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本業の鉄道収入は不祥事で客離れ、過去2番目の低さ
JR北海道が9日発表した2014年3月期連結決算は、売上高が前期比98億円増の1894億円
最終利益が同51億円増の91億円でいずれも過去最高となった。増収増益は2期連続。【久野華代】
本業の鉄道運輸収入は、昨年9月の貨物列車脱線事故やレール検査記録の改ざんなどの不祥事で客離れが進み
同17億円減の670億円となり、JRが発足した1987年度に次ぐ過去2番目の低さ。
一方でグループ会社が請け負う北海道新幹線関連工事の売り上げ増や、札幌駅の複合商業施設「JRタワー」の
不動産賃貸が好調だったことから売上高を押し上げた。
また、脱線事故以来、レールの異常放置が相次いで発覚した影響で
営業費用は前期比146億円増の2180億円に膨らんだ。
うち修繕費は同33億円増の277億円で、昨年12月の国土交通省からの改善指示を受け、11億円を増額して
緊急に実施した枕木の交換費用などが含まれる。
このため営業損益は前期比48億円増の286億円の赤字となり、過去10年間で最悪となった。
これを国の経営安定基金(6822億円)の運用益341億円(前期比87億円増)が補った。
基金の運用利回りは円安と株高の影響で5.01%で、5%を超えたのは18年ぶり。
今年度の事業計画では3.52%と見込む。
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