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無電柱化、めど立たず 京都・長岡京のアゼリア通り
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)
京都府長岡京市中心部を東西に貫くアゼリア通り(府道伏見柳谷高槻線)を無電柱化する計画が難航している。
歩行者空間を広げるために府が事業化を目指しているが、道路が狭いうえに交通量が多く、途中に阪急電鉄の踏切や地下水路もあるなど、工事には多くの障害が横たわる。
関西電力や通信事業者が費用負担に難色を示していることもあり、着工のめどはついていない。
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無電柱化もその一環で、府乙訓土木事務所が12年度に計画策定に着手したが、多くの課題に直面している。
電力機器や通信機器を納めて地下に埋設する「桝(ます)」の幅は120~160センチある。
通常の無電柱化は歩道幅で収まるが、アゼリア通りの歩道は狭いため、車道に一部はみ出すことが避けられない。
また、アゼリア通りの中央には阪急電鉄の踏切があり、東西の地下には犬上川と西小路川も通っているため、難工事になることが避けられないという。
変圧器などの一部の機器は地上に置く必要があるが、現状では十分な空間を確保しにくいこともネックだ。
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工費の負担方式も定まっていない。
電線や通信線が歩道の地下に収まる場合は、電柱に比べて維持管理がしやすいため、関西電力や通信事業者にも無電柱化の費用負担を求めやすい。
だが、今回は地中化する範囲が車道に及ぶため、点検や修繕の際に大がかりな交通規制が必要。利点が少ないため、事業者は負担に消極的という。
乙訓土木事務所は「府が全額を負担するのは厳しいが、負担方式を決めないと前に進めないのも事実」(道路計画室)と頭を悩ませる。
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