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長時間スマホ「学習効果減」 東北大調査、小野市が啓発開始
2014/7/9 09:30 (吉田敦史)
スマートフォンや携帯電話を使い過ぎると学習の効果を打ち消される恐れがあるという東北大学の
川島隆太教授(55)らによる調査結果が、教育関係者の注目を集めている。ゲーム機などで長時間遊んだ後、
脳がうまく働かなくなるのと同じことが起こっていると考えられ、川島教授が教育行政顧問を務める小野市では、
小中学生と保護者への啓発を始めた。
東北大と仙台市教育委員会が2013年度、同市内の中学生約2万4千人を対象にした学力検査と
生活・学習状況調査の結果を基に調査。平日の家庭学習時間、スマホなどの利用時間と、平均点との
相関関係を分析した。
その結果、2時間以上学習していてもスマホなどを3時間以上使う層は、学習時間は30分未満でも
スマホなどを全く使わない層より点数が下がることが明らかになった。
川島教授は、テレビを長時間見ると脳の前頭前野に悪影響が出ることや、ゲーム機などで遊んだ後に脳の機能が
なかなか回復しないことと同じ現象が起こっているとみて、検証を急いでいる。
これを受けて小野市では6月下旬から、市内の小学4年~中学3年の全学級で啓発授業を始めた。...
ソース: 神戸新聞[教育] URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
画像: URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
(携帯電話やスマホを使う時間ごとに見た数学の平均点)