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追悼 戦争で片腕を失った水木しげる先生が描いた「従軍慰安婦」
激戦地ラバウル(ニューブリテン島)へ出征。爆撃によって左手を失った。
戦後、漫画家となった水木は、自らの戦争体験を元にした作品を多数発表してきた。
なかでももっとも有名なのが、自伝的戦記マンガ『総員玉砕せよ!』だろう。
水木が「90%は戦地で自分が見聞きしたこと」であり「最も愛着が深い作品」だという同作は、こんな場面から始まる─。
ニューブリテン島のココポという船着場で、日本軍の兵士たちが「ピー屋」、つまり慰安所の前で長蛇の列をなしている。
「一人三十秒だぞ」と言う兵士。
対し、慰安所の女性は「皆さんもう五時ですからおしまいですよ」と言う。兵士たちは「そんなこというなよ御国のためだ」
「もう少し営業しろい」と食い下がるが、慰安婦はため息をつきながら「もう体がもたないわ……」。
しかし、兵士は懇願する。
「ねえちゃんあと七十人くらいだがまんしてけれ」
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