07/12/23 23:01:22
>.>670
LKについては、実際に構築・運用すれば判る話だが、実際に使いにくい。
これは使用数が少ないため、各種情報が広がっていない点にあるだろう。
さらに、問題はLK自体ではなく、それを担ぐSIerのエンジニアや基盤屋の問題。
担ぐSIerの品質については、議論の余地が無い程の評価が業界で固まってる。
実際、自分で組んだり、当該SIerの対応したシステムを脇で見たり、幾つかのユーザでフォロー
対応してみたけれど、製品へのSI技術の錬度はかなり低い。
それ以外に、実際に製品としての錬度やサバイバルノードの選択スキームにも議論の余地が残ってる。
これはサバイバルノードの決定スキームがVCSのLinux版と同様のスキームを選択してる点にある。
SCSI上のフラグによる制御は、そのSCSIがSATAやSASに変わってきて仮想化の延長上にある点。
さらにSCSIのフラグ制御において、ドライバ制御(LK)の動きがこなれていない点などが実質の問題点
だと思う。
比較的単純なHACMP,MC/SG,ClusterProが何故評価が高いのかを考えれば済む話だ。
HACMPも一応、ディスクでの情報のやり取りが可能だが、SCSIⅢ以降の対応をやめ、Tivolliでの制御
に逃げているんだが。
どちらにせよ、Linuxだけの世界的なシェアでいえばLKの圧勝だろう。
ただ、日本でのSI実績と安定性と商用UNIX上でのに関しては、ClusterProやLinux版のMC/SG、VCSの
方が遥かに高い評価になってる。