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一方、新聞・テレビのリタリン報道の姿勢に対する反発の声も出る[11]。
2007年(平成19年)10月17日、日本精神神経学会の見解によると、ノバルティスファーマからの難治性うつ病、
遷延性うつ病を削除の申し出を受けた厚生労働省医薬食品局審査管理課は日本精神神経学会に見解を求める。
2005年(平成17年)5月に乱用実態をふまえ、第101回学会総会(埼玉)で討議していること、
「難治性うつ病に対する修正型電気刺激療法や気分安定薬併用療法、認知行動療法のほか、ドパミン作動薬での
オーギュメンテイション療法が確立しつつあり、ドパミン再取り込み阻害剤の抗うつ効果の治験も進められているので、
本学会理事会としては、リタリンの効能・効果から難治性うつ病、遷延性うつ病の削除については以下の一点を除いて異議はありません。
すなわち、進行がんのうつ病・うつ状態に対して、リタリンは有用であります」とのこと、そのほかに規制の方法、
コンサータやペモリン(商品名:ベタナミン)の規制の必要性も提言している[12]。