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厚生労働省兵庫労働局の汚職事件に絡む裏金問題で、同労働局元主任の公共職業安定所雇用指導官、
斎藤剛容疑者(43)(収賄容疑で逮捕)が所属していた職業安定部で、「カラ出張」による裏金づくりをしていた
実態が5日、関係者の証言で明らかになった。
カラ出張による裏金は年間500万円以上にのぼり、関係者は「会計監査時、委員から上手につくれと言われた。
公然の秘密だった」と証言。組織ぐるみの裏金づくりの事実が浮き彫りになった。
関係者によると、同労働局では、出張旅費を支給する場合、職員の印鑑を押した「旅行伺い」という書類が必要。
このため、旅費担当の職員が、“出張”する職員に印鑑を押してもらったり、
白紙の書類に架空の出張目的や行き先を書き込むよう依頼したりしていた。
旅費の精算は、ひと月ごとに一括支給する「精算旅費」と、出張前に各職員に手渡す「概算旅費」の二種類ある。
「精算旅費」の場合、旅費は一括して会計部門から、斎藤容疑者が主任を務めていた職業安定課の雇用計画係に配分された。
斎藤容疑者は各職員に渡す旅費を封筒に分けるさい、事前のメモなどをもとにカラ出張分をよりわけ、
裏金を一括管理する同課の上司に渡していた。
カラ出張による裏金づくりは、旅費が各個人の口座振り込みになった2003年度までの間行われ、年一回の会計監査でも発覚しなかったという。
裏金を管理していた上司は読売新聞の取材に、
「月30万円、多くて40万円あった。使い道は、冠婚葬祭費が相当あり、残業時の夜食代などもあるので、
毎月使い切ってしまっていた」と話している。
また、カラ出張とは別に、各職業安定所では臨時職員の「カラ雇用」も横行していたことも関係者の証言で判明した。
雇ったことにする臨時職員の名前は、安定所の担当者が、職員の家族や信頼できる知人に名義を借り、
年間約1000万から1200万円の裏金がつくられたという。
裏金は安定所と労働局で折半され、さらに労働局で、職業安定部と総務部で半分ずつ分けていたとされる。