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2014/07/12 10:59 URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)
野々村竜太郎・元兵庫県議（47）＝辞職＝が政務活動費で不自然な支出をした問題で、2013年度に195回の出張のほかに、
計20万円以上の家電製品を購入するなど少なくとも17件の物品購入が不自然だと議会の再調査で指摘されていたことが12日までに、
議会事務局への取材で分かった。
13年４月８日の午前中に３度も切手を購入、５月24日には兵庫県佐用町に出張中に大阪市内で買い物をしていた。
野々村元県議は、議会の聞き取りに「偽りはない」と主張したが、ほとんどの質問には「覚えていない」と回答したという。
議会事務局によると、野々村元県議は13年５～10月、６回にわたり、大阪の量販店で計約22万円分の家電製品を購入。
うち３回分はいずれも１回の購入費が３万3600円で、具体的な品目は記入していなかった。
12年４月にも80万円以上の家電を購入したが、転売や換金を否定。
議会事務局が、うそをついた場合は刑事罰を受ける可能性を指摘したが「間違いない」と断言した。
県議会は11日、虚偽公文書作成・同行使容疑で野々村元県議を兵庫県警に刑事告発した。〔共同〕