16/01/20 13:52:09.87 X0k5MNlA.net
江戸時代から始まったあんぽ柿づくりは原発事故後の2年間、加工を自粛した。約26万本の柿の木の表皮を削るなどして放射性物質の濃度を低減し、国が定める「加工再開モデル地区」に限り再び生産を始めた。
出荷の基準値は国の基準よりさらに厳しい1キロ当たり50ベクレル以下。原料となる柿を生産する農家約1600のうち、現在は4分の3で生産が可能になった。出荷量は加工を再開した25年の約200トンから、
27年は原発事故前の75%に当たる1157トンを目指した。
農協や生産者は県と連携し、柿の収穫から皮むきなど、あんぽ柿づくりを体験できるツアーを企画し、県内外から人を呼び込み安全性の周知を図る。銀座での試みもその一つだ。
JA伊達みらい指導販売課主査の鈴木優志さん(30)は「まずはあんぽ柿を知ってもらい、一人でも多くリピーターをつくらないと風評払拭は難しい。消費者にはまだ、目に見えない不安があるのも事実だ」と厳しい表情で話していた。
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最終更新:1月19日(火)12時48分