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睡眠薬・抗不安薬、処方量でも… 依存症にご注意
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朝日新聞 編集委員・浅井文和 2014年7月22日05時05分
医師から処方された睡眠薬・抗不安薬を飲んでいて、薬物依存になってしまう
患者がいる。薬をやめられなくなったり、やめた後に離脱症状が出たりして、
苦しんでいる。広く使われている薬だが、量を減らす試みも始まっている。
長野県松本市に住むウェイン・ダグラスさん(47)はニュージーランドから
1992年に来日し、英語教師や国際交流の仕事に携わっていた。日本語が堪能
で、仕事は順調だった。
2000年にめまいの症状が出て、耳鼻科にかかった。脳の病気と診断され、
ベンゾジアゼピン系抗不安薬を処方された。この薬は不安、不眠、抑うつと
いった症状がある患者に、広く使われている薬だ。