【政治】「脱安倍」へ動き出した民意、滋賀知事選の目覚まし効果…「耳障りの悪い話は聞かない」、驕りが目立つ安倍政権の「高転び」at NEWSPLUS
【政治】「脱安倍」へ動き出した民意、滋賀知事選の目覚まし効果…「耳障りの悪い話は聞かない」、驕りが目立つ安倍政権の「高転び」 - 暇つぶし2ch3:Hi everyone! ★@転載は禁止
14/07/17 02:16:34.04 0
>>2の続き)

■「目覚まし」を迫った滋賀県の有権者

 安倍政権が誕生して1年7ヵ月。これまでは選挙のたびに有権者は「民主党にお仕置き」をしてきた。政権交代に期待し裏切られた
無党派層は投票に背を向け、自民・公明の与党連合を勝たせてきた。

 滋賀知事選で自民・公明連合の敗北は、遠ざかっていた有権者が選挙に戻ってきた結果である。投票率は予想を超え50%を
上回った。投票行動が「民主党お仕置き」から「安倍警戒」へと変わったことをうかがわせる。

 火をつけたのが集団的自衛権を巡る強引な政権運営である。

 日本で最大の政治勢力は自民党だが、支持率は25%程度である。野党は軒並み一桁で最大勢力は「支持政党なし」で60%前後を
占めている。この無党派層がどこに動くか、あるいは動かないか、で国政の方向が決まる。政党が信用されていないのである。

 民主党政権が陥落した後、焦点は野党再編に移った。寄り合い所帯だった民主党が壊れ非自民勢力がどう再結集するかを無党派層
は眺めていた。しかし野党であることに耐えられない政党が政権にすり寄り、安倍政権の補完勢力になってしまった。

 2009年の政権交代を実現させた無党派層は、自民党の旧態依然たる政治に飽きていた。民主党には裏切られたが、政治をまともな
ものにしたいという思いを抱いている。景気を浮揚させるアベノミクスには期待を寄せるが、秘密保護法や集団的自衛権など
イデオロギー色の強い案件には抵抗感があり、強引な手法が反発を買った。

 頻繁にテレビに登場する首相の映像に、有権者は一抹の不安を覚えるようになったのではないか。表情は正直に語っている。
高揚すればするほど手前勝手な未熟さが見えてしまう。

 安倍首相に対抗するライバルは自民党内になく、野党は無力化。長期政権化がささやかれ、メディアの腰は引けている。

 そんな状況に「目覚まし」を迫ったのが滋賀県の有権者である。

■反旗は地方から広がる

 改めて国政に目を向けると、福島原発の処理は進まず原発の再稼働が急がれている。首相は頻繁に外遊しているが、近隣の中国・
韓国との関係は最悪だ。同盟国である米国ともしっくり行っていない。北東アジアでの軍事的緊張が強調され、集団的自衛権の必要性
が強調されるが、平和憲法をかなぐり捨てて「普通の国」になることが日本にとって必要なことなのか。

 民主党政権への失望感はもはや賞味期限切れとなった。結果、政局は安倍政治へと目が向かう。10月には福島知事選、11月は
沖縄知事選。突っ込みどころ満載だ。メディアも中央の新聞や放送局は政権の鼻息を窺うところも多いが、地方の新聞は政権に
批判的だ。集団的自衛権でも地方紙はどこも厳しい論調である。強いもの優位の経済政策でも、地方に違和感が広がっている。
安倍政権への反旗は、地方から広がるのではないか。

(終わり)


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