10/11/29 23:17:44 dMHNjthc
30日からメキシコで温暖化会議 次期枠組みで打開探る
【カンクン共同】京都議定書に定めのない2013年以降の地球温暖化対策の国際枠組みに
ついて話し合う、気候変動枠組み条約の第16回締約国会議(COP16)が29日、メキシコ・
カンクンで開幕する。
世界各地で温暖化の影響が表れる中、思い切った温室効果ガス削減策が必要。次期枠組みでの
議定書の扱いが焦点の一つだが、先進国と発展途上国が対立して今回の交渉決着は難しい情勢。
議論が平行線で終われば13年以降に国際的な削減義務がない「空白期間」ができる懸念もある。
フィゲレス条約事務局長は会議を前に、停滞する交渉の打開に向け「各国の歩み寄りが必要だ」
と語った。
会期は12月10日まで。7日からは各国の環境相らが集まる閣僚級会合が開かれ、松本龍環境相も
出席する。
途上国は、先進国が京都議定書に基づいて、より高い温室効果ガスの削減目標を持つよう主張。
日本など先進国は、米国や中国を含めた議定書に代わる新たな枠組みを主張する。
交渉の鍵を握るのは米国と中国だが、ともに後押しするのは難しい状況。一方で欧州連合(EU)が
途上国の主張に一定の配慮をする柔軟な姿勢を示している。
URLリンク(www.47news.jp)