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LRT住民投票条例を否決 宇都宮市議会総務常任委
1月29日 朝刊
宇都宮市議会の臨時会は28日、総務常任委員会を開き、同市が計画する次世代型路面電車(LRT)の導入の是非を問う住民投票を行うための条例制定を否決した
。最終日の29日に開く本会議で採決するが、LRTを推進する立場の議員が多数を占めることから否決される見通しだ。同市政初の住民投票を求める取り組みは、「見送り」という結果で終わることになる。
臨時会は、市民団体「民意なきLRT導入を阻止する会」(上田憲一代表)が3万512人の署名を集めて条例制定を請求したのを受け、佐藤栄一市長が招集した
。総務常任委は27日に開かれ、上田代表らを参考人に招いたほか、佐藤市長ら執行部の考えをただしたりして議案を審議したが、長時間にわたったため異例となる延会の手続きを取り、28日に再開した。
前日の議論を踏まえ9人の委員が討議し起立採決した結果、条例制定に賛成する委員は4人と少数だったため否決となった。
反対に回ったのは最大会派の自民党議員会、第2会派の自民クラブ、公明党議員会の3会派の5人の委員。
反対する理由として「住民投票の対象となるのは合併などの案件。LRT事業は住民との話し合いの中から民意を反映させるべきだ」(自民党)
「執行部は将来のまちづくりに向け実現に取り組んでいる。議会も執行部と真剣に議論を積み重ねてきた」(自民ク)などを挙げた。
一方、賛成したのは市民連合、統一会派フォーラム・みんななど4会派の4人。
「市自治基本条例の趣旨にも合致している。間接民主主義の補完として住民投票は必要」(市民連合)などの理由で賛成した。