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ドイツが最低賃金の導入を3日、議決した。時給は8・5ユーロ (約1200円)。同国の低賃金労働時給が6ユーロ (約840円)と
いわれるから、いきなりの太っ腹だ。これで500万人以上の低賃金層が恩恵を受けるという。
翻って日本の最低賃金はといえば、先進国最低の全国平均764円だ。昨年から15円上がり、厚労省の審議会がようやく「780円
乗せ」の議論を始めたが、安倍政権が掲げる目標は「2020年までに800円」、なんとものんきなものだ。
日本の最低賃金が先進国でも低いのは、雇用を優先するからといわれる。確かに、3・5%という完全失業率は欧州11%台と
比べればはるかに低水準だ。
■貧富の差は米国と同レベル
ところが、OECD調査の相対的貧困率(全国民の所得の中央値の半分に満たない国民の割合)は15%超で、欧州各国の1・5倍。
先進国で最も貧富の差が激しい米国と同水準だ。「雇用」という理屈は、もはや机上の空論、通用しない。
安倍が最低賃金を一気に上げないのは、別の思惑もあるという。
「政府は移民を受け入れ、外国人を安い賃金で雇って経済成長を目指す方針ですが、最低賃金を上げてしまうと移民を雇いづらく
なってしまう。〈2020年までに800円〉とノロノロなのは、そうした思惑があるからです」(人事ジャーナリストの溝上憲文氏)
残業代ゼロ制度を推し進め、賃金抑制に血眼の安倍には、メルケル首相の爪のアカを煎じて飲ませたい。
ソース(日刊ゲンダイ) URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
写真=庶民イジメ
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★1の日時:2014/07/08(火) 09:08:35.12
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