14/07/10 16:08:24.55 /9E+2XZh0
>>153
>>157
>>156
よく言われる「徴兵で取った人員では先進国の軍事組織は維持できない、
日本で、集団的自衛権武力行使解禁のあと
徴兵制はあり得ない」との指摘は間違いです。
現代戦において、歩兵が役立たないというのも間違い。
アメリカ軍が、朝鮮戦争、ベトナム戦争、冷戦時のアカとの小競り合い、
アメリカ同時多発テロ以降に展開したテロとの戦いは結局、
ほとんど歩兵が主力です。
実際には、集団的自衛権武力行使での自衛隊の実戦を伴う
海外派兵の戦場となる、
アジア、アフリカ、アラブで想定される
あちこちに潜むゲリラ、海賊の類いを少数の兵力、
いわゆるハイテク兵器だけで攻撃、
排除することは、
アメリカが、イラク戦争後やアフガニスタン戦争後にその身をもって
証明したように不可能であり、
結局、異国での占領維持政策、内乱時の治安維持には、とにかく歩兵、
携行火器をもったの莫大な兵力が必要なのです。
アメリカ、ヨーロッパ軍などが
ベトナム、アフガンやイラクで経験した不正規戦では、
前線と後方の境界が存在しません。
またソフトターゲットの兵站要員が危ない。
民間人に偽装したテロリストに狙われる強烈なストレス環境下では、
兵隊の士気を維持できないので、
アメリカ軍は大量の予備役を動員して、
数ヶ月で部隊を交代させています。
イラク戦争とアフガン戦争の期間を通じて、
アメリカ軍は100万人の兵力を投入しましたが、
戦争と占領政策の長期化、ゲリラの暗躍で兵力不足、
兵士の精神耗弱が顕在化し、
州兵・予備役が枯渇する寸前まで追い込まれました。
いまやアメリカ軍は、外国人労働者を
アメリカ永住権で釣っている有り様です。