【軍事】日本の防衛産業、手探りの出展 英航空ショー開幕…国内のみの「ガラパゴス」から40兆円市場へ食い込めるか [07/15]at NEWSPLUS
【軍事】日本の防衛産業、手探りの出展 英航空ショー開幕…国内のみの「ガラパゴス」から40兆円市場へ食い込めるか [07/15] - 暇つぶし2ch1:道芝 ★@転載は禁止
14/07/15 21:57:35.44 0
日本の防衛産業、手探りの出展 英航空ショー開幕

 【ファンボロー(英国)=上阪欣史】
 世界最大級の航空展示会「ファンボロー国際航空ショー」が14日開幕した。
同ショーは民間だけでなく防衛産業にとっても熱い商戦の場。武器輸出三原則が
緩和された日本からは川崎重工業などが初出展し、各国の国防関係者の関心を呼んだ。
手探りのなか離陸する日の丸防衛産業。高コスト体質など課題も山積するなか、
「ガラパゴス」から脱せられるか。

 爆音を立てながら戦闘機が上空を旋回し、軍用ヘリが駐機するファンボローの展示会場。
初出展した川崎重工のブースでは、潜水艦などを探索する国産哨戒機「P1」の模型を
手に担当者が最新技術の説明に追われた。

 「ソナーブイ(音響探知機)に興味がある。日本の技術力は高く輸出できれば
ビジネスになるのでは」。英ウルトラ・エレクトロニクスの担当者は強い関心を示した。(中略)

 世界の防衛産業の市場規模は40兆円以上。うち輸出入の取引は7兆4千億円前後と
みられる。日本政府は4月、防衛装備品の輸出を認める移転三原則を決めた。防衛省のみが
相手だった防衛関連企業にとっては、1兆6千億円程度の「ガラパゴス」から世界の
商戦に打って出る好機となる。(中略)

 もっとも、世界の防衛産業に日本勢が食い込むための課題は少なくない。一つは
コスト高だ。防衛省の装備品の契約期間は5年と短い。企業が契約価格を下回って
装備品を製造した場合、余剰利益を返納する仕組みもあり「コスト削減への意欲を
そぐ要因」(装備政策課)とされる。防衛省はこれらを見直す方針だ。

 戦闘機などを購入する見返りに、日本が部品などを生産できるように防衛省が
相手国と交渉する「オフセット取引」の活用も「緊急の課題」(防衛コンサルティング・
グローバルインサイトの長瀬正人社長)という。

 安倍政権は今月、防衛装備品の技術移転についてオーストラリアと協定を結んだほか、
フランスとも交渉を進める。ただ民間には「三原則を見直しても企業は防衛省の
指示でしか動けない。成長産業になるかは防衛省次第」(ある重工幹部)との
指摘もある。慎重に一歩を踏み出した防衛装備の輸出戦略。今後順調に離陸できるかは
官民の足並みがそろうかがカギとなる。

日本経済新聞 2014/7/15 0:30
URLリンク(www.nikkei.com)

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