13/07/03 NY:AN:NY.AN z31gsEG+
続・薬で知能は低下する
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知能低下といっても、買い物ができなくなるとか、電車に乗れなくなる、といったレベルまで行くことは稀だと思う。
しかし、日常生活のレベルは下がるし、知的労働者にとっては致命的な問題だ。薬で一時的に脳を働かなくしているのだから、病気なのだから、ある程度は我慢してください。
そう言われれば、なかなかノーとは言えない。しかし、躁うつ病の治療は概ね死ぬまで続くのだ。事前に正しい説明を受けていなければ、人生の判断を誤ることになる。
結論を言えば、自己判断は重要だということだ。「絶対に医師の指示を守るように」などというのは戯言だ。
私は10年間医師の指示を守って抗精神病薬を飲んだが、4回も躁転した。躁の予兆を強く感じると主張しても薬が変わらず、結局は躁で入院したこともある。
自分自身の体感や経験を生かして薬を調整するよりほかに何が出来るだろう。私は、医師はあくまで第三者的アドバイザーだと思うようにしている。
人生の責任を取ってくれるわけでもない。いや、無責任と言う方がただしい。医者の意見は参考としては聞くが、最後は自分で決める。私はそういうスタイルで行こうと思う。
医師の指示に従順に従うことも、医療を否定して病院に行かないことも、どちらも極端だ。大概の医師は頑ななので、診察で議論しても良い結論は得られない。患者の反論を嫌がる医者すらいる。
言い方は悪いが、どうせ病院には行く必要があるし、薬も飲まざるを得ない。一日一日を大切にするには、自ら考えて薬を調整することこそ賢明なのではないだろうか。
私は1年間、大量にリスパダールを飲まされた。数年にわたってデパケンを大量に飲んだ。今年は離脱症状にならずに、これらの薬を切ることが出来た。
私たち患者は、賢い消費者にならなければいけない。精神科医療だってビジネスだ。しかも権威を持った、威張りくさったビジネスだ。選択する権利は消費者にある。賢い消費者になりたいものだ。