ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その43at UTU
ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その43 - 暇つぶし2ch2:抗不安睡眠薬依存 1/2
14/05/19 21:19:16.53 F7dW3VV4
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抗不安・睡眠薬依存(8) マニュアル公開記念・アシュトン教授に聞いた

日本語版の公開に合わせ、田中さんとダグラスさんのお力を借りて、日本の現状などについて
アシュトンさんの見解を聞いた。アシュトンマニュアルと共に、参考にしていただきたい。

―国連の国際麻薬統制委員会は2010年の年次報告で、ベンゾ系睡眠薬の使用量が突出して
多い日本を問題視し、不適切な処方や乱用の可能性を指摘しています。日本の現状についてどう思われますか。

日本の1人当たりのベンゾジアゼピン処方量は、他のいかなる国よりも多いと理解しています。しかし欧州や米国
でも、ベンゾジアゼピンの過量処方は続いています。一部の国では、処方せん無しでベンゾジアゼピンを購入でき
ます。さらに今では、インターネットを通して入手可能なことも多く、実際のベンゾジアゼピン使用者数は、国際
麻薬統制委員会の統計よりもさらに多い国があると考えています。

―日本の医師がベンゾジアゼピンを安易に処方する理由は多々考えられますが、副作用が本当に少ないと思い込ん
で処方する医師が目立ちます。このような不勉強な医師たちに向けて、一言お願いします。

 ベンゾジアゼピンは、単独で短期間(2~4週間)に限って使えば、相対的に安全な薬です。しかしその場合も、
例えば交通事故の原因となったり、認知障害(記憶力の低下など)を引き起こしたりします。また、他の抑制系の
薬剤との併用で中毒作用を引き起こしたり、高齢者では転倒や骨折の原因になったりします。服用が長期に及ぶと、
マニュアルで言及した多くの有害作用が引き起こされることがあります。例えば、過鎮静、薬剤相互作用、記憶障害、
抑うつ、感情鈍麻、耐性の形成、依存(つまり中毒)などです。

 ベンゾジアゼピンは通常、不安や不眠に対して処方されますが、長期間の常用により、当初の効果を失います。
そして不安症状は悪化し、服用前にはなかったパニック発作や広場恐怖、動悸などの身体症状、あるいは神経症状など
が出現することがあります。依存は数週間、あるいは数か月の常用で起こり得ます。いったん依存に陥ると、薬からの
離脱が非常に困難になる場合もあります。


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