
287:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:50 B56sth7L
「‥‥ねぇ、兄貴‥‥いつから、あたしの事‥‥好きになったの?」
ベッドの上で『男』と『女』が交わす会話‥‥『ピロートーク』って言うんだっけ?
兄貴と普段はバカな会話はしていても、裸で抱き合ってこんな話をする時が来るなんて‥‥思ってもみなかった。
「‥‥高三の時さ、俺、膝の手術で入院したろ? その時、毎日ランドセルしょったまま
見舞いに来てくれたよな。俺の事を心配してくれてるんだなって思って‥‥すごい嬉しかったんだよ」
小学校の帰り。真っ直ぐにバスに乗って、兄貴の元に向かっていった‥‥心配だったから。
「その頃から‥‥なの?」
「さあ‥‥でも、あの頃は単にカワイイ妹としか思ってなかったけど、中学に入った頃からエミが
どんどんキレイになって、あんまり話もしなくなって、俺から離れていって‥‥なんか寂しかったな‥‥」
288:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:52 B56sth7L
ちょうどその頃からあたしは急に背が伸び、胸も膨らんできて『女』の体つきになっていった。
友達なんかは羨ましがってたけど、あたしはむしろ憂鬱だった。
成長するにつれ、男子の目が徐々にあたしに注がれるようになってきて‥‥正確に言えば、あたしの体に。
なんか品定めされるような視線がイヤだった。そのいやらしく絡み付くような視線がイヤだった。
もしかしたら男ってみんなそうなのかも‥‥そう思ってしまったら、兄貴とも顔を合わせられなくなっていた。
兄貴のコトを『お兄ちゃん』と呼ばなくなって、避けていったのもそのせい‥‥
そして、わざと女らしくない『ガサツな女』を演じて、女らしさを隠すようになっていた。でも、本当は‥‥
兄貴の頬にそっとキスをして、ずっと言えなかった思いを耳元にそっと囁く。
「あたし、ホントは兄貴に甘えたかった‥‥だけど、どんどんデカくなってって
‥‥いつの間にか甘えられなくなっちゃって‥‥あたしだって、ホントは寂しかった‥‥」
289:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:53 B56sth7L
「エミ、もう我慢なんかしなくたっていいんだぞ‥‥」
でも、あたしみたいな柄の悪いデカイ女が甘えるなんて、変だよね‥‥ちっともカワイクないあたしなんかが‥‥
そう言うと兄貴は髪を、背中を柔らかくそっと撫でてくれる。
「そんなコトないって‥‥俺は、エミが一番可愛いって思ってるよ‥‥好きだよ、エミ‥‥」
「ありがとう、兄貴‥‥あたしも好き‥‥大好き‥‥」
あたし達の唇が見えない力で引き寄せられ、重ねられて一つになる。
ベッドの上で裸で抱き合い、裸の言葉で語り合い‥‥あたし達の思いが繋がっているのが何より嬉しい‥‥
もうあたし達が『兄妹』だなんてコトはどうでもいい。お互いが『好き』という気持ち。それだけが真実。
ずっと、ずっとこうしていたい‥‥肌が、唇が重なり合ったまま時が止まってしまえばいい。
‥‥そして、いつの間にかあたしは兄貴の下に組み敷かれていた。
290:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:55 B56sth7L
本日は以上です。
この先どうなるか、まだ考えてません(w
291:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 23:08 MUZAub2h
パイズリ顔射
キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
キタ━ へ ) ━ ( ノ━ ( )ノ━ ( ) ━ へ )━ へ ) ━ へ ) ━!!
キタ━ > ━ > ━ < ━ < ━ < ━ > ━ > ━!!
292:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/13 01:19 /hKzhXVA
>>278 >>290
(_ _*)
⊂しーJ⊃ ・・・コンナ時ニ限ッテ出遅レルトハ・・・無念・・・
御二方GoodJobデス!
|
|д゚) >>280 貴重ナ妹三人トイウシチュエーシュンヲ
| 先取リシテオキナガラ、コンナニ待タセルナンテ…
| コレゾ生殺シ…ユックリ待タセテモライマス…
|
|
293:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:55 DFv0C80J
というわけで深夜のSS配達人(?)孕ageがお届けする最終回分です。
いや~今まで集中連載してた分ちゃんと楽しんで貰えてたかどうか…
特にまだ続き書いてる方々にとってはスレが急速進行してしまって…
へんなプレッシャーかけてごめんなさいm(_ _)m
しかもえちシーン終わって後はオチつけるためだけの文だし…
とにかく、>>266から
294:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:56 DFv0C80J
康太:
次の日の朝食の時、鏡子が聞いてきた。
「なんで… 昨日は… あんな事したん?
ホントに、急にしとうなった… だけ?」
「……。」
「別にね… コウ兄がええんだったら…
それで… いいんだけどね…
でも… コウ兄が言う(ゆう)とった…
『お互いの意志』ってのが… 気になって…」
295:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:58 DFv0C80J
「やっぱり、ああいう事は…
二人共… 納得して、した方がええんよね…
どっちかだけが… よかったら…
それで、いい… なんてのは… たぶん、身勝手…なんよね…
私の… コウ兄が良ければ… なんてのは… そうなんよね…」
……もじもじと不安げに呟く鏡子。
俺は近寄って、何も言わずにその頭を撫でてやる。
296:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:00 DFv0C80J
「鏡子は… 偉いな。 でも鏡子は悪くないよ。
悪いのは…たぶん、俺の方だ。
…俺は、試してたんだ。
あそこで… お前が俺に付いてくるか…
もし、鏡子が付いてこれたら… 愛してやろう…って…」
「……もし、付いてこんかったら…?」
「……この家を出る気だった。
そんな中途半端な気分で、いつまでも一緒にはいられないからな。」
297:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:02 DFv0C80J
「…コウ兄、そうだったん…
なら、私は付いてって…正解だったんやね。」
「……でも、それこそ身勝手だよな。
一方の勝手な思いで相手をどうこうするなんて…」
「ううん… いいの。
そういうのが… 『恋愛』って言うと思うから…」
「鏡子……」
優しく、抱きしめながら… 愛を込めて鏡子を撫でる。
298:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:04 DFv0C80J
「……私は、コウ兄とずっと、いつまでも一緒でいたいから……
だから… コウ兄は… 一緒におってくれる…?」
「ああ… ずっと、いてやるよ。」
「嬉しい…」
「でも…」
「ん?」
「『したい』時は… ちゃんと言おうね…」
「……ああ。 イヤだったら、断ってもいいんだぞ。」
「……うん。」
そう言った鏡子の顔は、とても嬉しそうで…
まるで望みを叶えて貰った子供のようだった。
299:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:07 DFv0C80J
康太:
その日をきっかけに俺達は肉欲の日々を過ごし始めた。
少しでも長く、一緒にいる間はお互い重なり合い、交わった。
側にいるだけでもそれはそれでよかったが、
俺も、鏡子も、どちらからとも求めあっていた。
前よりさらに、お互いの心を確かめ合うためにも……
それは、幸せな時間で… こんな幸せな兄妹、他にはいないとさえ思っていた。
しかしそんなある日、鏡子が血相を変えて俺にすがりついてきた。
300:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:08 DFv0C80J
鏡子:
「コウ兄…!
どうしよ… どうしたら…!!」
「なんだよ、どうしたんだよ。」
「……生理が、来んのよ。
妊娠したんかも……!」
それは、未知の恐怖だった。
妊娠したとすれば、それは間違いなくコウ兄の子供だから…!
301:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:10 DFv0C80J
康太:
いきなりの告白は俺にとっても鏡子にとっても衝撃的だった。
鏡子もかなり落ち着きがなかったが、俺も頭が混乱してしまう。
「そ、そんな…!」
「私… まだ産めんよ…
学校もまだ卒業しとらんし…
でも… 堕ろすなんて絶対出来んし…
どうしよ…! どうしたらいいん!?」
「と、とにかく落ち着け。落ち着けよな。」
そう言いつつ俺もうろうろする動きが止められない。
なんせ原因は俺にあるような物だし、
世間からも孕んだ方より孕ませた方が重罪と思われるだろうし…
とにかくすぐに薬局で妊娠検査薬を買い、審判を待つことにした。
302:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/14 02:14 0vWtFeR+
303:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:19 DFv0C80J
鏡子:
結果は……
シロだった。
304:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:20 DFv0C80J
「へ…!?」
「……これの結果だと、私、妊娠しとらんみたいよ。」
「でも、生理来てないんだろ?」
「うん。
でも来てないって事は… そうなんかもしれんし…」
「……ど、どうなってるんだ!?」
その後、病院で検査しても妊娠はしとらんかったみたい。
ただの生理不順。
診断の結果はそれだった。
若い女性でも、睡眠不足や疲労などで起こるらしい。
(お腹を揉んで…子宮マッサージ、ってのをしたらすぐに生理が来たし。)
でも、どちらにしても思い当たる節があるから…
305:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:21 DFv0C80J
康太:
それから、SEXは少し控えるようにした。
いつかの為に、今我慢する。
何かの標語みたいだがずしりとくる。
今はまだ、そうさせるわけにはいかない。
まだ、まだ早いのだ。
俺も、鏡子も、まだまだ子供だったのだ。
306:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:24 DFv0C80J
鏡子:
そしてあれから、一つ出費が増えた。
コンドーム。
頻度が多いと馬鹿にならないから、私からも控えるようにはした。
でも、寝るときはいつも一緒。
横に、おるだけで、満足する。 満足させる。
キスしたり、抱き合ったり、胸を揉まれたりするけど、
それだけで、済ませる。
コウ兄は… ちょっと、辛そうだけど…
「いつか… いつか、ね。」
「キョウちゃん…」
「大好きだよ… コウ兄…」
今日もそう言って眠る。
終わり
307:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:30 DFv0C80J
あ~終わった終わった。
さて、これでゆっくり…
なに…次回作…?
わかってますよ…書きますよ…それがSS師の宿命ですからね!!(なにヤケになってんだか
あ、後日今回のをZIP化して纏め上げするんで。
308:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/14 02:31 w+1/Tfon
深夜のSS配達人GJ!!
309:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/14 02:33 0vWtFeR+
/''⌒\ +
,,..' -‐==''"フ + . .*
゜(n‘∀‘)η .+ 完結編キタ-
. ( ノ
. (_)_)
お疲れ様でした。
さぁ次回作はもちろん“妹攻め”ですよね?
期待してますよ。
310:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/14 14:17 ga/IXi5K
長い間ご愛読ありがとうございました。
孕age先生の次回作にご期待ください・・・・・・って
無限生殺しループ!?(;´Д`)ハァハァ
311:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:20 xVgl6PgY
孕ageさんお疲れ様でした。次回作も期待してます。
文士様方のSSに(;´Д`)ハァハァしすぎて中々進みません(w
細切れ投下でもめんなさい 。
では次から投下します。
312:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:21 xVgl6PgY
>>277
18
溜まった水で足がよろめく。塀に肩からぶつかった。百合の声にならない声が聞こえた気がする。飛んでいく傘が視界の端で見える。タイヤのスキール音が高い声で唸り、吼える。
せまる衝撃を予感し俺は身を固くした。抱きしめた腕に力が入る。
「百合―!」
息を殺して百合の名を呼んだ。
お兄ちゃん、とせっぱつまった百合の声が聞こえた瞬間、背中を襲ったのは冷たく派手な水しぶき。
俺が覚悟した衝撃は訪れず、背中を叩くのは冷たい雨ばかりだった。
固く瞑った瞼を開ける。
「お兄ちゃん……」
313:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:22 xVgl6PgY
19
震えながら百合が俺を呼んだ。見上げてくる瞳は潤んでいる。
「お兄ちゃん……」
唇を薄く開いたまま、腕の中の百合は俺を見つめる。離れる気配もなく百合は俺に抱かれたまま見つめるだけだ。
俺の中で熱が生まれる。
体を冷やす雨の冷たさと反比例するように、それは急速に上昇していた。
降りかかる雨も蒸発しそうな熱さに目眩がする。
314:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:23 xVgl6PgY
20
大丈夫か、痛い所はないか、そう訊ねて抱きしめた腕を緩めればいいと思っているのに、百合を抱きしめた腕の力が緩まない。
自分の思考も肉体も、何かに突き動かされるように己の意思では動かなくなっていた。
「百合……」
縮まる二人の距離。唇まであと数センチの位置だ。
「お兄ちゃん……」
小さい声で百合が呟く。細くなる百合の瞳。そのまま、百合は瞳を閉じた。
315:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:28 xVgl6PgY
ここまででっす。次には最後まで投下したい……。
316:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/14 18:43 XHOhcFxu
おおお…
お兄ちゃんに急に抱きしめられてドキドキしてる百合タンが…(*´Д`)ハァハァ
リアルで見てれば支援しますんで。
317:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/14 21:32 f3UG03Gu
>>307 孕ageさま、完結お疲れさまでした。
お互い兄離れ、妹離れしなければと思いつつ結ばれてしまう二人‥‥いい雰囲気の話でした。
ただ、ちょっと苦言を呈すると、やっぱり改行多すぎる気がしました。話の雰囲気を醸し出すという点では
改行の効果は充分あったと私は思いますが、スレ上でうpする技法としては不向きなのかも知れません。
かといって、私みたいに詰め込んで書けばいいってモンでもないですし‥‥余計な事言って申し訳ないです。ごめんなさい。
>>315
日常でこんなシーンがあってもおかしくない話の流れがいいです。
続き、期待してます。
318:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:22 ZkAeOogo
(´д`)ノ 三文です。
みなさんの作品、全てスバラスィーです。
文士様方の脳下萌体の数だけ兄X妹の営みがある…いいですねえ。
前萌葉とかランゲルハンス萌でもいいか。
サンモンサン、イイカタガエロイヨ… (゜д゜)ノ(´д`)ゞ オヤジデスカラ… (笑
欲を言ますと、もっと住人さんレスしてあげてください。これ読んでる名無しさん、あなたです。
正当な評価ならば、批判も賛辞も全て文士は糧にするでしょう。
あとやっぱし…絵師殿もカマーンですね。
では続きと参りましょうか。>>194からです。
319:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:24 ZkAeOogo
軽く、腕に力を入れて妹を抱き直す。
「いっ…」
痛みはなおもそこに在り続けていた。それも現実。
「ケイ…」
「う、うん、あ…ふ…」
「一度…その、ぬ、抜くけど…いいか?」
「…えっ?」
「そ、その…抜くよ…」
「ど…うして?」
妹の瞳が、真っ直ぐに見つめている。
320:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:27 ZkAeOogo
「やめ…ちゃうの?私…我慢するよ…できるよ?」
「い、いや、その…」
兄が黙りこくる。
妹の薄い胸が、兄の胸を押し返している。
可愛い吐息が、兄の五感を撫でている。
ま…まずいよ。
繋がったまま抱くという行為が、これほど本能を高めるものだとは、
兄が知るはずもなかった。
初めてなのだから。
これが…好きな相手とエッチするって、こ、ことなんだよな…。
自分の身体の下で必死に耐えている妹が、ただ可愛かった。
自分の身体とは違う、柔らかなその姿、表情、そして…あたたかさ。
繋がった部分に、どんどん血が集まってゆく。
321:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:32 ZkAeOogo
「ケイ、このままだと…俺、すぐ、その、イ…
イッちゃいそうだから…」
「い、いっちゃうって…」
「つ、つまりその、また…
で、出そうなんだよ、もう…」
兄がそう言うと、妹は大きな目をまばたかせながら、言葉無く、じっと見つめた。
そしてこう問う。
「お…お兄ちゃん、…気持ち、いいの?」
「えっ?」
思わず聞き返してしまう兄。
322:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:35 ZkAeOogo
「私のなか…気持ちいい…の?」
ふう、ふう、と息をなおも吐きつつ、そう問う。
「あ、当たり前じゃないか…
ケ、ケイの中…すごく気持ち…いい…んだよ」
自分の言葉自体に刺激を受ける。
そう言葉にすることそのものが、快楽をさらに高めてしまう存在となる。
「…いいよ」
妹がポソリと言った。
「え、な…何がいいって?」
眉間に皺を寄せて、耐える兄。
「私の…中で出して…いいよ」
323:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:40 ZkAeOogo
「あうっ!」
声を出して耐える兄。妹の言葉に、ただ翻弄されるがままに。
「ダ、ダメだよケイ、それだけは…。
だって、さっき、あ、あんなに…俺のその…精液を、
きれいにしてあげようと、努力を…」
妹の膣壁は、先ほどから痛みに耐えるたび、ひく、ひくと波打ち、兄の分身を…
柔らかく包み込みながら、そのくせひどく、刺激し続けていた。
だから動かすことをせず、ただじっと埋没させているだけなのに。
このままだと、絶対に…中に出してしまう。
兄がそう確信する。
324:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:46 ZkAeOogo
「私…いいよ。お兄ちゃんの…せーえきだったら、
中に…出して欲しい…」
静かに、妹が呟いた。
「そ、それは無茶だよ…だいいち、
本当に"妊娠"でもしちゃったら…どうするんだよ?」
兄はその言葉に抵抗した。
こんな会話をしてる間に、すぐに抜いてしまえばいいんだ。
そんな考えも兄の脳裏を過ぎりはした。
けれど、背中に回された妹の腕の心地よい束縛感が、それを許さなかった。
妹が、これ程無いぐらいに、自分を受け入れている。
その麻薬のような、多幸感。
325:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:54 ZkAeOogo
「ニンシン…してもいい…」
「え、ええっ?」
驚きを隠せない兄。
「私、お、お兄ちゃんの赤ちゃんなら欲しい…。本気で今、そう…思うの。
いけないことなのは…解るよ。でも、今は…」
その気持ちは、何となく兄にも理解できた。
妹は今、ただ憧れの対象であった兄との、この行為を過ぎて、
更なる次の本能へと、心が向かっていたのだった。
「これが…オンナになるってこと、なの…かなあ…?
お…お兄ちゃんのが…おなかの中に入ってから…ずっとそんなことを…」
はふ、はふ、と、さらに浅い息に変わりかけていた。
痛みはずっと続いてるのだろう、きっと。
326:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:56 ZkAeOogo
「…」
兄が決心する。もう抜こう。
そして腕に力を込め、腰を大きく後退させる。
「あっ…お兄ちゃん、抜いちゃ、抜いちゃやだあ…」
「ダ、メだよ、ケイ、もう、これ以上は…」
そしてずるりと、兄の分身が、再び外気に触れた。
「あ…ぐっ!」
抜き出される痛みも、当然のように。
「はあ、はあ、はあ…ケイ、ごめんな、ごめん…」
兄はそう言って、腕を真っ直ぐにベッドに伸ばして、身体を妹から離した。
327:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:10 Rxe4Mv1e
「う…」
即座に妹は、自分の顔を手で覆った。
身体を離すことで、再び兄に自分の全身を見られることに、何故か恥ずかしさを感じたからだった。
そして兄が、自分と妹の、今まで繋がっていた陰部に目をやる。
「あっ!」
驚きを隠せなかった。両方とも、…血で汚れていたから。
さして多い量ではないものの、べっとりとした血が自分の屹立を染め、
さらに妹のクレバスからも、シーツの上に滴っていた。
愛液で多少なりとも色は薄まっているものの、その赤の色は痛々しさをよけいに感じさせる。
「ケ、ケイっ!」
血のせいで、兄の心臓がキュウと鳴る。こればかりは男の宿命。
「お、俺…なんてひどいことを…」
傍らのティッシュを数枚抜き取り、自分のは放っておいて、妹の陰部に当ててやる。
そしてゆっくりと、血がじわじわと、それに染みこんでゆく。
328:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:13 Rxe4Mv1e
「…」
妹は、黙ってされるがままでいた。兄の手が、太腿を少し広げても、ただそのままで。
兄がその血を、丁寧に拭い取ってゆく。
「ケイ、痛いか…?」
「…」
ただ胸が上下している。
「ケイってば…」
「ううん…」
妹が応えた。顔を覆う手もどける。
「おなかがじんじんしてるけど…もう大丈夫…」
「そ、そうか…」
そしてまた一枚。
妹が、ゆっくりと身体を起こす。自分から、さらに足を大きく広げる。
血は、もう止まりかけていた。
329:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:15 Rxe4Mv1e
「お兄ちゃん…」
妹が口を開く。
「あ、ああ。本当に…もう痛くないか?」
「本当に…大丈夫だよ。それより…」
妹の視線は、今度は兄の屹立へ。
「お兄ちゃんのは、私がきれいに…してあげるね」
「へ?」
意外な言葉に、兄は間抜けな言葉を返す。
妹もティッシュを手に取る。そしてゆっくりと身体を兄に寄せ、屹立へと。
「あ、ケ、ケイ、それは…」
兄の言葉を聞かず、妹の両手が竿の部分を包む。愛おしそうに。
そして、優しく拭き取る。
自分の血を。
330:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:18 Rxe4Mv1e
「…お兄ちゃん、ごめんね。こんなに汚しちゃって…」
妹がそう呟く寸前まで、その手を制止しようと、兄は思っていた。
けれど、任せることにする。
妹の手が、これもまた、心地良かったから。
「…ケイの、血が…汚いわけないよ…」
固く反り返ったままのその根本を包み込み、もう片方の手で、丁寧に拭いてゆく。
あ、ちょっと…気持ち良いな…。
「ふ…」
思わずそんな声も漏れ出てしまう。
331:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:21 Rxe4Mv1e
「お兄ちゃん…」
「ん…」
「このまま…手でこすってあげる…?」
「な、なんだって?」
またも、意外な妹の言葉。
「それとも、そ、その…口で…とか」
「え?えええ?」
じっと妹を見る兄。
対して妹は、ずっと屹立に目を伏せたまま。
「だって…お兄ちゃん、まだ…気持ち良くなって…ないもの」
恥ずかしそうに答えた。
332:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:23 Rxe4Mv1e
「だ、だからって、手とか、…口とかって…
どこで憶えてくるんだって…」
「…」
今度は答えない。
実際のところ、見た目ほど血はこびり付いてはいなかった。
すぐに拭き終え、妹はそのティッシュを丸めながら、続けた。
「じゃあ…もう一回…」
「え?」
「もう一回…い、入れても…いいよ…」
333:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:29 Rxe4Mv1e
「…」
黙って考える兄。
「お兄ちゃんが抜いたら…えへへ、あ、あんまり痛くなくなっちゃったから…」
…痛いはずだよ。
けれど妹は微笑みかけてくる。
ケイ…。
「…いいのかい?ケイ」
「うん…」
「ほんとうに…痛くない…?」
妹と向かい合って囁く。
334:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:32 Rxe4Mv1e
「あ…うんと…
や…やっぱり…ちょっと痛いかなあ…」
それでも微笑む。
「でも…お兄ちゃんを…もう一度…感じたいから…
もういっかい…がんばるから…」
俺だけじゃない。
ケイもまた、気持ち良くなりたくて…いるんだ。
「ケイ…?」
そしてまたキスを誘った。
「んむ…」
兄の唇に、応える。
335:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:33 Rxe4Mv1e
「じゃあ…そうする」
口を離してから兄が言った。
「うん…」
「今度は…できるだけ痛くしない…
ように、善処するから…な」
兄のその言葉に、妹がクスリと笑った。
「お…お願いします」
兄も笑った。
「あ、はは…」
「う、ふふ…」
336:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:49 Rxe4Mv1e
さてさて、今夜はこれにて 糸冬 です。
血に弱い方ゴメンナサイ。ちとエグイ描写が多かったですね。
でもアレのショックさと言ったら…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルですよね正直なとこ。
次回は再挿入の前に、以前FXD殿に約束(?)しましたコンドム描写がやっと出てきます。やっとかよw
今作を完結させた後にポストする予定の作品も、かなり進んでいまして。ちとさわりなど…。
タイトルは「上弦と下弦の欠けた月」(仮)と申します。
基本として陵辱描写を主点にしてます。主人公は月也と月世という、一つ違いの兄妹のお話。
自分で書いてて泣きそうになってしまったぐらい、悲しい物語です。
こういう作品がここで受け入れられるのかどうか…オイラにとってはたぶん勝負的な作品となりますね。
では完結までもうちょっと(まだあるのかよ!)です。いましばらくお付き合いくださいませ。 ヾ(´д`)
337:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/15 00:53 5QLwVAuW
(注:只今リアルタイムにて萌やされています。
338:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/15 00:59 GagV+Jr8
エエッココで抜いちゃうの!?Σ(゚д゚lll)
↓
気遣い優しい兄ちゃんだねぇ…
↓
再挿入へ
↓
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ//ア//ア
339:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/15 01:06 vGY7Ufif
三文さま、お疲れさまです。約束(?)、憶えてますよ。
ちなみに、私の今回のSSではピルを使おうと考えております(ネタばらししてどうする!)
まあ、スレタイがあれなんで、リアリティを出そうとする場合、避妊についても考慮しないといけませんしね。
とりあえず私もさっさと続き書こう‥‥
340:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/15 01:36 klL3plze
>>315 >>336 続編が…
/ ○ l. / ○ \
/ !___/ ヽ
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜| ///// .! / ///// |゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
!、 ! / ノ
` 、 !_/ /
妹を気づかう兄の姿…(・∀・)イイ!GoodJobです!!
341:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/16 23:03 vcw5SPLJ
>161 さん いつも楽しみにしてます。
これからどうなってしまうのか…ハァハァ…。
正直エロが無くても萌えるのはすごいことだと思います。
3月になれば暇になるかなぁと思ってたのに、逆に忙しくなってきやがった…。
次はいつ投下できることやら……。
342:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/17 08:12 x7GTgCr7
リクエストの妹攻めSSの報告。
いや~根がSだから兄受けは書きにくいと言うかなんと言うか(火暴
どうしても 兄者襲う→ボク妊 になりそうなのを必死に軌道修正して…
漸く例のセリフ入るトコまで書けました。
まだまだあげられるような代物では無いですがなんとか書けている、ということだけ。
343:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 09:15 hejV8Tt4
誰かが貼ってくれたリンクを辿ってやってまいりました。以後お見知りおきを。
私も何かネタが出来たら書き込みに来たいと思いますので、その際はよろしくお願い致します。
(´-`).。oO(こっちはリアリティ重視なのかな…?まぁ、気にせず妹に萌える作品を書けば良いか…)
344:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/17 13:06 1r3MZEYU
いらっしゃいお兄ちゃん(はあと
むこうのスレのSSもいい感じですね。楽しみにしてますよ。
それにしても無効のスレとの違いがよくわからんようになってきたなぁ。
そろそろ統合の時期だろうか。
345:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:07 hejV8Tt4
早速なんで、さらっと投下してみます。
もともと向こう用に書いてた物なんですけど、こっちで見てもらってもよさそうなので。
めちゃくちゃ短い&空白ばかりですが、読んで頂けたら幸いでございます。
346:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:08 hejV8Tt4
…もう忘れてるかもしれないけど、ボクはまだ、はっきりと覚えてるよ。
あの日の夜、草原から見た夜空は、三日月と流れ星が詰まってたよね。
風が草をなびかせて、響くざわめきが耳にとても心地よい感覚だったよ。
他に音はなくて、そこだけ別世界のように静かで、落ち着いていたの。
ああ、思い出してくると恥ずかしい。
…お兄ちゃんは、あの場所でボクを愛してくれたね。
347:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:09 hejV8Tt4
ボクの告白を受け入れてくれた。甘い甘い、恋の誓いのキスをしてくれた。
髪を撫でて、肌を合わせて、二人の吐息が荒く絡んだ、あの熱い感覚を覚えてる。
ボクたちは一つになって、視界が真っ白に染まりそうなほどの喜びをずっと感じてた。
そうして、幾度もお互いを求めて、生命の温もりをじかに感じ合ったんだよね。
…とっても恥ずかしかったけど、ボクは気持ちよかった。嘘じゃないよ。
あの時はあんまり話せなかったけど、本当に、本当に、嬉しかったんだよ。
こんなちっぽけなボクの全てを、最後まで余すことなく愛してくれたのだから。
348:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:10 hejV8Tt4
――お兄ちゃん。
初恋の人。最愛にして、唯一の兄妹だった、ボクのお兄ちゃん。
一つだけ、お願いがあります。
『口付けを交わした、あの日のことを忘れてください』
全てを忘れて、新しい出会いをして、そうして幸せになってください。
349:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:11 hejV8Tt4
いつまでも、思い出の中で閉じこもって泣かないで。お願い。
…ボクの代わりに、残された人生を、存分に生きて。
ボクはもうこの世にはいないけど、寂しくないから心配しないで。
だって、お兄ちゃんがくれた熱い想いが、まだこの胸の奥に残ってるから。
幸せになってね、お兄ちゃん。
もう泣かないように、いつまでも、空の彼方から見守ってるから。
350:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:12 hejV8Tt4
お兄ちゃん。ボクに素敵な想いをくれた、優しい人。
『大好きだよ。』
351:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:16 hejV8Tt4
…以上です。レス数にして5つしかないですが、出来るだけ「(愛しい人に)逢えない憂い」というものを意識してみました。
こんなちっぽけな作品ですが、感想とかあったら是非下さい。
352:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/17 22:29 2SCh8U9v
>>351
┃ ┃━┓ ┃┃┃
┗┓━ ┃━┓ ┗━━━(゚∀゚)━━ ┃┃┃
┗┓━ ┗ ┃ ┗┗┗
┗ ┃ ┗┗┗
こういう詩的書き方…思いつきもしませんでした。
俺の書くキャラに一番似合わない演出ですけど… _| ̄|○
353:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/17 22:39 fQVGo9D5
このごろ音速ができないぜ…
>>-350
って妹氏んでるーー!!! 。・゚・(ノД`)・゚・。
>230の人
イラセラマセー
ここはボク妊と違って特に制約はないですよ~
ゆっくりしてってくだしい。
354:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/17 22:54 lL1bzOCr
>>351
こっちのスレへようこそです。あっちのスレでのSSもDLして楽しませて頂いておりました。
優しい風のように心地良くて、切ない感じの話が何ともイイ!
私、こういうの好きなんですよ。
ここは割とリアリティー重視と思われがちですが、そんなコトありませんのでご心配なく。
355:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/18 14:24 tkHvKQ8z
>>351
こういうの大好きです
ぶっちゃけた話、リアリティのあるS○X描写よりも
こういう感じの方が萌(燃)える
356:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/18 20:56 O07Q2cDA
向こうの荒れっぷりに少々呆れ気味です。何、あのやるせない状況('A`)
そんな愚痴をよそにまた一つ作品を書き上げたんですが、ここで一つ質問があります。
やっぱり「愛」がないと駄目ですか?
書き終わったら戦争&惨い系の作品が出来上がっちゃったんで…激しく発表をためらってます(;´Д`)
もうちょっと推敲はしてみますが、もしかしたらまたDLしてもらう事になるやも…何書いてんだか、俺 =□●_
>>352-355
(*´∀`)
感想ありがとうございます。楽しんでもらえて良かったです、本当に。
上げる直前とか「もっとエロエロしろや( ゚Д゚)ゴルァ!!」とか言われそうでビクビクしてたんで(苦笑
357:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/19 01:22 0f/1BYkN
>>356
最近両方のスレで(CG・SS共に)作品数自体が少ない
傾向ですし、勇気を出して投下してみるのもイイのでは
ないか…って随分無責任に聞こえますが、然るべき
理由を添えた批判なら次回作の糧になる筈。
358:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/19 01:31 8N7Q02Q1
向こうのスレどうも春厨に圧倒されて対処法を忘れてるみたいだな
そんなに脆かったか?
359:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/19 15:28 dmEBLCIs
ここはエロエロなシーン皆無でもOK?
なら書く気はある。
かもしれない。
自分でも分からない。時間ないし。
切ない話とか、何かほんわかとかさ。
期待しないで下さいね。投下する確率はとても低いので・・・
360:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/19 22:06 lB39G0r7
萌えの匂いのする妹SSなら文句言う奴いないと思う。
結構エロなしシーン投下してくる文士も多いしね。ここの住人は割と寛容だから、いいんじゃない?
361:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/20 01:36 HNQJfL7W
>>359
ソコまで振ったなら是非投下しろ…じゃなくて是非とも
お願いします!!
後は作品内容によりけりですが余程気になるのなら
>>1-2・>>4を参照してみましょう。
362:359 ◆jMOammQf8U
04/03/20 15:01 zE+xAepN
ん~・・・・とりあえず、いってみます。
363:359 ◆jMOammQf8U
04/03/20 15:08 zE+xAepN
・美咲
春・・・・・・・・
うららかな日差し。
やわらかな風。
周りのみんなは、そんな季節の到来に、何となくウキウキしてるみたい。
でも・・・・・・・私は・・・・・・・
364:359 ◆jMOammQf8U
04/03/20 15:17 zE+xAepN
私には、好きな人がいます。
とてもとても、大切な人がいます。
その人の名前は、『祐一』
多分、他の人から見れば、たいしたことのない
ごく普通の人です。
特別格好良いわけじゃないし、勉強だって真ん中より少し上くらい。
運動音痴じゃないけど、万能ってほどできるわけじゃなく。
ホントに、普通の男の人です。
でも、私にとっては、他の誰よりも愛しい人なんです。