04/02/27 01:35 ZnaSLFi8
このスレは妹萌え萌えな虹板文士さんと虹板読者さんが集うスレです。
虹板絵師さんもщ(゚Д゚щ) カモーン!! で降臨して頂けますと即時ネ申決定です。
「兄攻妹受」、「兄受妹攻」、どちらでも萌えればヽ(*´ 3`*)人(*´ε`*)ノ ベリギュー!。
さらに愛のある妹系SSなら何でもアリ!幼なじみ、従兄妹、御近所のお兄ちゃん
欲しいっ子、幼少時別離数十年ぶり再会娘、果てはドジ性格プログラムド妹メイド
ロボットまで何でもどんと恋!
2:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/02/27 01:37 ZnaSLFi8
基礎ルール
1:煽り&荒しは放置若しくはネタ化の方向で。
2:基本はsage進行で。メール欄にsage・孕age・不age等の記載をお願いします。
3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァさせましょう。
4:950が次スレを立てる。但しスクリプトによる広告・荒しが当たった場合は以後の
書き込みをソレとして扱う。
3:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/02/27 01:37 /0biR2eZ
2
!
4:950
04/02/27 01:37 ZnaSLFi8
SS書きにトライする際のコツなど(前スレから三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ氏の書き込みを転載)
・誰でも初めは初心者です。上手く書こうとばかり考えているとなかなか先には進めません。
思い切って自分の煩悩のままに書いてみましょう。
慣れてきたら、今度は他人様の評価も視野に入れてみるとますます向上します。たぶん。
・本を読みましょう。他人の技術を真似するのはスキル向上のために重要です。
オリジナリティはそこから生まれます。
・推敲しましょう。でもほどほどにしないといつまで経ってもポストでけません。
・あとは書きたいように書けばよいのです。レッツラゴー。
・あくまでどの物語もフィクションです。妄想は妄想の中だけにしといた方が吉です
5:950
04/02/27 01:38 ZnaSLFi8
前スレ:【妄想】生殺し妹文学館【暴走】5だよお兄ちゃん
スレリンク(ascii2d板)
前々スレ:【流石】生殺し妹文学館【兄弟】その4ですが
スレリンク(ascii2d板)
前々々スレ:【妄想活字】萌葱色文学館【煩悩加速】-流石兄妹3
URLリンク(pink.bbspink.com)
前々々々スレ:【流石】何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!2
スレリンク(ascii2d板)
前々々々々スレ:何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!
スレリンク(ascii2d板)
伝統的妹スレ関連リンク
お兄ちゃん!ボク妊娠しちゃうぅぅ!!!(当スレ屹立時 その41)
スレリンク(ascii2d板)
6:テンプレ
04/02/27 01:39 ZnaSLFi8
|_
l ヽ-、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ノノ))) \ | ボクたちみんな…
l ー゚ノ人 < お兄ちゃんが…
⊂)] | 大好きなんだよ…?
|」〉 \________
|'
7:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/27 01:49 zg2dKZbl
>>1新スレ乙です!
しかし…>>4と>>6が…いや何でもないです。
8:950
04/02/27 01:55 ZnaSLFi8
なんでしょうか?
9:950
04/02/27 01:56 ZnaSLFi8
訂正
伝統的妹スレ関連リンク
お兄ちゃん!ボク妊娠しちゃうぅぅ!!!(当スレ屹立時 その42)
スレリンク(ascii2d板)
10:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/27 02:04 zg2dKZbl
>>8
う…揚げ足取りなうえ回りくどい書き込み失礼しました。つまり…
>>4
(前スレから → (4スレから
>>6
? → ♥
11:950
04/02/27 02:12 ZnaSLFi8
あ
ごめんなさい…
12:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/27 02:19 zg2dKZbl
即死回避の為にあえて書き込み
>>11
まぁ気にしないで…特にハートマークは良く有る2ch書き込み
失敗例ですし。
13:950
04/02/27 02:23 ZnaSLFi8
んじゃ即死回避のためにもいちど訂正テンプレ
SS書きにトライする際のコツなど(その4から三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ氏の書き込みを転載)
・誰でも初めは初心者です。上手く書こうとばかり考えているとなかなか先には進めません。
思い切って自分の煩悩のままに書いてみましょう。
慣れてきたら、今度は他人様の評価も視野に入れてみるとますます向上します。たぶん。
・本を読みましょう。他人の技術を真似するのはスキル向上のために重要です。
オリジナリティはそこから生まれます。
・推敲しましょう。でもほどほどにしないといつまで経ってもポストでけません。
・あとは書きたいように書けばよいのです。レッツラゴー。
・あくまでどの物語もフィクションです。妄想は妄想の中だけにしといた方が吉です
14:950
04/02/27 02:24 ZnaSLFi8
前スレ:【妄想】生殺し妹文学館【暴走】5だよお兄ちゃん
スレリンク(ascii2d板)
前々スレ:【流石】生殺し妹文学館【兄弟】その4ですが
スレリンク(ascii2d板)
前々々スレ:【妄想活字】萌葱色文学館【煩悩加速】-流石兄妹3
URLリンク(pink.bbspink.com)
前々々々スレ:【流石】何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!2
スレリンク(ascii2d板)
前々々々々スレ:何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!
スレリンク(ascii2d板)
伝統的妹スレ関連リンク
お兄ちゃん!ボク妊娠しちゃうぅぅ!!!(当スレ屹立時 その42)
スレリンク(ascii2d板)
15:950
04/02/27 02:28 ZnaSLFi8
|_
l ヽ-、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ノノ))) \ | ボクたちみんな…
l ー゚ノ人 < お兄ちゃんが…
⊂)] | 大好きなんだよ…?♥
|」〉 \_________
|'
16:950
04/02/27 02:29 ZnaSLFi8
|_
l ヽ-、
|ノノ))) \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l ー゚ノ人 < 喰い殺してしまいたいぐらいにね☆
⊂)] \______________
|」〉
|'
|
|
|
|
|彡 サッ
|
|
17:950
04/02/27 02:31 ZnaSLFi8
テンプレは
>>1
>>2
>>13
>>14
あとは好きにしてお兄ちゃんたち
というか?取り残しモウダメポ
漏れ孕まされますか?
18:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/27 02:41 zg2dKZbl
更に即死回避に貢献の書き込み
>>17
改めて乙です!>>15に?が残っているが気にしない。
駄目出し連発でせっかくスレ立てしたもらったのに何度も
手間取らせた せめてものお詫びに…何かネタ(リクエスト)
下さい
m(_ _)m
19:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 14:46 Fh9roUuh
新スレおめ電報が届いております。三文です。(´д`)フ
というわけで訴苦死怪火のポストと参ります。
ええとたしか、
「私も、お兄ちゃんと一緒に…気持ち良く…なりたい」
ここで終わったんですよね。
では続きます。
20:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 14:52 Fh9roUuh
げげげミスっちまいました。先走った…_| ̄|○
今回投下分のラストを先にポストしてどうするよ俺。(ノд`)
正しくは
「最後まで…するんだよ…ね。お兄ちゃん…」
でしたね。すいません。m( _ _ )m アウアウ
では仕切直してもう一度。
21:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 14:55 Fh9roUuh
「最後まで…して欲しい…の」
妹の、その言葉。
兄にとって驚くことでもあり、けれどそう願うことでもあった。
ケイが自分から…。
決心を胸に、兄がまたベッドへと戻る。妹の傍らに腰掛ける。
妹もまた、横たえた全身をオレンジ色に染めて上げて、ベッドに身体を横たえたまま。
そして震えている。静かに、微かに。
22:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 14:57 Fh9roUuh
妖艶…。
兄の脳裏をふと、そんなキザな言葉がよぎる。
「本当に最後まで…していいのか?ケイ…」
「うん…」
恥ずかしそうに、横を向く。兄と反対の方に。
「だって…お兄ちゃんの…まだそんなに…」
兄の屹立のことを示唆して呟く。
「…私だけ、き…気持ち良くなって…まだお兄ちゃんの…」
「…これか?」
そう言って兄が、今度はベッドに膝立ちする。
誇示するという風でもないけれど、妹に…よく見えるように。
23:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 15:01 Fh9roUuh
「う、うん…」
ちらちらと兄の屹立に視線をやりながら、妹は頷く。
「ケイ…俺」
兄が自分の分身を掴んで、言った。
「ほんと言うと…もう俺、我慢出来ないぐらい、なんだ…」
「…」
無言で、コクリと頷く妹。
「もう…ケイの中に…入れたくて…しょうがないんだ…よ」
「…お兄ちゃん」
「それはただ俺自身の…性欲を満たしたいからなのか…正直、自分でも解らないんだ。
けど、ケイを好きだって思う気持ちは…」
24:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 15:05 Fh9roUuh
「…」
「昨日よりもおとといよりも…その前よりも…
ずっとずっと…強くなってる…と思う」
「…」
「だから…俺はケイと…」
「…」
「ケイと…セックスしたい…」
その単語が、妹の鼓動をドキリと、ひときわ高く打たせる。
「もう…ケイの身体に触れるだけじゃ…我慢できないんだ…」
25:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 15:07 Fh9roUuh
「…」
…私を欲しがっている、お兄ちゃん。
「いいかい?ケイ…」
自分を真っ直ぐに見つめる、兄の瞳。
淡々と話しているようで、けれどとても、羞恥心の浮かんでいる表情でもある。
きっと、
そう話すだけで、
とても、
…辛い。
そんな風に。
26:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 15:10 Fh9roUuh
兄の言葉の節々に滲み出ている真剣さを酌み取り、
「お兄ちゃん…」
妹もまた、応える。
ベッドについた兄の腕に両手を伸ばし、そっと、掌で包む。
ただそれだけで兄は、妹に拒絶の気持ちの、一片も無いことを知る。
「お兄ちゃん、いいよ…」
兄が口を開く。
あ…
けれど、言葉は…出なかった。
27:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 15:12 Fh9roUuh
「来て…お兄ちゃん」
固い唾が、喉に引っかかっているかのような…。
「私も…私のからだで…お兄ちゃんを気持ち良くしてあげたい…
だから…一緒に…」
ケイ、愛してる。
そう言いたいのに、言葉が出ない。
「私も、お兄ちゃんと一緒に…気持ち良く…なりたい」
28:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/02/27 15:14 yZYKDMbW
29:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 15:26 Fh9roUuh
糸冬 です。
あれーでもこのぐらいだと回避にならないかな。まあいいやあとよろしくです。
次回のポストがですね、かなり長くなりそうです。
章、というか、区切りの良いところずつポストしてるのはたぶん皆さん察してられるでしょうが、
その結果で生殺しになっちゃってる次第でして。毎度毎度申し訳ないですね。
さていろいろハッタリかましたりしてきてw なんと!現在書いてるのが今作含めて実に4本。
…つくづくアホですねワタシは。
今作完結させてからりぜるタンSS→未発表作→そして電波の続き、というロードマップ(?)の予定です。
なんかもういい加減にしろやとか叩かれそうですが(ノд`) たぶんこのスレは良い感じに永続してゆくでしょうから、
長い目でお付き合いください。他の文士の方達も、まあゆっくりじっくり逝きましょう。
ではまた近いうちに。 ヾ(´д`)
30:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/02/27 20:50 Om0q944N
夕飯食って新スレ来てみると‥‥う~ん、もうたまんねぇ!
私の頭の中には頬を赤らめ、瞳を潤ませたケイちゃんの姿が見えてます‥‥(w
ところで即死回避ネタ、誰かお願いします。私、昨日投下したんでネタ切れしちゃいました‥‥
31:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:10 Fh9roUuh
(´д`)ノ 三文です。
夕食食って洋画観ながら来てみたら全然回避してませんね。
というわけで同日多ポストです。
明日からまた仕事ですので次いつになるかワカンネっスからねェー。
あああ一日24時間ずっと活字を書いていたい…。
(人としてもうダメポ _| ̄|○~★
では逝ってみます。お伝えしました通り、ちと長いかもです。
32:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:13 Fh9roUuh
「ケ、ケイ…!」
喉のつかえが取れたかのように、兄の言葉が飛び出した。
「お兄ちゃん…」
この二つの言葉を、これまで何度言っただろう。
この世界に生まれてきて、物心がつき、否、その前から、
言葉を話せるようになってからずっと、数多に口にしてきた言葉。
時に嬉しいときに、
時に怒って、
時に悲しみとともに、
時に楽しみを分かち合い、
時に呟き、
時に…囁き。
今ほど…愛しさを合わせて、互いを呼ぶことはなかった。
33:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:15 Fh9roUuh
「お兄ちゃん、愛してる…」
ぼそりと呟いた。
「俺も…」
兄も応える。
妹が微笑む。
兄も。
そして唇を寄せ、もはや何度目か解らない、キス。
「…」
「…」
名残惜しそうに唇を離し、兄が問う。
「じゃあ…本当に、いいんだな?」
「…うん」
そして兄がゆっくりと覆いかぶさってきた。
荒々しく、けれど暴力的では、決して無く。
34:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:18 Fh9roUuh
兄の高い背の体躯が、妹を覆い尽くす。
「あ…」
妹は思わず、目をきつく閉じる。
兄の腕が背中に回る。
妹が、足を自ら開く。
どのぐらい…開けばいいのかな…。
お兄ちゃんが…入りやすいように。
そして、兄の固くしこった…分身が、
自分の秘所に、押し当てられる感覚が伝わってきた。
35:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:23 Fh9roUuh
あ…来る。
怖い。
それも決して否定できない感情。
兄の利き腕が、押し当てられたそれに、添えられる気配。
「ケ、ケイ」
「う…うん…」
「ごめん…ちょっと…」
兄の荒い息。耳元に吹きかかる。
36:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:28 Fh9roUuh
「ど、どこだろ…」
え…?
妹は目をゆっくりと目を開ける。怖いものでも見るかのように。
兄は…焦っている様子だった。
「あれ、ちくしょ…」
ぐにぐにと妹の秘所を、探るように蠢き回る、もう一つの兄の存在。
けれどその先端は、ずるりと滑る。
「あ、あれ…」
さ、さっきは…入れる場所なんてよく解ってたのに…。
37:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:34 Fh9roUuh
屹立を操る利き腕の肩をベッドに押し当て、それを支点にしながら。
左手は、妹の脇の下に突き立てて。
バランスの悪い体勢が、その行為をなお一層、困難にしていた。
何度も何度も、つるつると、妹の…亀裂に沿って、滑り上がる。
「あっ…」
陰核をこすられ、妹が刺激に声を上げる。
「ご、ごめ、ケイ、俺、ヘ、ヘタで…」
何とか、挿入しようと努力している。
「あ、あれ、くそ…」
「お、お兄ちゃん…」
妹の目も、ついその場所に釘付けになってしまう。
自分の胸の間と、その先の足の付け根で見え隠れする、兄の戸惑った動き。
38:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:40 Fh9roUuh
「ケ、ケイ、ちょっと…待って。今…」
「お兄ちゃん、ま、待って。あの…そうじゃ無くて…」
「う、うん、ちくしょ…」
固い強張りが、とにかくむやみやたらにぶつけられる。
妹は解っていた。自分の身体の…その部分の構造。
「お…兄ちゃん、あの、か、角度が…」
「え、か、角度?」
確かにそうだった。
「こ、このままだと…その、入らないと…思う」
妹が、控えめに呟く。
一生懸命になっている兄に、忠告などしてしまうことになるから。
39:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:47 Fh9roUuh
「そ、そうか、角度が…悪いんだな」
妹の忠告を聞き入れる。はあ、はあ、はあ、と尚も荒い息遣い。
気持ちだけの先行。焦りがそうさせている。
妹から身体を離し、身体を起こす。余裕など無さそうに。
「こ…こうかな」
お嬢さん座りのような体勢になって、再び屹立を、妹の秘部へと。
「う、うん…たぶん」
けれどまだ適切な角度ではない。
ケイの…ここ、思ったよりもっと、中が…反ってるんだ…。
兄が刹那に、そんな真理に気付く。
じゃあ…。
40:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:51 Fh9roUuh
「ケイ、ちょっと足…持ち上げるから…びっくりしないで」
「あ、うん…」
片方ずつ妹の足を、折りたたんだ自分の膝の上に。
枕…枕を下にすれば…。
「ケイ、ちょっと…枕を貸して」
「ま…枕なんか…どうして…」
「うん、し、下に敷いたらたぶん、楽だと…思う」
「う、うん、そう…だね」
そう頷いて、いつのまにかベッドの隅に追いやられ、落ちそうになっている枕を手に。
それを、片肘を突きつつ身体を起こして、兄に手渡す。
41:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/27 23:57 Fh9roUuh
「サ、サンキュ…」
そして、妹の腰の下へと。
ちょうどいい具合に、妹の身体に傾斜がついた。
その秘部も、さらに丸見えになる。
そこはもはやクレバス全体が、ぬめぬめと艶っぽく光っていた。
兄の…分身を誘っているかのように。
そして…再び押しつける。
「う…」と兄。
くちゅ…。
「あ…」と妹。
兄の先端が、今度は的確に捉えていた。妹の…入れるべき部分を。
こ、今度こそ間違い…ない。
42:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:02 qQeeR+Ft
「ケ、ケイ…」
いよいよだ…。
「い、入れるよ…」
来る。お兄ちゃんが、来る。
私の中に、入ってくる…。
「う、うん…」
怖いよお…やっぱり…。
兄が、ふいごのように大きく動く胸の上体を、傾けた。
そうやって…勢いをつけるつもりで。
「う…」
まず一度動きを止め、それからゆっくりと…。
先端が、ず、ず、ず、と沈み始める。
43:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/02/28 00:04 x/F2Fhe0
sien
44:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:06 qQeeR+Ft
きち、きち、きち。
ほんの少し入っただけで、早くも柔肉が叫び声を上げ始めている。
衝撃が、妹の秘所から全身へ。痛みはあとから続く。
「ひ…いっ…」
理性や思考など無関係に、妹の表情が苦悶に歪む。
い…痛い…。やっぱりとっても…痛い。
でも…ぜったい…我慢するんだから…。
45:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:10 qQeeR+Ft
「う…」
兄もその肉の抵抗を、自分の屹立で感じ取っていた。
き…きつい…。
こ…こんなに…きついもの…なのか。
それでも、どうにか先へ進めようとする兄。
またまだ、腰と腰の間には遙かな空間が。
「ぃ…ぁ…」
すこしずつ、ゆっくりと…。
…ゆっくりとでなければ、とても入らない。
ぐ、ぐ、ぐ…。
「ん…く…」
兄の表情も、力が入ったものに。
46:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:12 qQeeR+Ft
奥に進むに従って次第に狭くなる。
柔肉の抵抗が連鎖する。
妹の腰の脇に両手を固く突き、踏ん張って体勢を整えつつ、
さらに、さらに腰を押し進める。
「く…お…」
47:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:22 qQeeR+Ft
そして…妹の限界がとうとうやって来た。
「い…痛いッ!お兄ちゃぁんッ…痛い…よお!」
我慢がそこで壊れた。身体が訴えるままに、声を上げる。
「痛い!痛いよお兄ちゃん!や…だめえッ!」
どうしようもなく、熱い涙が溢れてしまう、妹の瞳。
「ケイ…!ごめん…!」
けれど…兄は簡単には止まらなかった。
屹立と膣壁は、髪の毛一本ほどの余裕も無かった。
戻ることも、叶わなかった。
妹の痛覚は、まるで兄にも伝わるかのようだった。
それほどまでに、妹の表情は辛そうに歪んでいた。
48:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:29 qQeeR+Ft
「ケイ、もう…やめようか?」
とっさにそう言い、妹の反応を伺う兄だった。
「…ぅ」
妹は、雨に濡れた子犬のように、ただ震えていた。
目をうっすらと開け、赤く染めた胸を、荒く息づかせながら。
はあ…はあ…はあ…。
「ケイ、痛いんだろ?もう…」
「や…だ…」
消えゆくように、答える。
ふるふると、首を振り兄を見る。
溢れた涙が、両目の端を流れ伝う。
49:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:33 qQeeR+Ft
「でも…」
己の残虐性に、兄は後悔し始めていた。
セックスがこんなに…相手を苦しめるものだなんて。
「おに…いちゃん…」
「う、うん、ケイ…」
動きを止めたまま、妹を見下ろす。
「お兄ちゃん、私…まだ、バージンだよ…」
「え?」
「お兄ちゃんに、まだ私のバージン…を、あげて、ないよお…」
そう言いながら、グスリと鼻をすすりあげる。
50:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:43 qQeeR+Ft
「バ…バージンって、ケイ…」
「お、お兄ちゃんにあげるって…決めたんだから…」
「ま、まあ…そうだよな。は、初めてなんだから…」
ポタリと、兄の額に浮き出た汗が一つ、妹に落ちた。
それは涙と混じり、滴り流れた。
「ま、まだお兄ちゃんの、私のバージンを…破ってないよお…」
「や、破るって…そんな言いかた…」
「こ、ここまでしたんだから、途中でやめたりしないで…」
そうだった。
意志の強い…俺の可愛い妹。
俺なんかより、ずっと頑固で…。
51:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:53 qQeeR+Ft
お疲れ様でした。これにて 糸冬 です。
途中支援されてた方、サムクスコです。今回ばかりは助かりました。
それにしても時間帯のせいか、しょっぱなからめっさ重かった…(´д`)
久しぶりの長時間ポストでした。ああ楽しかったw
良い推敲も出来たと思います。(自画自賛かよッ
お楽しみ頂けましたでしょうか?
これで回避もできたかな
次回はロストバージンw な話となりますね。御期待ください。
では風呂入って寝ます。明日も仕事だ。ちくそうw
あ、もう今日ですね。ヾ(´д`)
52:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/28 01:01 Y7eCdj40
ミ ☆
ミ★
ミ ☆ ミ★
/''⌒\ ミ ☆
,,..' -‐==''"フ
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
ロストヴァージン…いよいよですかぁ…期待してます!
あ~俺もそろそろ何か書かなきゃ…
53:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/02/28 01:13 ZTdzz/kZ
連続ポスト&即死回避お疲れさまです。
お互いが初めての体験‥‥やっぱり、萌えます。
54:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:34 E3l2Ql+N
さて新スレキタ━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━!!!!んで、
投下しに来ました。
>>-50
三文㌧キタ━ヽ(゜∀゜)ノ━( ゜∀)ノ━( ゜)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゜ )━ヽ(∀゜ )ノ━ヽ(゜∀゜)ノ ━!!
同時に4本進めてるんスか…
俺なんてまだまだ足りない物があるなぁ…(ディティールとか…
え~と、とにかく前スレの続きから。
55:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:37 E3l2Ql+N
康太:
……横でまだ寝ている全裸の妹。
やはり、夢ではなかったようだ。
……とりあえず水を飲むために起きる。
……うう、寒。
冷えるな今朝は。
はぁ……
罪悪感がつのってきた。
一時の感情の高ぶりと肉欲で妹を抱いてしまった。
俺は、兄としても、人間としても失格であろう。
両親とかにバレたらなんて言えばいいんだか…
56:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:38 E3l2Ql+N
「コウ兄…ココにおったん?」
「ん? お前…!
そんな格好で…? 寒くないのか…!?」
妹は…全裸のまま、寒い廊下まで俺を捜しに来ていた。
「そんなんどうでもいい…
もう、離れんといて…」
「……とりあえず、服着ろ。な。」
「うん…
コウ兄も… 一緒に…」
そう言って腕を組まれる。
そして部屋に着くまで腕にすがりつかれたままだった。
57:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:41 E3l2Ql+N
その後もまるで幼い子供に戻ったかのように俺にべったりの妹。
いくら情があるから、と言っても明らかに様子がおかしい。
俺が朝飯を食おうとすると膝の上に居座り、
「なあ…降りてくれないか。
そこにいると食べにくいんだが。」
「…私は…ココがいい。 …コウ兄の側が。」
結局、俺が食い終わるまで動こうとしなかった。
58:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:47 E3l2Ql+N
「コウ兄… どこ行くん?」
「…トイレだよ。」
「離れたら… いや…」
「トイレの中まで一緒、というわけにもいかんだろ?」
「別に… ええよ…」
ドアの前で待っていた妹は出てきた途端、俺に抱きついてきた。
俺の側を片時も離れず、トイレまで付いてこようとした。
こりゃいかん… ちょっと目を覚まさせないと…
59:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:52 E3l2Ql+N
鏡子:
大好きな… コウ兄…
ずっと… 一緒…
「 鏡子… 鏡子…! 」
「…なに? なんかあったん?」
「お前、なんか変だぞ。
ぼーっとして…」
「……そうかもね。
でも、コウ兄の事… ホントに好きだから…」
60:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:53 E3l2Ql+N
「だからそうじゃなくて…」
「また… するん?」
「鏡…」
「いいんよ。
コウ兄がしたいんなら… いつだって…」
「……」
コウ兄とのキス…
やっぱり、コウ兄としたら… 気持ちいい…
61:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:56 E3l2Ql+N
康太:
このままでは… いけない…
多少乱暴だが…
妹の唇を引き剥がし、ビンタで軽く顔を叩いた。
音は派手だがそんなに痛くないはずだ。
「痛…!
なにするんね!!」
すぐさま叩き返される。
しかも俺は手加減したが妹は本気で叩いてきた。
62:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/28 07:01 Y7eCdj40
63:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:02 E3l2Ql+N
「つ~~~…
どうだ? 少しは頭がハッキリしたか?」
「え…… う、うん。」
「いったいどうしたんだ?
いくら何でも性格変わり過ぎだったぞ。」
「……なんかね、頭ん中が、
『コウ兄が好き』っていうんで、一杯になって…
もっと、ずっと、コウ兄と一緒におりたいって…」
妹は…鏡子は、昔から寂しがり屋で…いつも俺にくっついていた。
いつの間にかそうでは無くなっていったが
心の中ではずっとその思いがあったのだろう。
64:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:05 E3l2Ql+N
鏡子:
「コウ兄に… されたとき、
ホントに、嬉しかった。
だって、私の事嫌いだったら…せんもんね、あんなこと。
だから、もう離れとうない…
二度と離しとうないって…」
「……お前、いつの間にか
『康太兄ちゃん』から『コウ兄』になってるんだな…呼び方。
まるで…昔みたいに…」
65:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:07 E3l2Ql+N
コウ兄が優しくなだめてくる。
「でも… いつまでもそれじゃあダメだろ?
いくら兄妹でも… ずっと一緒にいられるわけじゃない…
寂しさに… 慣れていかないと…」
「……でも …もう、だめなんよ。
コウ兄がおらんと、心が張り裂けそうで……
なにをしても… されてもいいから… って…」
「また興奮してきてる…
とにかく落ち着けよ、な。」
「じゃあ、さ…」
正面からコウ兄に抱きついて、問いかける。
66:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:11 E3l2Ql+N
康太:
俺の顔を直視したまま鏡子が問いかけてくる。
「コウ兄は、私の事どう思っとるん?
好きなん? それとも……」
「……。」
「あの時コウ兄は答えてくれんかった。
だから… 今ちゃんと答えて欲しい…」
「俺は…… その……」
しばらくの沈黙の後、鏡子が口を開いた。
「……そうよね。
私たち、やっぱり兄妹だもんね。しちゃ、いけない事だもんね……」
67:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:12 E3l2Ql+N
「……そうだな。
でも… 俺達はすでに過ちを…犯してしまったんだ。」
「……じゃあ、どうするん?」
「引き返すか… 深みにはまるか…」
68:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:18 E3l2Ql+N
「私は… コウ兄と離れるんは… イヤ。」
「本当に、いいのか?」
「……うん。
ずっと、一緒におって…コウ兄…」
なだめるように頭を撫でてやる。
鏡子は…もう…
俺、は…
69:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:19 E3l2Ql+N
「……今日は、学校休みで……
一日中、一緒におれるから…… ずっと……」
胸の中の鏡子が呟く。
しかしこのまま家の中にいたらどうなるか…
いや、俺が何かをしてしまうのか…
とにかく非常に危険だ。
「…じゃあ …一緒に外、行こうぜ。」
「…それって、デート?」
「…まあ、そうなるかな。」
急に鏡子の声が明るくなる。
「なら、張り切って準備せんとね。」
「…で、どこ行こうか?」
「コウ兄の行きたいトコならどこでも…」
「そういう答えが一番困るんだが…
でもあんまり金無いから期待すんなよ。」
70:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:23 E3l2Ql+N
続く。
三文様、電波兄妹の内容パクってすいません…!_| ̄|○
PC・Drinker㌧は土曜出勤の前に生殺してすいません…_| ̄|○(狙ってたくせに
前スレで飛ばしすぎたんで、隔日にして投稿しますかね。
71:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/28 17:31 Y7eCdj40
>>70
狙われてましたか…。もちろん明日も仕事ですぜ!!!
はい俺は現在三日出勤・一日休暇のサイクル。まぁ慣れれば
土日の人混みを回避して平日に用事を済ませられるのですが
誰かと会う場合は…おかげでココに入り浸り…有る意味廃人?
_
_ト |○
とにかく…Goojobです!
72:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 19:44 AfKNb/1Z
うふふふふふふ。
いやー、これで常時つなぎっぱなしDEATHよ。んふ。
このネット環境に耐えかねて・・・・・6万出して無線LANモデム&アダプタ買っちまいました。
今これADSLでつ。おほほほほほ♪
そんなわけで俺のコテについてりぜるタンとか三文様が書く宣言とか色々あったみたいですが・・・・・
続きです。
73:りぜる(藁
04/02/29 19:55 AfKNb/1Z
~前回までを引っ張り出すのが面倒な人のためのあらすじ~
最近・・・・お兄ちゃんが私、静恵にかまってくれません。
昔はあんなに仲がよかったのに・・・・
でも、私・・・・知ってるんです。
お兄ちゃんが、私の身体を見て興奮していたのを――
今日はお父さんもお母さんもいません。だから、私とお兄ちゃんだけの晩御飯です。
でもその前に・・・・・私ったら、お兄ちゃんの隣でひとりエッチを・・・・・
お兄ちゃん、気づいてないかな?
74:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/29 20:35 HgnN/eix
あ、あれ?
続きは?
りぜるタン何処行ったんだ~?
75:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 21:26 AfKNb/1Z
「なんか今日は肉ばっかだな・・・・バランスとか考えてんのか?」
そうボヤきながら、兄は冷蔵庫から適当な野菜を取り出し、ボウルに盛っていきました。
私の前に置かれた鳥の唐揚げと生姜焼きから湯気が立ち上っています。
その白いフィルターを通して見た兄の後姿に、つい私は見とれてしまいました。
しかしすぐに自分の惚けた顔に気づき、言い訳のように
「あの・・・・・手伝うよ」
と、私は肉じゃがを電子レンジに放り込みました。
ブーン――
電子レンジの独特の機械音が、2人だけの台所を包みます。
76:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 21:27 AfKNb/1Z
なんだか今日は本当に肉料理ばっかりで、兄の盛ったサラダでもないと
胃がもたれるのは明らかです。たぶん、2人きりにするのも気が引けた
お母さんたちが、それぞれ私たちの好物を作ってくれたんだとは思いますが。
私には唐揚げ、兄には生姜焼き、そして・・・・
2人分の、肉じゃが。
昔はどっちの肉が多いだの少ないだの、そんなことで喧嘩もしました。
とはいえいつも兄が折れて、私に譲ってくれたのですが。
そんなことを両親は未だに覚えていたようです。
その結果、このような世にも高カロリーな食卓ができあがったのでした。
77:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 21:27 AfKNb/1Z
サラダの盛り付けが終わった兄が、箸を揃えてくれました。
なんだかさっきから兄ばかり働かせてしまっているようで、何となく
悪い気がします。
「お、お兄ちゃん・・・・・・」
「ん?」
よせばいいのに間が持たなくなった私は、つい話し掛けてしまいました。
しかし、何も話すことなど考えていません。私は焦って次の言葉を捜しました。
何でもない、は・・・・流石にそれは馬鹿馬鹿しすぎる。
今日は天気が良かったね・・・・年寄りか、私は。
学校の事でも話す?いや・・・・・・・
78:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 21:28 AfKNb/1Z
――チーン。
電子レンジのおなじみの音が間に割り込んできました。
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
「今日は・・・・久しぶりに2人っきりだね、お兄ちゃん」
うっかりそんな事を口に出してしまいました。言ってから考えてみれば
相当恥ずかしい台詞です。ところが兄はかすかに笑いながら、
「うん・・・久しぶり。一緒に暮らしてるのにな」
と、どこかしみじみと言うのでした。
79:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:34 AfKNb/1Z
恥ずかしくなった私は、急にてきぱきとなって、電子レンジから
肉じゃがが入った丼をテーブルに運んでいきました。
そしていつも通りの椅子に座って、箸を持ちます。
兄の椅子は――私の向かい側。
「「いただきます」」
図らずも2人の声が重なりました。しかし今はそんなことも嬉しく感じます。
すこし顔を上げると、兄と目が合ってしまいそうで――
(今・・・・お兄ちゃんも私のこと、見ててくれてるのかな・・・・?)
80:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:36 AfKNb/1Z
おそるおそる兄のほうを向くと、兄は料理の皿を効率よく・・・・つまり
私の前に唐揚げ、自分に生姜焼き、真ん中に肉じゃがを並び替えていました。
何となく私はがっくりと落胆し(私の勝手な期待でしたが)、差し出された
唐揚げをとりあえず頬張るのでした。
美味しい。
誰かと一緒の食事は美味しいというけれど、やっぱりそれは好きな人だからだと思います。
2人だけの晩ご飯、兄はどう思っているのでしょうか。
「お、旨いなコレ」
と、兄。
心の中で会話できたみたいで嬉しい・・・・・・・
81:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:37 AfKNb/1Z
「なあ、ところで静恵」
「ん?なぁに、お兄ちゃん」
上機嫌のまま私は答えましたが、
「さっきさぁ、部屋で何やってたの?」
ビクンっ!!!!!
文字通り、心臓が飛び跳ねるかという衝撃でした。
82:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:39 AfKNb/1Z
「な、ななっ!な、にもしてないよ?うんっ」
咄嗟に取り繕ったつもりですが、怪しいのは自分でも判りました。
「なんだか声が聞こえたんだけどなぁ~?」
兄が悪戯をする子供みたいな顔をして、そう切り込んできます。
バレちゃった?嘘・・・・私の恥ずかしい「行為」が・・・・・・
お兄ちゃんに・・・・大好きな人に・・・・・・・ウソ・・・・・
ウソでしょ?え・・・・・・ねぇ・・・・・
私はその場で固まってしまいました。
83:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:40 AfKNb/1Z
箸で掴んだジャガイモを皿に戻して、私はうつむいてしまいました。
「・・・・・・・・」
「あ、いや冗談冗談・・・・ごめんな」
私の様子に気づいた兄が謝ってきましたが、私はただボーっと
下を向いて黙っていました。何も考えられなくなっていたのです。
頭が真っ白になって――恥ずかしさが限界に達していました。
「・・・・・・・・・・」
84:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:43 AfKNb/1Z
ぽとっ。
――気がつくと、私は泣いていました。
「え!?おい静恵、何も泣く事は・・・・あぁ~」
慌てる兄。止まらない涙。そして――
「お兄ちゃんが・・・・悪いんだからね・・・・・・」
「・・・・え?」
「お兄ちゃんが!私の事・・・・見てくれないから!」
85:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:43 AfKNb/1Z
「・・・・静恵・・・・?」
「ぐすっ・・・・お兄ちゃんがぁ・・・・・私の事・・・・・
お風呂だって一緒に入ってくれないし・・・・・」
自分で何を言っているのか判らなくなってきました。
「お兄ちゃんがっ!私・・・・お兄ちゃんと一緒に居たいの!」
「・・・・・・・・」
「ふぇ・・・うああああああぁぁっ」
ついに私は声を上げて泣き出してしまいました。
86:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:45 AfKNb/1Z
兄はそんな私を見つめて、何か言いたげにしています。
「静恵・・・・俺な・・・・・」
「ううっ・・・・お兄・・・ちゃぁん・・・・・」
「俺っ・・・・・・ごめん、判ってたのに・・・・・
静恵の気持ち、知ってたのに・・・・・・・」
・・・・・・・・・
静寂。そして
87:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:46 AfKNb/1Z
「静恵の事・・・・・す、好きなんだ」
「・・・・・・あ・・・・・・」
ドンッ、と兄がテーブルに手をたたきつけました。
「判ってる!判ってる、幼稚だって!好きだから突き放すなんて!
でも、でもっ!!兄妹なんだ!!俺たち・・・・兄妹なんだよッ!!」
ガタッ!!
兄は急に立ち上がり、下を向いて震えていました。
「ダメなんだよ・・・・好きだから、一緒にいちゃ・・・・・・」
「お兄ちゃん・・・・・・・・」
「俺たちは・・・・・兄妹・・・・・・・」
88:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:47 AfKNb/1Z
突然の兄の叫びに、自然と私は泣き止んでいました。
そして私も席を立つと、テーブルを回って兄に駆け寄りました。
拳を固めて震える兄は、こうして見るとまるで子供のようです。
「・・・・・でも・・・・・」
兄の両手が私の肩に置かれました。
そしてその手をそのまま背中に回し――
いつの間にか、私は兄に抱きしめられていたのでした。
「好きなんだよぉ・・・・・っ」
89:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:48 AfKNb/1Z
肩に冷たいものを感じました。確認しなくても、それが兄の涙だということが
判ります。兄の腕に、力が入りました。
「お兄ちゃん・・・・・」
「静恵・・・・・・・・」
兄の心臓の鼓動が、耳ではなく身体から聞こえてきました。
1秒が1時間に、1時間が1年に、1年が無限に感じられ――
私と兄はそうして抱き合ったまま、お互いの体温を感じあっていたのでした。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
90:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:49 AfKNb/1Z
「あのね・・・・・お兄ちゃん」
私は次の言葉を言うべきか、迷ってしまいました。
だって、こんな事を言ったら・・・・もう、戻れないのですから。
ですが私にはもう自分の口を止める事ができませんでした。
恥ずかしさより、後ろめたさより、兄と心が通じ合った喜びのほうが大きいのです。
「私、さっきね・・・・・・」
ごくり、と唾を飲みます。
「お兄ちゃんの事考えながら、ひとりエッチしてたんだよ・・・・・」
91:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:49 AfKNb/1Z
兄の息を呑む声。
私の顔をはっと見ました。
「私も・・・・お兄ちゃんの事、大好きだからさ・・・・・・・・
しちゃったの。ううん――前から、ずっと前からそうだった・・・・・」
「し、静恵!もういい・・・・!!」
兄の制止を遮って、私はこう続けました。
「・・・・・お兄ちゃんのこと、愛してるの」
「・・・・・・・・!!」
今度は私から兄を抱きしめます。
そして、もう一度――
92:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:50 AfKNb/1Z
愛してる、知生。
93:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:51 AfKNb/1Z
やっと言えた言葉に、涙がこぼれ落ちました。
一体、何年かかったのでしょうか。もしかしたら、一生言えないと
諦めていたのかもしれません。
「お兄ちゃん、ごめんね・・・・私・・・・・」
そう言いかけたところで、
「知ってたよ」
!
「知ってたんだ・・・・静恵の気持ち。こっちこそ・・・・ごめんな」
94:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:52 AfKNb/1Z
そう言うと兄は急にふっきれたような顔になって、私の頭を乱暴に撫でました。
優しくてちょっと不器用な、いつもの兄に戻っていました。
つられて私にも、心の底からの笑顔が浮かんできます。
すると兄の手がスッと伸びて、私の眼を覆ってしまいました。
「な、何す――」
・・・ちゅっ・・・・・・
あ。
95:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:53 AfKNb/1Z
これが、キス――
甘美な衝撃が唇から私の胸に伝わり、身体が宙に浮いたかのような感覚がしました。
兄の唇は柔らかく、まるで女の子のようです。
私の頭は恍惚に支配されました。
ところが兄はすぐに唇を離してしまいました。
その代わり、まだ頭の中が真っ白な私に、今度は優しく頭を撫でてくれます。
「なぁ静恵・・・・・・」
「うん・・・・・・・?」
96:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:54 AfKNb/1Z
「さっき・・・・オナニーの声、聞こえてたぞ?」
なッ!?
この場で死んでしまうかという恥ずかしさでした。
確かに私から正直に告白したことですが、やはり恥ずかしいものは恥ずかしいのです。
それでも私は、もっと正直に・・・・
「お兄ちゃんが悪いんだからね・・・・・・」
「・・・・え?」
「お兄ちゃんのせいで、私・・・・こんなエッチになっちゃったんだから!
・・・・お兄ちゃん、昔、私のアソコ見て勃起してたでしょう」
今度は兄が真っ赤になる番でした。
97:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/29 22:55 HgnN/eix
98:りぜる (ギン酸ジエチルアミチド)
04/02/29 22:59 AfKNb/1Z
以上でふ。
もう死んでしまいそうでふ。
途中で弟にFLASHゲーやらせろ、とか言って乗っ取られたけどがんがりましたよ。
ああ・・・・長い・・・・長げぇよコレ・・・・・・前までと作風違うし。
いやいや皆様、大変長らくお待たせいたしました。あとは三文様がりぜるSSを書いてくれるのを待つのみw
99:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/29 23:05 HgnN/eix
……え? 終わり? エチシーン無し?
うおぉ… まさに生殺し…
このヤキモキをどう消費すれば…(知るか
投下は…また後で
100:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/02/29 23:29 X67zao3g
りぜるサンがキタ━━━\(゚∀゚)/━━━ !!!!!
食卓で繰り広げられる、静から動に転じる瞬間の描写に(;´Д`)ハァハァ
う~ん、読んでるこっちまでドキドキしてきます。
孕ageさんの続きも気になるし‥‥お兄ちゃん中毒(w になっちゃった鏡子ちゃんが非常に気になる‥‥
でも、もう寝るんで楽しみは明日にとっておこう。
>>71
ここに入り浸っている住人さんは、私も含めてみんな同じ廃人ですよ。多分(w
101:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/01 00:21 9TDAJ9Vz
リ(略)氏の続編キタ━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━!!!!!
>>98
慌てずがんがれ~!みんな気長に待ってますよ!!
>>100
追い打ちを掛けるように本日、友人が強引に自宅に乗り込み
某テスト版ネットゲームをインストール…
廃人街道まっしぐら…
_
_ト |○
はい、最近また私的発言が多いですね…逝ってきまつ…
102:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:14 aMN1BA5a
あと、と言いつつ3時間経過…
>>100
お兄ちゃん中毒…
イイ言葉だな。メモっとこ。
>>69から
103:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:16 aMN1BA5a
鏡子:
コウ兄とデート…
普通に外出するんとは、違う気のする響き…
何着てこうか、迷う…
服なんて、あんまり無いのに…
104:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:18 aMN1BA5a
結局動きやすうて肌の出んデニムのズボンと
厚手のセーターを羽織ることにした。
女の子な感じはあんまりせんけど…
まあ、ええよね。
デザインよりも機能重視で。うん。
「もう準備ええよ。」
「…おいおい、まだ早いよ。
まだお昼前だ。」
「そ、そうだった?」
「別に焦らなくていいから、な。」
……コウ兄とデートするってだけで、焦ってしまったんかな……
105:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:21 aMN1BA5a
康太:
今から鏡子とデートする。
そんなことを考えただけで、何故だかそわそわして落ち着かない。
鏡子もそうなのか、ふと目が合ってしまった。
「…………。」
「…………。」
106:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:24 aMN1BA5a
なんとなく、見つめ合ってしまう。
いや、鏡子はさっきから俺の方ばかり見ていた。
ずっと… 俺の事だけを… 考えていて…
「…じゃあ、そろそろ出かけようか。」
「うん!」
本当は少しだけ時間が早いのだが…
これ以上待たせると腐ってしまいそうな顔をしていたので
予定を早めることにした。
107:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:29 aMN1BA5a
鏡子:
コウ兄と腕を組んで歩く。
他の人から見たらどう見えるんかな…
普通にイチャついてるカップルに見えるんかな。
兄妹には、見えんよね…
108:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:31 aMN1BA5a
普通に町ん中を歩いて、
普通に店ん中で買い物して、
普通にお昼御飯を外食して…
でも、コウ兄と一緒なだけで嬉しい。
なんで、こんな気持ちになるんかな…
109:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:33 aMN1BA5a
康太:
急に鏡子に腕を強く掴まれた。
「ん? どうした?」
「? …別に、何もないよ。」
…気がしただけだったようだ。
「…そんなにくっつくなよ。
ちょっと歩きにくい。」
「……ごめん。
あのね、コウ兄と歩いとるだけで、
ドキドキして… 恥ずかしゅうて…
でも、離れたくなくて……
……ホントに ……ごめん。」
110:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:38 aMN1BA5a
しばらく離れて歩いていた、が…
後方から『コウ兄と一緒におりたい…!』
『片時も離れたくない!』という念がひしひしと伝わってきた。
「…鏡子。」
「…なに?」
「やっぱりこっちおいで。
この辺物騒だし、そうやってるとストーカーかなんかに見える。」
「うん……」
さっきよりもさらにくっつかれる。
……負けた。
111:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:43 aMN1BA5a
鏡子:
気付いたら、もう辺りは暗くなっとって…
そんなに一緒にいた気がせんのに、こんなに時間が経っとる…
「……もう、帰らな… いけんよね……」
「……その前に寄りたいところがあるんだが、いいか?」
「うん、いいよ。
コウ兄と一緒ならどこだって…」
「…そのセリフ、本当だろうな。」
「うん。」
コウ兄に連れられるまま、どこかへ向かって歩く。
どこに行くんか、気にはなるけど…
でも、一緒なら… どこにだって…
112:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:45 aMN1BA5a
続く
ココで生殺しは卑怯ですよ孕ageさん!
113:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/01 22:49 cesYoUDZ
孕age氏 (・∀・)イイ! です 。このあとドコいくのかな~いいコトするのかな~♪(w
114:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/02 01:15 NuVCJN9l
続きキタ━━ヽ( ゚∀)人(∀゚ )人( ゚∀)人(∀゚ )ノ━━ !!!
…って遅すぎですかそうですか。
やっぱりこの後に寄るのは…って勝手な先読みはいけませんね。
115:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:33 1rzNvfL9
ふふふ…
ハイその通りですよ。
つーかそんなわかりやすいネタ書くなよって話。
そういうネタ書いてる人…ホントにスマン。
でもこういうのは早い者勝ちってのもあるから…
>>111から
116:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:36 1rzNvfL9
鏡子:
「……もしかして ……ココ、なん?」
「ああ。ココだ。」
派手なネオンの明かりに照らされて、妖しく光る中ぐらいの建物…
そこは、いわゆる『ラブホテル』の前…だった。
「ココに、入るん?」
「そうだ。」
「それって……」
手を引かれて中に入る。
ココに来たって事は… つまり… その…
117:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:40 1rzNvfL9
普通のホテルみたいなカウンターとかはなくて、
お互いの顔が見えんでも部屋が取れるみたい。
プライバシーが、守られるんやね。
中身もちょっと派手な灯りとデザインの部屋に入る。
「……コウ兄、ココに来たって事は… その……」
「…そうだ。
俺はお前と『したい』んだ。
……イヤか?」
118:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:45 1rzNvfL9
「そんなん… 家でも、出来るし…」
「……今、急にしたくなったんだよ。
それとも、いつでもいいから… ってのは嘘だったのか?」
「ううん!
……でも、なんか恥ずかしい……」
119:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:49 1rzNvfL9
康太:
「コウ兄は… こういうトコ、来たことあるん?」
「……いいや。初めてだ。」
「それにしては…慣れとるみたいに見えるよ。」
「そうか?
こういうのは度胸だよ、度胸。」
「……私、こういうトコ来てええんかな……」
「……まあ、バレなきゃいいんだよ。バレなきゃ。」
120:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/03 02:51 yy9EkvkO
l. ,' i ___,,iレ'´l|. l }!/ //レ /|,! リ ! ,! /
! i | i !| /! l' /イ / 弋フ~厂/' /'/ キタ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
l | i|!. ! l.!_レっ´厂 ´ `¨, , 'イ、イ'′
ll |lハ ', l|^ー-‐' jィl キタ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
. . | !| ヽ.r‐v ' ' r―1 / .|l
. |l | .{´(ゝ_ l. j ,.イ! ∥
. |. | l lー‐‐ .__ ヽ_'_,. ィl l!. | メ / )`) ) キタ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
.l | !ハ ヽl 、}` ̄ ̄ | l! l| | | メ ////ノ
l! | 〃|.ヽ ヽヽ !_l! l| |. l メ /ノ )´`´/彡
! /,r''´:.l ヽ. ', iー---‐'' >―‐- 、 ! / ノゝ / キタ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
く:...:...:...! ', i l` ̄ ̄'´:...:...:...:...:...:.ヽl /| 、_,,ィ '__/,;'"´``';,.
121:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:51 1rzNvfL9
「……コウ兄は、今すぐ私と……『したい』んよね…」
「……ああ。
いいんだろ?」
「……うん。」
恥ずかしげにうつむいている鏡子の顎を掴んでキスをする。
昨日とは違って、おとなしめな様子の鏡子。
キスも、どこか控えめに応えている。
「…………。」
「時間、あんまりないからな……」
122:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:55 1rzNvfL9
鏡子:
備え付けのお風呂も、派手な照明と内装だった。
「……一応、入ってった方がええんかな……?」
「…じゃあ、一緒に入ろうな。」
「……。」
ちょっと恥ずかしいけど…と思いつつも
肯いてから、服を脱ぐ。
お湯を溜めるんは時間かかるから、シャワーだけを浴びる。
……コウ兄と、一緒に。
123:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:58 1rzNvfL9
今朝は、コウ兄と一緒なら…何でもする、って思っとったのに…
今は、どうしようもなく恥ずかしい。
温かいシャワーの流れの中、コウ兄に後ろから抱かれる。
……腰の辺りに当たっとるコレは、もしかして……
「コウ兄…… コレ、って……」
「……お前の中に入りたい、ってさ……」
「……ね、見せて…くれん、かな……?」
124:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/03 02:59 yy9EkvkO
125:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:01 1rzNvfL9
康太:
鏡子の目の前に明らかになる男性自身。
まだ昨日みたいな暴発の危険性などはないが、
ビンビンに自らの欲望を表現している。
「コレを… 昨日、入れて…
今日も… いまから…」
潤んだような、興味津々といった感じの瞳で見つめ続ける鏡子。
「…触ってみろよ。」
「…ん。」
126:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:02 1rzNvfL9
自慰に使う自分の手とは違う感触。
女の、少女の、 …妹の ……鏡子の、手。
「うわぁ……
コウ兄、こんなん生えてて… 気持ち悪うないん?」
「……生まれた時からある物に気持ち悪いとか言うなよ。」
「そ、そうよね…
…どうすれば、気持ちいいん?」
127:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:04 1rzNvfL9
「そのまま手で擦って…」
「……ようわからんけど……
こう、かな……」
「……どう?
気持ち…いい?」
「まあ、な。」
とは言え、鏡子はそんな肉棒の扱い方など知らない。
だからか、いまいち快感が得にくい。
もちろんシチュエーションとしては興奮してるのだが…
128:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:05 1rzNvfL9
続く…
まだまだ生殺し。
129:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/03 03:10 yy9EkvkO
またフライングだよ…皆様・大変失礼しました!
呑みながら巡回&SS作成は駄目ですかそうですか…
_
(|\ \
| | ̄|
\ \
130:りぜる(ry
04/03/03 15:01 4YTxa0NG
>>129
大丈夫!俺も前回の投下はキムチで焼酎やりながらだったw
それはそうと、俺のコテはSS投下中だけ本名になるらしい(三文様の光臨まで)。
131:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/03 20:53 QqV1KJSj
きーむちきむちっ ちょっとひゃっこいきむちっ
132:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:17 d7pkguR3
久々の投下です。
前スレ961より‥‥
133:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:18 d7pkguR3
ベッドの上でモゾモゾと動いて、あたしは兄貴の下に組み敷かれる。
やっぱりキスから始まる。キスは‥‥好き。すごいエッチな気分になれるから‥‥
今度は兄貴の舌があたしの唇を割ってスッと滑り込んでくる。
チュ‥‥クチュ‥‥ペチャ‥‥卑猥な音を立てて兄貴を貪る。あたしはこんなにやらしい‥‥
もっと兄貴が欲しい。あたしの口に流れこむ唾も喉を鳴らして飲み干す。
それでもまだ物足りない‥‥あたしは兄貴に飢えている。もっと一つになりたい。
背中に腕を回して力一杯抱きしめる。とたんに兄貴の体重があたしにかかる‥‥重たい。
でも、その重さだって心地良い。肌と肌が密着してると温もりが一層、伝わってくるから‥‥
そして、どちらからともなく唇が離れる。
「それじゃあ胸、触るよ‥‥」
コクンと頷いて、身を任せる。兄貴は上半身を起こして、あたしの胸に手を伸ばす。
134:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:19 d7pkguR3
ソッと掌に覆われ、柔らかく胸を揉まれる。触られたトコが熱い‥‥
「すごい柔らかいな‥‥サイズ、幾つなんだ?」
「87の‥‥Dだよ‥‥」
「そうか‥‥こうして見るとホント、キレイだよな‥‥」
ストレートにそう言われるとすごい照れるし、見つめられるとなおさら恥かしい。
指が硬くなった乳首をさわさわと撫で始めると‥‥ピクリ‥‥息が詰まる。そして体が即、感じだす。
「カワイイよ、エミ‥‥」
そう言って、兄貴はあたしの胸に唇を寄せる。乳首に濡れた温かい感触が伝わる。
「あ‥‥は‥‥あっ‥‥」
そっとくわえられ、先っちょを舌でチョン、チョンとつつかれる。
それだけなのに、こんなに艶かしく喘いでしまうなんて‥‥でも、いいの。
あたしがこんなに感じてるのを、兄貴にわかって欲しいから‥‥もっと、して欲しいから‥‥
135:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:21 d7pkguR3
今度はいっぱい乳首を吸われている。
兄貴はまるで赤ちゃんみたいに、あたしの胸にむしゃぶりついている。なんてカワイイんだろう‥‥
‥‥あたしを、好きにしていいよ。思いを込めて頭を、背中をそっと撫でる。
そして、反対側の胸をまた吸われる。空いた乳首はすっかり硬く立っている。もっと触って欲しいのに‥‥
肌と肌が触れ合ってると思いが伝わるのか、無骨な指がソフトに、器用に乳首を撫でてくれる。
「あ‥‥やぁ‥‥ん」
胸を触られ、声をあげて気持ち良く悶えていたら、あたしの大事な部分‥‥アソコに手が差し込まれた。
足を閉じようと思っても、兄貴の体に邪魔されて閉じられない。
腰をよじって逃げたくても、手があたしのアソコにしっかり張り付いて‥‥ゆっくりとさすってる。
あ‥‥やだ‥‥濡れてるのが‥‥感じてるのが、バレちゃう‥‥そこはダメ!‥‥気持ち良く‥‥なっちゃう‥‥
一番敏感な場所を正確に弄ばれて、あたしは快感の虜になっていく。
136:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/04 00:23 FChnY3DY
137:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:23 d7pkguR3
両方の胸とアソコの尖った敏感な蕾を攻められ、今まで感じた事の無い気持ち良さに息も絶え絶えになる。
「い‥‥やぁ‥‥ぁん‥‥ふぁ‥‥ぁ‥‥いぃ‥‥よお‥‥んぁ‥‥あ‥‥ぁ‥‥」
一人エッチじゃ味わえない刺激に、快感に更に溺れていく。濡れていく‥‥
あたしは操り人形みたいに、兄貴に体を、全てを任せてしまう。
138:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:24 d7pkguR3
‥‥ようやく唇が胸から離れ、兄貴は太い腕であたしの上半身を起こす。
右手で器用にアソコをクチュクチュとかき回したまま‥‥あたしを後ろから抱きしめてくる。
首筋に熱い吐息がかかり、舌が項を舐める。胸が揉まれて乳首を転がされる。
後ろから伸びる足があたしの足と絡み合って、むりやり大きく開かされる。閉じたくても兄貴の力にはかなわない。
こんな恥かしいカッコで攻められて‥‥もっと気持ち良くなっちゃうよぉ‥‥
「や‥‥だぁ‥‥あぁっ!‥‥ダメ‥‥ダメ‥‥いいっ‥‥!」
アソコから何かが伝って、お尻に流れていくのがわかる‥‥こんなカッコで‥‥ヤダ‥‥恥かしい‥‥!
「ガマンしないで‥‥イッちゃっていいんだから‥‥恥ずかしがらないでいいから」
‥‥耳元で囁かれると‥‥もうダメ‥‥頭の中、真っ白に弾けちゃう‥‥イっちゃう‥‥
139:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:25 d7pkguR3
「イヤ‥‥ヤダぁ‥‥いっちゃ!‥‥あぁ‥‥あっ!‥‥あ!‥‥ぁ‥‥!」
痺れる位、すごい、気持ち、いい‥‥力が、抜けて、いく‥‥アソコが、熱い‥‥体が、震えてる。
あたしは体重をすっかり兄貴に預け、足を大きく広げられたままの、はしたない姿で快感の余韻に浸っている。
胸が大きく上下して、快感の残り香のように呼吸と喘ぎ声が同時に出てきてしまう。
もう、兄貴から離れられない。離れたくない‥‥この気持ち、どうしたらこの男(ひと)に伝えられるんだろう‥‥
「エミの体‥‥あったかくて、柔らかくて、いい匂いがして‥‥ずっと、こうしていたいな」
後ろから伸びる手が、あたしの胸を下から掬いあげるように揉み、さすっている。
「あんっ‥‥あたしも離れたくない‥‥離しちゃ、イヤだ‥‥」
「心配するな。離れたりしないよ‥‥」
抱きつく兄貴の体温で背中が温かい‥‥でも、密着した腰のあたりに何か硬い熱さを感じる。
これって、兄貴の‥‥アレなの‥‥? 今になって気付いたら、急に恥かしくなってきた。でも、見てみたい‥‥
140:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:27 d7pkguR3
「兄貴‥‥一緒に‥‥寝よ‥‥」
そう言うと、兄貴は素直に横になってくれる。あたしはチラリと兄貴のアレを覗き見る。
硬くそそり立つ塊は想像よりも大きくて‥‥あんな大きなモノが、ホントに‥‥あたしの中に入るの?
あたしの視線を追って自分のアレを見つめる兄貴。あたしを見つめてちょっと笑う。
「恐くなったか? エミがイヤだったら‥‥このまま添い寝するだけでもいいんだぞ」
本気でそう言ってくれる‥‥なんて優しいんだろ‥‥兄貴の胸に覆い被さって、頬を摺り寄せしがみつく。
「恐くなんか‥‥ない‥‥あたし、兄貴に嫌われる方が‥‥もっと恐い」
「‥‥嫌いになんかならないよ‥‥好きだよ、エミ」
髪を撫でる手も、囁いてくれる言葉も、全てをあたしだけに向けてくれる。あたしは本当に愛されている‥‥嬉しい。
大好きだよ‥‥そんな思いを込めて兄貴の乳首を舌で転がし、キスをする。
徐々にあたしの唇が下へ、下へと進んで行く。一番熱い部分に向かって‥‥
141:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:28 d7pkguR3
気が付くと、兄貴の熱いアレがあたしの胸に当たっている。
柔らかい『女』に当たる硬い『男』‥‥好奇心が湧き起こる‥‥それは、まるで兄貴を抱きしめるようなイメージ。
「‥‥兄貴、いいコトしてあげようか?」
ちょっと恥かしいけど‥‥もっと兄貴を体で感じてみたいの‥‥
アレを胸の谷間にギュッと挟んで、逃げないように脇から手で押さえつける。
‥‥まるでホットドッグみたい‥‥白いパンに包まれた大きな熱々のソーセージ‥‥すごいヤラシイ‥‥
唐突なあたしの行動に、兄貴は体を起こして驚いている。
「‥‥お前、何でパイズリなんて知ってんだ?」
「これ、パイズリっていうんだ‥‥兄貴こそ何でそんなエッチなコト知ってんの? エロビデオか何かで見た?」
「こんなのは男の基礎知識ですよ、お姫さま」
笑いながら嬉しそうに答える兄貴。頬を、頭を柔らかく撫でてくれる。
142:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:30 d7pkguR3
今日は以上です。
PC・Drinkerさま、支援サンクスです。それではおやすみなさい‥‥
143:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/04 00:31 roLrnQUR
ふ…
遅かったか…
次回!
パイズリでキタ━ヽ(゜∀゜)ノ━( ゜∀)ノ━( ゜)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゜ )━ヽ(∀゜ )ノ━ヽ(゜∀゜)ノ ━!!
144:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/04 00:35 6rvC1e1d
∩ 北
| |
∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`)// < キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
/ ../ \__________________
/ /| ../
____..|___|____________
\ 發發發□□□中中中東東東北
\ _______
\ \ ■_ \ ジャラ
\ \ □\゚_\□\ ジャラ
\ \___□__\
\
145:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/04 00:38 FChnY3DY
l::::::::: .l / F X D ヽ
|:::::::::: -==・- -==・- | | ::::::::: :::::::|
.|::::::::::::::::: \___/ | | -・==- -・==- ::::::::|
ヽ::::::::::::::::::: \/ 丿 | \___/ :: :::::::|
ヽ::::::::::::::::: / ヽ \/ ::::::::::|
生殺し? あぁ…
146:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:43 2ReSBzvl
>>127から。
今回分短けぇーー!!
147:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:45 2ReSBzvl
鏡子:
「じゃあ、今度は舐めてみて。」
「……。」
汚いけど……
コウ兄のだから……
思い切って先の方を銜える。
……しょっぱい味がする。
おしっこの味…?
でもそれとは別に苦いような…ようわからん味もする。
それを舌に感じた途端に、
私の体が… もっと、熱うなった気がする…
148:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:48 2ReSBzvl
「……。」
「どうした?
もっと続けてくれよ。」
「……コウ兄、無理しとる。
あんまり、気持ちようないのに……」
「……まあ、まだ慣れてないしな。」
149:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:52 2ReSBzvl
「ごめんね…
私が… 子供で… 未熟で…」
「そんなに落ち込むなって。
いまから、これからに期待すればいいんだし。」
「でも、私… 胸小さいし…」
「だから、これから大きくなるって。
なんなら大きくするために揉んでやるよ。」
150:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:57 2ReSBzvl
「ん……」
「どんな感じだ?」
コウ兄に、優しく胸を揉まれる。
触られとるところから… 波が…
きゅんってくる波が来て…
…………でも、ふと下を見て見える光景は、
ムリヤリ寄せ集められて、
やっと出来上がった『盛り上がり』を揉まれる。
そんな感じ。
……自分でも無い胸だと思っとったけど、これほどとは……
ちょっとミジメな気分になってきたわ…
「…コウ兄、もうええよ。」
「まあそう言うなって。」
「……。」
151:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:00 2ReSBzvl
康太:
……ハッキリ言って今の状態は、
鏡子の胸をなんとか寄せ集め、そこにやっと出来たふくらみを揉み続ける。
そんな感じだ……
…まあ、無い方とは思っていたが、ここまで無いとは…
しかし性感があるのは確かなようで…
「ほら、乳首が勃ってきた。
気持ちいいんだろ?」
「……うん。
でもね、」
「なんだ?」
「……やっぱり …恥ずかしいから、
……ベッドで、して欲しい、かなって。」
152:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:04 2ReSBzvl
風呂での前戯を切り上げ、
体をタオルで拭きあってから、舞台をベッドへと移す。
裸のまま移動しようとすると、
「コウ兄…
抱っこして、運んで。」
「……わかった。」
「…あ、普通に、じゃなくて、
その…」
「『お姫様抱っこ』か?」
「…うん。」
153:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:08 2ReSBzvl
誰が考えついたのか、
今は亡きen○xを恨んでも仕方がない。
「コウ兄、重うない?」
「…大丈夫だよ。このぐらいなら全然重くないさ。」
そう、引き締まった鏡子の体は決して重くはない。
しかし、手に、腕に、伝わってくる生きた『肉』の重みは
ずっしりと、感じられる。
そして知らず知らずのうちにお互いの心が近づいていくような気持ちも…
そう思うと… 結構、悪くはないか。
154:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:13 2ReSBzvl
鏡子
コウ兄の胸に頭を付ける。
耳に、コウ兄の鼓動が伝わってきた。
どきっ どきっ どきっ
私の鼓動は… コウ兄のより、ちょっと速い。
これからの不安と…期待…で…
155:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:16 2ReSBzvl
ベッドに優しく降ろされて、
ああ、これからコウ兄と…
SEX…するん…だ…
兄妹で…しちゃ…いけないこと…
昨日…して…しまった…こと…を…
そう考えるだけで… 体中がどきどきで… イッパイになって…
「コウ兄…
私、どうすればいいん?」
「…俺に、任せとけばいいから。」
「ん……」
156:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:18 2ReSBzvl
続く。
方向性、か…
俺もネタの尽きるまで頑張りたいなぁ…
というわけでリク募集してみるテスト。
書いて欲しいネタと鏡子が何弁話してるのかを添えてどうぞ。
正解したら…
ま、しなくても拾うか。
157:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/05 19:44 kCvAAdp3
孕 ageさま 乙です。
>今は亡きen○xを恨んでも仕方がない。
ドラゴ○クエ○ト‥‥懐かしいなぁ。昔、さんざんやったなぁ‥‥(w
158:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/05 23:05 k0hM5w1q
>リク募集
次回作は妹攻めで…と呟いてみたりする…。
159:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 07:50 /+EHJfOT
URLリンク(www2.mnx.jp)
お前らも気をつけろよ
160:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 15:59 s9S+Paw/
>>159
禿藁
161:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:04 s3B4e10S
今日ここ見つけて(;´Д`)ハァハァしてしまいますた。
妹イイ!!
妹萌えぇぇのリビドーによりSS書き出してみたので投下させて下さい。
162:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:08 s3B4e10S
1
遠い意識の向こうで鈍い音が聞こえていた。
誰かが俺を呼んでいる気がする。誰なんだ。
呼ぶ声を掻き消すようにノイズが混じる。唐突に女の子が目の前に現れた。女の子が何かを言って笑う。そのどれもがだんだん大きくなる雑音に掻き消されて何を言っているのかわからない。
途切れなく流れてくる雑音に意識が傾いたと同時に、大きく地面が揺れた。
瞼を開けて目に飛びこんできたのは、開き出したドア。
寝ぼけた頭に到着駅のアナウンスが聞こえると、俺は跳ねるように飛び起きた。
間一髪のところでホームに降り立つ。
危なかった。どうやら、何時の間にか眠りこんでしまったらしい。
163:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:08 s3B4e10S
2
暖かかった車内と反対にホームは厳しい寒さに包まれていた。
激しく降りしきる雨がより一層寒さを厳しくさせている。
「まいったな……傘なんか持ってねえよなあ、俺」
溜息と同時に吐き出して、とりあえずカバンの中を漁ってみた。
しかし、入れた覚えのないものは入っているわけが無い。
「あるわけ、ないか」
雨は止む気配など微塵も感じさせず、むしろますます激しさを増していた。
「仕方ない。ビニール傘でも買うしかないな」
諦めて売店に向かった俺だったが、売店の前ではさらにショッキングな出来事が俺を待ち構えていたのだ。
―売り切れ。
164:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:09 s3B4e10S
3
無常に貼られたその紙を俺は眺めることしか出来なくて。
外を見ても止む気配は全く無い。
この大雨の中、いよいよ走って帰らなければならないのかと、覚悟を決めたその時だった。
ポケットに入れた携帯から、軽やかなメロディが辺りに響きわたる。
急いで携帯を取り出した。
このメロディは俺の一番のお気に入りの曲だった。
他の奴と違うと、かかってきた時にすぐわかるように設定している。
着信設定をしていることをひょんなことから妹の百合に知られた時、お兄ちゃんは普段大雑把なのにへんな所だけマメなんだね、と笑われた。
別に全ての番号の着信を設定してるわけじゃない。
おまえのだけだからマメでもなんでもない、とはさすがに言えなかった。
165:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:09 s3B4e10S
4
『お兄ちゃん?』
通話ボタンを押すと、少し舌足らずな声が耳に届いた。
「ああ、俺。百合、どうしたんだ?」
『今どこにいるの?』
雑音が酷くて聞き取り難い。
自分の背後に降りしきる雨のせいかと思って駅の入口から少し構内へ戻ったが、その雑音は直らなかった。きっと電波が悪いのだろう。
「今駅についた所だ。雨がまだ凄いんだ。少し様子見て、雨が弱くなったら帰るから」
何でもなさそうにそう言って、じゃあと携帯を切ろうとした瞬間、
「お兄ちゃん!」
やたら大きな声で百合の声が聞こえてきた。
「おい、百合。どうした、何かあったのか」
俺は慌てて百合に問い質す。家で何かあったのかと背中にひやりと汗が走った。
166:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/06 18:11 zuesafIJ
ふぉおおおお
167:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:12 s3B4e10S
5
「違う、違う。後ろ見てよ」
百合の声がやけにリアルに聞こえてきて、俺は言われるまま後ろを振り返った。
そこにいたのは悪戯っぽい表情を浮かべた百合だった。
「じゃーん。迎えに来たよ、お兄ちゃん」
家にいるとばかり思っていた百合が、目の前にいる。しかもよく見れば、そでや、ジーンズの裾や、肩に流れた髪の毛が、かなり水を含んで重そうに濡れていた。
「お、まえ…。どうしてここに……?」
呆気に取られて俺は百合を凝視していた。
百合が可笑しそうに笑いだす。
「やあだ、お兄ちゃん。今すごい間抜けな表情してたよ。もちろん雨が降ってたからお兄ちゃんを迎えに来たんじゃない」
感謝してよね、と付け加えて百合がにっこりと笑った。
168:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:15 s3B4e10S
とりあえずここまでっす。
妹ォォォ(;´Д`)ハァハァ
また書きに来させてください。
職人様方頑張って下さい!!
169:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/06 18:18 zuesafIJ
新人キタY⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y⌒Y!!!
萌え妹(*´Д`)ハァハァ
萌え妹(*´Д`)ハァハァーーー!!!
…俺の投下はまた後でな。
170:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 19:44 Ew5f8ANc
これはいい妹ですね。この後は相合い傘でお帰りでしょうか。
>>159
これはある意味、腹上死より…いい?w
171:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 08:57 aw3CVzQP
激しく遅れて申し訳ありませんm(_ _)m
またしてもウチのバカ妹がPM11:00から
AM6:00までチャットしてやがりました。
下手するとしばらくこうなるかもしれませんぬ。
まったく……
>>155から
172:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:00 aw3CVzQP
康太:
軽く唇にキスをしてから胸への愛撫を再開する。
手と、指と、それから舌で。
「あ… んん…」
鏡子の胸板に顔を近づけ、乳首を愛撫していると、
鏡子のニオイを鼻に感じた。
甘い、ミルクのような、人肌独特の香り…
…もしかしたらフェロモンの香りなのだろうか…
ギンギンに勃起してきた。
173:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:02 aw3CVzQP
しかしこのまますぐに挿れても少し面白くない。
昨日鏡子に圧倒された分、今日は俺がリードしてやるのだ。
「あ…!
そこ…は…」
「ココが一番重要な場所だろ?
それに濡らしとかないと痛いぞ。」
「……。」
「続けていいか?」
「……
うん。」
174:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:06 aw3CVzQP
鏡子:
コウ兄に、弄られとると、
ソコだけ、じゃなく…て、
体中が、きゅんっ、てなって…
どうしたら、いいん、か…わからんく、なるけど……
コウ兄に、任せとれば、いいんよね……
175:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:08 aw3CVzQP
「はぁ… はぁ…
コウ兄…」
「…気持ちいいか?」
「うん……
でも、」
「でも?」
「ちょっと、寒い…
ずっと裸で… 湯冷めしてしもうたみたい。」
「……じゃあ、こうするか。」
176:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:12 aw3CVzQP
コウ兄と一緒に布団の中に入る。
シーツのちょっと冷たい感触も、
二人の熱で、あっという間にぬくくなった。
「……コウ兄、続き……」
「……わかってるよ。」
そう言われて、頭撫でられただけで… また、きゅんっ、てなった。
177:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:17 aw3CVzQP
あ~なんか首凝ったうえにスゴイ眠いです。
すいませんが今日はここで生殺したまま、
続く。
178:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/08 01:49 I/N7tyX/
126 名前:水先案名無い人 投稿日:04/03/06 20:55 ID:lecf4Jfp
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒.) 知ってる人も多いと思うが、水戸黄門が一話完結形式なのは
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| 主な視聴層であるご老人方の
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 「来週も生きているか解らないから、前後編はやめてくれ」
│ /──| | |/ | l ト、 | と言う切実な願いを反映したものだ!
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 | …切ないな。
179:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/08 02:41 6RSuzKaQ
>>162
=∧,,∧
キタ━━=≡ミ,,゚∀゚彡━━━!!!!
GoodJobです!あえて注文を付けるとすれば次回からは
HN・トリップをお願いします。
>>177
続きキタ━━━⊂_⊂( ´∀`)っ━━━!!!!!
あの…“生殺し”を無理に意識しなくても…(;´Д`) '`ァ'`ァ
180:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/08 11:46 AyX7gWl+
>>178
第4部の「北海の反乱」を放送しないのもそういう理由だったんですね。
181:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 22:47 G/HSy/aB
憂い在れば備え無し。忘れた頃に三文です。(´д`)ゞ
実に一週間以上ブリでありますがやぱしレスかなり流れててもはやなにがなんだかw
孕age氏、多産ゴイスーです。よけいなお世話かもですが、書き初めの頃よりかなり慣れてきた感じですね。
だいぶん、読みやすくなってきたように思います。
個人的には、もっと字間を詰めて、あまり技巧にこだわらずに(こだわってますよね?)書いた方がもっと良くなると思います。
ホントよけいなお世話でスマンコですがw m( _ _ )m
>>161さん。
新しく来られた文士の方でしょうか。生殺しスレへようこそ。これで貴方も妹ジャンキーの仲間入りですw
まずは続けてポストしてみてください。ここの思ったより多いw 住人の皆さんが必ず反応してくれます。
萌えウケ半分、己の魂半分ぐらいのエッセンスでw 書かれると良いでしょうとかちょっち老婆心などw
ではオイラも続きと参ります。>>50からでござんす。
182:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 22:51 G/HSy/aB
「ま…まだ、うっ、くはっ、わ、私の…あああっ!
やっ…バ、バージン…無くなって…ないんだから…」
波のように押し寄せる痛みに翻弄されながら、妹は兄に囁き続ける。
「ケイ、う、ううっ、そこまで…」
妹と繋がる部分が、じんじんと疼いていた。掌で強く握られているような圧迫感。
けれどその一方で、下腹部の奥から沸き上がる…
根本的な男の欲望も、確かに。
またも、射精への渇望が沸き続ける。
183:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 22:54 G/HSy/aB
「もうちょっと…もうちょっとだよ、お兄ちゃん…」
そして微かに身体をしならせる。
たしかに兄の屹立の進入は、何かに阻まれていた。
亀頭の先の先が、その存在を感じ取っていた。
「ケイ、これ以上すこしでも動いたら…もう本当に…」
その体勢を保つのは、ある意味難しいことではあった。
そうしている間にも、兄の屹立を包む妹の柔らかい膣壁は、
キュウキュウと断続的に締め続けている。
くっ…。
ケイ、ごめん。やっぱり…俺、すごく気持ちいい…。
耐える、ひたすら耐える。
184:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 22:57 G/HSy/aB
「お兄ちゃん、ね?おもいきって…入れて。
こ…こんなに痛いの…終わりにして」
ポロポロ、ポロポロと涙を流しながら、それでも妹は、無理に笑みを浮かべて兄を見つめる。
「で、でもケイ、もっと奥に入れたら…もっと痛いぞ、たぶん…」
「いいの…」
そうしてしがみついてくる。
「どうせ痛いのなら…お兄ちゃんとひとつになれたほうがいい…」
そ、そうか。
まだ俺たちは、一つになってるとは…とても言えやしないんだ。
けど…。
兄の心に葛藤がよぎる。
引き返すなら、やめるなら、今ならまだ間に合う…。
185:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:05 G/HSy/aB
「お兄ちゃん、お兄ちゃん…お願い、早くして…
いた、痛くて、もう、もう、どうにか、なりそう…」
兄の胸板に額を押しつけて、ぜいぜいと呼吸を繰り返す。
「わ…解ったよ、ケイ」
兄が心構えをする。しっかりと妹を抱き直し、身体を密着させる。
腰と、下腹に力を込める。
膣口で、存在を主張する乱暴な己の分身。萎える兆しすら無い。
186:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:12 G/HSy/aB
「ケイ、いくぞ。…いいか?」
「うん…うん、いいよ…」
妹の頷きを合図にして、兄は腰を押しつけてゆく。
ゆっくり、ゆっくりと、膣口の周りのヒダを巻き込んで、分身が埋没してゆく。
「あ、ああ…」
妹の口から漏れ出す声が、次第に高くなってゆく。
「く…あああ…ひ…いっっっ…!」
そして…。
屹立の先端が、か弱く抵抗する膜を、ついに押し破った。
187:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:18 G/HSy/aB
ぷつ…り。
衝撃が二人の身体を巡った。
妹はそれを自分の胎内で感じた。
兄はそれを自分の鋭敏な器官で捕らえていた。
「いた…あい…っ!」
「ケイ…ああ…ケイ!ケイ…!あああっ」
ぷち、ぷち、ぷち。
妹の身体の中と、自分の屹立の先端で、蜘蛛の巣を破るような音が響く。
…破瓜。
その拍子、途端に拒むものが無くなり、
ずむうっ!
兄の分身が、さらに奥へと突き進む。
勢い余る感じで、妹の柔い股間に、兄の下腹部がぶつかる。
188:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:27 G/HSy/aB
「あっ…ぐう…!」
更なる衝撃が妹の全身を走り、背筋も反り返る。
「ケ…イ!」
「お兄ちゃ…あ…あ…ん…」
歯を食いしばり、耐える妹。
けれど意志に反して、身体は逃げてしまう。
ごつん…!
そしてベッドの縁の木枠に、頭がぶつかって軽い音を立てた。
「あ、ケ、ケイ、ごめんよ…」
兄は手を伸ばし、妹の頭に手をやる。
189:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:31 G/HSy/aB
「い…ひぃっ…!」
その動きが、さらに妹との接合部に刺激を与える。
「痛…い、やっぱり痛い…のお…」
兄に髪を撫でられ、思わず甘える口調になってしまう妹だった。
「我慢…できるか?」
腰を進めることを止め、兄が言った。
ひっく…。
しゃくりを一つ上げて、妹が瞳を開いた。
そして、ゆっくりと頷いた。
何も言わない。兄を、ただ見つめるだけ。
190:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:39 G/HSy/aB
痛い、と未だ言おうとした。けれど、歯を食いしばってなんとか我慢した。
兄の表情が、その自分を思いやる表情が、心に染みていたからだった。
兄も、涙目になっていた。
兄が痛みを感じているはずは無かった。
私の…痛いのがお兄ちゃんにも伝わって…。
ごめんね…お兄ちゃん…。
痛覚を散らすかのように、妹は荒い息を続ける。
薄い胸が、それでも兄の胸を強く押し返す。
じんじん、じんじん、じんじん、じんじん。
自分の下腹部、奥の奥から、まるで太鼓の音がこだましてくるようだった。
191:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:43 G/HSy/aB
はあ、はあ、はあ、はあ。
たまらず、涙が溢れ続ける。痛みと辛抱のあまり、すでに閉じた瞼の間から、じわりじわりと染み出してゆく。
「…」
兄は無言で、その目の端に浮かぶ涙の泉に、唇を近付けた。
そして舌を短く伸ばし、その先ですくい取った。
ぺろ…。
瞼に温かい温もりを感じ、妹はゆっくりと目を開ける。
兄が見つめていた。優しい目。
「お兄…ちゃん」
その言葉だけ、口から出る。
192:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:50 G/HSy/aB
「ケイ…ごめんな。俺、へたくそで…」
兄の言葉より一呼吸おいて、妹はゆっくりとかぶりを振った。
そして、兄が自分と同じように姿勢を合わせるため、ひどく背筋を曲げていることに気付いた。
とても辛そうな体勢だった。
お兄ちゃん…無理してる。
兄もまた、荒く息をついていた。
妹は、ただ兄に身を任せているだけと言えたが、
兄は、極力、自分に痛みを感じさせないようにと、不自然な姿勢でいたのだった。
兄の、どこまでも深い愛情を感じる。
193:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/08 23:54 G/HSy/aB
「お兄ちゃん、もう…痛くない…」
嘘。
「痛くないから、も、もう…ううっ!」
「ケイ、嘘なんかつかなくて…いいんだ」
「う、うん…」
「ごめんな、ひどいことばかりして…」
「ううん、ううん…」
兄の息が吹きかかる。
妹はその息を深く胸に入れてから、首を大きく左右に振った。
194:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/09 00:03 rD7B5A6q
「お兄ちゃん…私…」
「う、うん…」
「お兄ちゃんの…ものに…なったよ…」
俺の…。
「お兄ちゃんの…『初めて』も…私が…もらったんだよ…」
「そうだ、ケイが俺の初めての…」
「ほ…ほんとうは…ああっ!、まだ…す…すごく痛いけど…」
浅く息を繰り返す。
「でも私たち、ほんとうにひとつに、なれたんだね…」
「あ…ああ、一つに…なったんだ…俺たち」
「すごく…しあわせ…だよ…お兄ちゃん…」
「もちろん…俺もだ…」
195:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/09 00:19 rD7B5A6q
はい 糸冬 です。いつ終わるんだろうこの話。 _| ̄|○ …
それでまずお詫びです。えーとですね、エラソーにリゼル氏の擬人萌え話を書く!とかブチかましましたが、
途中まで書いてたのにも関わらず(リゼル氏は実はオンナノコで実はイモウトって設定でw)
すんませんがあれはちとやはり無理です。ゴメーンエヘヘ。(´д`)ゞ
理由はですね、ぢつは今カナーリ鬼畜な陵辱モノ書いてまして、いやマジで。
そっちにかなりリキ入っちゃってるもので…たぶん次作はそれをポストすることになりそうです。
…また叩かれますかねオイラ。m( _ _ )m
陵辱モノっていうと住人の方たちに寸分狂い無く否定されるか引かれるかだと、過去レス他妹スレなどで周知の事実なんですが、
これ割と自信ありますので、そこはかとなく。
リゼル殿、そういうわけで勘弁してやってください。あうあう。
ではまた御邪魔します。もうすぐ完結予定です。ヾ(´д`)
196:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/09 00:44 V36lD9d9
風呂入っている間に…三文氏の続編が…
キタ━ヾ( )ノ゛ヾ( ゚д)ノ゛ヾ(゚д゚)ノ゛ヾ(д゚ )ノ゛ヾ( )ノ゛━!!
197:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/09 00:48 4nKRgxdv
。 。
\ /
キタ━━━( ∀ )━━━!!!!
198:鬼畜、陵辱モノ……はぁはぁ
04/03/09 01:01 VWozWZGT
キター
キター
キ タ -
三文氏乙~
199:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 02:57 ndbdrzrH
キタ━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━!!!!
リアルで見てたのに…
バカ妹め…
>技巧にこだわらずに
え!?
コ、コダワッテマツヨ。ハイ。(なんだその動揺
無駄な改行大杉ってことですよね。
行間を読ませるというのも表現なんスけどねぇ…(拙い文の前では無駄
精進します。
>>177から
200:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 02:59 ndbdrzrH
鏡子
コウ兄に頭を撫でられて、軽くキスを交わす。
……ちょっと落ち着いて、意識がハッキリした。
「早う、入れて…」
「じゃあ、ちょっと持ってて。」
「え… あ…」
コウ兄のオチンチンを両手で握らされた。
熱うて…固い。
201:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:01 ndbdrzrH
コウ兄に足を拡げられて、アソコがちょっと拡がる感じがする。
そしてそこにコウ兄のオチンチンが近づいた。
「ココに、入れるんだぞ。」
「うん…」
「優しく入れないと痛いんだからな。」
「わかっとるよ…
昨日は…痛かった。」
「こうやって… ゆっくり…」
202:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:03 ndbdrzrH
「コウ兄…
私の事気遣ってくれてるん?
……別にいいんよ。
コウ兄のしたいようにしたら……」
「……そうはいかないよ。
こういう事はな、お互いの意志ってのが大切なんだ。」
「お互いの…意志…?」
「そうだ。
ただ穴に突っ込んで、俺一人だけが気持ちいいんじゃ… ダメなんだよ。」
「私は… コウ兄が気持ちよければ… それでも…」
203:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:05 ndbdrzrH
「だから、それじゃダメなんだって。
俺は、お前にも気持ちよくなってて欲しいんだよ。」
「わ、私も…?
でも… コウ兄がするんなら… なんだって… いいから…」
「鏡子…」
「だから… 早う… して…
それで、気持ちよく… なれるから…」
204:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:07 ndbdrzrH
「……わかった。
じゃあ、入れるからな。」
「…うん。 気持ちよう… して…」
私の手に掴まれたコウ兄のオチンチンが、
少しずつ… 近づいてって…
……入って、きた。
205:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:09 ndbdrzrH
康太
鏡子の中に入れるのは(暴発したのを入れて)3回目になる。
そしてどの時よりも今が一番快感を感じていた。
しかし鏡子にも快感を感じていて欲しい。
少し、身勝手なのかもしれないが…
206:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:10 ndbdrzrH
「鏡子、痛くなかったか?」
「…大丈夫よ。
ちょっとジンジンしとるけど…
もっと、動いてええよ…」
「……ああ。」
「それと…」
「ん?」
「……『キョウちゃん』って、呼んで……」
「う……」
そ、それはちょっと恥ずかしいが…
207:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:13 ndbdrzrH
鏡子:
「じゃあ動くからな。
……『キョウちゃん』」
「うん。
『コウ兄』」
昔みたいに、お互いを呼び合う。
もう、きゅーん、てしたのが… 胸ん中だけで収まらずに
体中に弾け飛んでってるみたいな気分。
コウ兄… 大好きだよ…
208:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:14 ndbdrzrH
さらに… その、きゅーん、てしとるのと、
コウ兄が動く度に… 感じる気持ちよさが、
私ん中で… かき混ぜられて… たまらない気分になっていく。
「コウ兄… コウ兄ぃ…」
私は精一杯、コウ兄にしがみついて、すがりついていた。
コウ兄も、突き込む動きを激しくして応えてくれる。
209:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:16 ndbdrzrH
続く。
あと残り2回程で終わっちゃうんですがココに来てエロ分が足りない気がしてきたんで
今から書き足そうかと思います。
2日あるんだしなんとかするさ(死
210:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/09 15:19 4nKRgxdv
キタキタキタキタ━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━!!!!!!!!!!
211:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/10 11:48 t9bcNLH5
他の文士様に失礼承知であえて言う。
>161さん、私はあなたのような文体や作風が一番好きです。
こういうさりげないシチュもすごい好きだ…。
嗚呼、早く続きを……。
212:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:31 zUfwrZzH
どうもゴブザタです。
なんか弟がADSLに変更したからってボソバーマソオソライソなんぞ始めちゃって・・・・くそう・・・・
>>195うおぉいマジで書いてたんかい!!w
いや、まさかな~と思って他人事のようにひっそり期待してたんですが。
それでは>>96から・・・・ってアンカー引いてみたら自分のローペースぶりが身に染みました。
213:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:33 zUfwrZzH
「そんな昔の事・・・・まだ覚えてたのかよ」
「うん、大きさと形までちゃんと」
うろたえる兄が可愛くて、さらに恥ずかしいことを並べ立てます。
が、
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・あれ?お兄ちゃん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・し」
急に黙り込んでしまった兄の唇が、かすかに動きました。
「静恵が・・・・あの時は、静恵が・・・・・いや、大人に・・・なったんだなと思って」
214:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:35 zUfwrZzH
私が大人に、とは身体が・・・・女になってきたという事だと思います。
そんな言葉に思わず胸がきゅうん、と締め付けられてしまいました。
「大人にって、おっぱい・・・・とか?」
正直に言うと、私は胸に関しては人並み以下だと思っていたのですが、
そう訊かずにはいられませんでした。
「む、胸もそうだけど・・・・・・・・・その・・・・・」
兄はさらに赤くなって、うつむいて口ごもってしまいました。
ですがその視線の先には――
215:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:35 zUfwrZzH
「・・・・っ!?お、お兄ちゃんたらどこ見てるの!!」
私の股間があったのです。
「ご、ごめんっ!!」
「もうっ・・・・・・・・」
私はそう言ってそっぽを向いてしまいましたが、その実頭の中は
エッチな考えでいっぱいでした。
――ココは、男の人と『セックス』するところ――
お兄ちゃん、したいの?私と・・・・・セックス・・・・
私の中に入りたいの・・・・・?
216:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:37 zUfwrZzH
と、私は何か下半身が冷たいような気がして、身じろぎをしました。
(これって・・・・私、濡れちゃった?)
そのことを兄に悟られまいと、じりじりと後退します。
ところが逆に、兄は私にだんだんと近寄りました・・・・・距離が無くなるまで。
そして私の耳の所に口を近づけます。それだけで私は少し快感を感じてしまいました。
「なぁ静恵――静恵の身体・・・・・・・・
触ってもいいかな?」
217:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:38 zUfwrZzH
締め付けられるどころではなく、胸を握りつぶされるように心臓が高鳴りました。
本当に?本当に、お兄ちゃんは私とセックスしたいの?
・・・・・・私・・・・・止まらなくなっちゃうよ・・・・・・?
おそるおそる、兄の手が伸びてきます。
私はそれを手にとると、自分の胸に押し付けました。
「ごめんねお兄ちゃん・・・・私ったら、これだけしか胸ないんだ」
私の乳房はすっぽりと兄の掌に納まってしまい、ちょうど乳首が指に当たるくらいでした。
218:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:41 zUfwrZzH
「・・・・・・関係ないよ」
兄がそう言うと、少しだけ手に力が入りました。
「綺麗だよ」
兄は、どうしてこんなに優しいのでしょうか。
その優しさに触れて、私も穏やかな気持ちになっていくのに――
どうしてこんなに気持ちいいのでしょうか。
私の胸が服の上から兄の指に押し潰されて、いやらしく形を変えていました。
219:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:45 zUfwrZzH
急に兄の指が、円を描くように私の胸の上を踊り始めます。
「ひゃぁ・・・・」
つい漏れてしまう嬌声。反射的に口を押さえました。
(生でされたら・・・・もっと気持ちいいんだろうなぁ・・・・)
そう思った矢先に、兄が私の着ているパーカーの裾を掴みました。
ちら、と兄と私は目で合図を交わしました。
ゆっくりと、もどかしいほどにゆっくりと、私の身体が晒されていきます。
220:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:47 zUfwrZzH
そういえば、パーカーの下にはブラを着けているだけでした。
それには兄も気づいたようですが、2人とも脱ぐ手間が省けたという程度にしか思っていません。
兄が、食い入るように私のお腹の肌を見つめています。
違うよ・・・・もっと上のほう・・・・(いや、もっと下でもいいんだけどね)。
じれったくなった私は、兄を手伝ってあげる事にしました。
やっぱり男の人には難しいのかなぁ、なんて事を考えながら、手早くブラのホックを外します。
するりと胸の緊張が解け、服の中を隙間風が通りました。
221:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:47 zUfwrZzH
その隙間を、兄の手が割り込んできます。
――あったかい・・・・・。
兄の手の温もりが直に伝わってきて、なんとなく幸せな気分になっていきました。
ところがそれも束の間、兄の激しい愛撫が私の乳房を襲いました。
「んぁあっ!!・・・・お、おにい、ちゃぁん・・・・・・
ひゃああぁ・・・・・いい、よぉ・・・・・・・っ・・・・・・」
口が勝手に、そんなエッチな声を出してしまいます。
しかし私はそれを止める事も忘れ、ひたすらに兄の愛撫を求めるのでした。
222:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:49 zUfwrZzH
「はぁっ・・・・・あはぁ、うわぁ・・・・・・・・んんっ!!」
兄の手はまるで私を貪る淫魔のようで、私を忘我の彼方に連れ去っていくようです。
と、兄は私の服をブラごと首の方までたくし上げてしまいました。
ぷるん、と私のピンク色の乳首が空中に揺れます。
「お兄ちゃぁん・・・・お願い、舐めて・・・・・・・」
そんな私のエッチなお願いを聞くまでも無く、兄は私の乳首に唇を押し当てました。
ちゅるっ――
兄が赤ちゃんのように私の乳首を吸い上げます。
223:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:54 zUfwrZzH
「ああああぁ!!いい、いいよぉ・・・・そこぉ・・・・!!」
ちゅ、ちゅうっ・・・・ちゅっ
いやらしい音が、耳の奥から聞こえてきます。
兄は吸うのを止めないどころか、唇で乳首を挟んだまま下でころころと転がしました。
「うあぁ!!あ――っ!!!ひゃあぁぁあん・・・・・!!」
私はついに膝に力が入らなくなり、床にしりもちをついて倒れてしまいます。
はしたなく脚を開いて、兄に向けて・・・・・この状況って・・・・・
あのときと同じ――
224:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 16:15 zUfwrZzH
っと、ここまでっス。
やっと・・・・やっとこさ兄妹のエチシーンが書けましたよ・・・・
今の俺ってばエロ分の塊のような。某ホラーゲームまでエロにする勢いだよw
そういや最近リアルでもセックスしてな(r
225:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/10 16:53 77/iiA8H
某?
226:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 18:26 zUfwrZzH
>>225サイレントヒル・・・・・って伏せた意味ねぇw
227:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/11 00:51 1qRAfxgV
>>209 >>224 続編来てたのに
出遅レタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(` )━(д` )━('д`)━!!!!!
_
/ /|)
| ̄|
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228:孕age(アク禁中)
04/03/11 08:24 EsvGEBzt
yournet.ne.jpアクセス規制にひっかかってしまいました。絞り込みにも巻き込まれ現在投稿が出来ません。
今回は一回休みにしてください。 ナマゴロシノママテホントニ゙ゴメンナサイ 。・゚・(ノД`)・゚・。
あともう2日ほどしても規制が解除されないようであれば、最悪続きがzip投稿の形になるかもしれません。
その間の期間を利用して次作でも練っておきます。PC・Drinker㌧リクエストの妹責めでもやろうかなと。
>PC・Drinker㌧
で、せっかくの初リクなので少し詳細設定決めときたいんです。
ずばり、『兄妹の名前』! コレだけが苦手なんです。
コレだけ決めといてくれれば後はどうにかするんで。 あと入れて欲しいシチュあればどうぞ。
ボク妊スレのヤツ、GJです。 ROMってるんで続きキボンヌです。
では。|・)ノシ
229:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/11 17:01 SJ/5COVK
と思ってたら復活しました。
俺の気苦労を返せ!ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
今夜にも続きをあげますんでよろしく。
230:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/11 17:39 n0qmSxSa
>>229
>>兄妹の名前
う~ん、今晩中に決めておきます。余談ですが俺の場合
殆どが声優と洋画からの流用…
_
_ト |○
>>入れて欲しいシチュ
シチュじゃないですが…毎回俺が書いていて気が付くと
何故か没になる台詞を使って頂ければ幸いです。それが…
「お兄ちゃん、今度はボクのココ…気持ちよくしてくれるよね?」
231:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:43 JSODd4LK
こんばんは。いくらか続きが書けたので、また来ました。
HN・トリップがあったほうがいいようなので、こんな感じでよろです。
レスアリガトンでした。
自分の妹萌えの勢いだけ文にレスが頂けてとても嬉しいです。
萌え受け半分魂半分かぁ。難しいですががんばって見ます。
文体硬くてスンマソ。好きって言ってもらえて嬉しかったです。
では次からです。
232:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:45 JSODd4LK
>>167
6
「いや、お前、わざわざ……?」
「あのね。間抜けな家のお兄様が、降水確率100%にも関わらずいつも通り朝飛び出していったから、こうなるんじゃないかなーと思ってたんだ。で、結局その通りだったでしょ?」
上目遣いに百合が答えた。
俺と百合の身長差は30cm程あるので、百合が俺に目線を合わせようとすると、どうしても見上げる形になる。
何かをせがむような誘うような。そして甘えてくるようなそんな表情にも見え、俺はあらぬ想像をしてしまう。
心臓がどくんと大きく脈打った。体温が上昇していく。
百合のそんな何気ない仕草にも激しく動揺している自分。
どうしようもない。不甲斐ない自分に心で舌打ちを鳴らした。
233:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:45 JSODd4LK
7
小さい頃から一緒に暮らしてきた妹なのに、何を動揺する必要があるのか。
そう叱咤するものの、その妹に自分は、家族では到底持ち得ない感情を抱いているのだ。
気持ちを落ちつかせようとすればするほど動揺し、顔が赤らむのを抑えられず、百合の視線を遮るように体ごと顔を逸らした。
「あ、ああ……ありがとな……」
生半可な返答しか出来ない。
「お兄ちゃん……?」
怪訝そうな声がした。百合がするりと目の前に回りこんでくる。まだ、頬の熱が引かない。俺はさらに百合へ背を向けた。
「ちょっとー嬉しくないの?」
少し怒ったような様子が百合の声に見て取れる。先ほどの甘えるような百合の顔を俺は必死に追い出した。
234:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:46 JSODd4LK
8
口元に手を当てて向き直る。視線はまだ合わせられない。
朱に染まっているだろう頬を何とか隠しながら、俺は適当な言い訳を考えた。
「悪い。……何だかちょっと体がだるくて。ぼんやりした。ほんと悪い。迎えに来てくれてありがとな、百合」
そう言うと、百合は途端に心配そうな表情に変わった。
「風邪引き始めなんじゃないの? 早く帰ってあったまろ。ね、お兄ちゃん」
袖を引きながら百合が促す。俺はああと答え、百合に引かれるまま駅を後にした。
235:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:46 JSODd4LK
9
「……で? 何でこういう状況になるんだ?」
百合が横で誤魔化す様に笑う。
家に向かうまでの帰り道。雨は相変わらず激しく振り続いている。
俺達は何故か一つの傘の中にいた。
普通迎えに来る時は俺の分の傘も持ってくるはずではないだろうか。
それなのに小さい傘の中で、俺達は二人身を寄せ合うようにして歩いていた。
百合が駅まで迎えに来てくれたおかげで俺は濡れずに帰れるはずだったのだが、
一つの傘に二人なんて只でさえいっぱいいっぱいなのに、でかい図体の俺と百合では明らかに定員オーバーだ。
「えーっと……それは~」
傘から落ちる水滴が百合の肩を濡らした。俺は百合を覆うように傘をずらす。
もちろん自分の片側半分はずぶ濡れだ。
236:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:49 JSODd4LK
今日はここまでです。オオオ……半端な所でスンマソ
また書きに来ます。
文士様方ガンガッテ下さい!
(;´Д`)ハァハァ しながらまってます。
237:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/11 20:04 5a5xuiXe
久しぶりに来てみたら皆さん来てますね。すばらしいSSがいっぱいで最高です。
ところで161さん。私、こういう何気ないシチュから始まる話って非常に好きです。
私もこういう方向で色々とSSを書いてるつもりなんですが、どうもうまくいかなくて‥‥・゚・(ノД`)・゚・。
期待してますんで、続き待ってます。
238:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:14 ewVxGuPH
なんかバタバタしましたが今日は大丈夫そうです。
>>-235
続きキタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━!!!!
ふぉぉおおおお(萌えている。
ここからどうなってああなったりこうなったり組んずほぐれつなのか!!(?
>>208から
キョウキタオキャクサンハラッキーネ
239:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:16 ewVxGuPH
康太:
「キョウちゃん…」
それは、鏡子の昔の呼び方。
「コウ兄…」
それは、俺の昔の呼び方。
つい最近まで離れつつあると思っていた二人の心は、
実はこんなに近くにあったんだ。
あの日のまま…
240:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:19 ewVxGuPH
鏡子:
「コウ兄…
私、痛うなんてないよ…
だから、遠慮なんて… せんでいいから…
おもいっきり…
きゃ… あぁ… そ…う…」
「キョウちゃん…
大好きだ…
俺、ホントに… 好きになってた…」
241:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:20 ewVxGuPH
「それ、前はそうでもなかった… って聞こえる…」
「いや… そういう意味では、けっして…
その… 兄妹として好きだったのが…
発展したというか… なんと言うか…」
「…うん、わかるよ。
…私もちょっと前までは…
こんな事されたら、張り倒しとったかもしれん…
でもね、今は… 本当に嬉しい…
それは、ずっとこんな風になりたいって思う心があったから…
今も… ずっと…コウ兄とこうしてたいって… 思う、から…」
242:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:22 ewVxGuPH
康太:
そう、鏡子がどんどん大人びていって…
俺も、少しずつ疎遠になっていっていた。
しかし心では、ずっと幼い時のように…
いやそれ以上に、互いを求めていたのかもしれない。
本当は兄妹ではしてはいけない関係。
でも、大人になって、
大人になりつつある心と体で、それに気付いてしまえば
もう、止める術なんか無い。
243:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:25 ewVxGuPH
もっと近づきたい。
触れあいたい。 わかりたい。
そう思う心…と、
純粋な本能。
生殖して、遺伝子を、子孫を残そうというプログラム。
もしかしたら… 俺達はそこに少しだけ欠陥があるのかもしれない。
同じ親の元に生まれた兄妹同士には、本来それは働かないからだ。
でも俺達は惹かれ合い、好き合い、愛し合ってしまう。
それは、人間だから…
人間であるから、なのかもしれない…
なんてことを考えてしまうのは… 暴発防止であるのは秘密だ。
244:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 02:27 T/jU3LJo
245:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:28 ewVxGuPH
鏡子:
昨日は… 痛みと、なんだかようわからん感じしか、せんかったけど…
今は… そう、快感が… 奔る…
大好きなコウ兄と… こんなトコロで…
でも、それもちょっとだけ忘れられる…
だって… いま、私は… この世で一番大好きな人と… 愛し合ってる…
それは… 誰にも曲げられない真実…
目の前で起こっている事実…だから…