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憲法改正推進本部長の船田元衆院議員が「モーニングバード!」のインタビューで
徴兵制について「理屈で言うと、可能性はある」「私は許しません」と発言
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10日放送の情報番組「モーニングバード!」(テレビ朝日系)で、自民党の船田元衆院議員が徴兵制について語った。
同番組では「徴兵制はないのか?」というテーマを検証した。1日に閣議決定された「集団的自衛権行使の容認」について、
議論の過程では元自民党幹事長の野中広務氏ら国会議員からは徴兵制を危惧する声が上がっていたと紹介した。
徴兵制度について、2013年5月の参議院予算委員会で安倍晋三首相は「徴兵制度は認められない」と発言している。
現行憲法の18条では「犯罪による処罰の場合を除いてはその意に反する苦役に服させられない」との文言があり、
その文言は自民党憲法草案でも使われている。この「苦役」に徴兵があたるというのが今までの政府の解釈であるという。
さらに番組では、自民党憲法改正推進本部で本部長を務める船田氏にインタビューを行った。
集団的自衛権を容認したように憲法9条について解釈変更が可能なら、憲法18条の解釈も変更し
徴兵制は実現できるのではないかとの問いに、船田氏は「理屈で言うとそれは可能性はあると思いますね。
あるけれども、それはやるかやらないかの問題であって、徴兵制についてはやる必要もないし、
やってはいけないという考え方は我が党としてはこれはもうコンセンサスは十二分にあると思っています」と語った。
また、憲法18条の「苦役」について自民党幹事長の石破茂氏は「徴兵は苦役ではない」と発言している。
番組インタビューで「そういう考えの人が総理になっちゃったら、『苦役じゃないんだから徴兵はなんら
現行憲法で問題ない』という解釈だといって、徴兵をするということは論理的にはあり得るんじゃないですか?」と、質問した。
船田氏は「そういう意志があってやろうと思ったらできないことはないと思います」としながらも「それはそれをやろうとしたときにはこれは党内、
大反対が起こります」と強調し、「私が自民党の憲法改正推進本部長であるかぎりは、それは許しません。
もしやるというなら私の首を切れと、必ず私はいいますね」と、断言してみせた。
しかし、ニュースキャスターの宮田佳代子氏は、現政府は反対していても将来の政府の意向次第でどうにでもなると指摘。
同番組のコメンテーター玉川徹氏も「2年前、5年前だったら私は(徴兵制の可能性は)
無いと言えたけど、今はもう『無い』とは言えなくなった」と徴兵制に警告を発した。
★1の日時:2014/07/11(金) 16:16:32.91
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