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兵庫県議会の野々村竜太郎議員（４７）が不自然な政務活動費を支出していた問題で、県議会は７日、
対応を協議する各会派の代表者会議を開催した。
会議終盤には、梶谷忠修議長の要請を受け、野々村議員本人も入室。議長が野々村議員に
「説明責任が果たせないのであれば、すみやかに議員辞職を求める」などと記載された勧告書を手渡した
。野々村議員は「辞職を念頭に置いている」などと返した。
議会側は野々村議員が過去３年間で領収書のない計３４５回もの日帰り出張費（計約８００万円）を
支出した詳細に関する再調査を要求し、野々村議員も応じる姿勢を示した。
この日、会議が行われた議長応接室前には約１００人の報道陣が集まった。しかし、
野々村議員の入退室は確認されず、終了後の松本隆弘副議長の会見では、この点について何度も質問が飛んだ。
野々村議員は報道陣の死角となる隣室の議長室を伝って入室したことが後になって判明。
議会事務局は当初、野々村議員個人の行動と説明した。しかし、数分後には撤回。
野々村議員が「（マスコミの前に）出たくない」という意思表示を受け、
職員が携帯メールを使って野々村議員を“手引き”し、貨物用のエレベーターまで使って“裏口入室”させたことを明らかにした。
以下略
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