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脱法ドラッグ全国252店舗=把握困難、形態多様化-厚労省
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時事通信 2014/07/10-19:40
脱法ドラッグを販売する店舗が3月現在で全国で少なくとも252カ所に上
ることが10日、厚生労働省の調査で分かった。都道府県が把握している店舗
数を集計した。販売許可や届け出が不要のため全てを調べるのは困難で、同省
は「実際にはもっと多いはず」としている。
厚労省によると、2012年3月は389カ所、13年3月は269カ所で
減少傾向にある。252カ所の内訳は、店舗のみが180カ所、インターネッ
トのみが37カ所、両方が35カ所。東京や大阪などの都市部が多いという。
東京都によると、都内には現在68店舗が存在。以前はアダルトショップな
どでこっそり売られていたが、11年ごろからハーブやお香、バスソルトなど
の名目で堂々と販売する店舗が増加。ネット販売も増えているという。
都の担当者は「看板のないマンションの一室に店舗を設けたり、注文を受け
て路上で受け渡したりするなど形態は多様化している」と話した。