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8歳の女児と握手会 「男の欲望」隠したロリコン作品も〈AERA〉
dot. 7月4日(金)16時11分配信
作家であり、セックストイショップ「ラブピースクラブ」の運営責任者でもある北原みのり氏は、
ロリコンコンテンツがあふれる日本の現状について、次のように話す。
* * *
外資系通信販売会社の社員は、海外の本社から「児童ポルノにしか見えない商品が大量に売れてい
るが、法律に違反しないのか?」と連絡がきたことがあるという。彼は「これは日本の文化です」と
説明するしかなかったと、苦笑していた。
ロリコンコンテンツが豊富に売られ、ジュニアアイドルの握手会などが頻繁に行われている秋葉原
では、毎週のように、女児の撮影会やサイン会が行われている。8歳のアイドルがいる店では、「ニ
コニコ2年生の8歳です! にゃん!」とポーズを取る女の子との握手会や写真撮影が行われている。
ソフマップのような大企業ですら、女子中学生の水着姿の撮影会などを毎週のように行っている。
ジュニアアイドル作品と呼ばれるDVDを何点か見た。「小学1年生です。好きな食べ物はたこ焼
きです!」などと自己紹介する女の子たちは、もちろん性的なことは言わないし、行為もしない。た
だソフトクリームを食べたり、シャワーを浴びたり、石けんまみれになったり、ビキニ姿でお尻をつ
きだして遊んだりする様子を、カメラが延々と追いかけているだけだ。
まるでホームビデオのようなつくりに、男自身の欲望は、巧妙に隠される。それどころか、欲望を
強く持っているのは「将来はアイドルになりたい」と語る女の子のほうであると錯覚するほどだ。そ
れはまるでAKB48を応援するのと同じような気軽さである。
これまで児童ポルノは、「一部の変態男の問題」とされ、社会問題として真剣に捉えられてこなか
った。児童ポルノを規制する法律も、そのような前提に立っている。
私たちは、この問題にもっと真剣に向き合わねばならないのではないか。7歳児の水着姿を気軽に
楽しめ、ブルマー姿の女児とのセックスを漫画で味わい、女児の性器をかたどったオモチャをネット
でクリックすれば翌日には届き、子どもを強姦するアダルトビデオはファンタジーとして許されてい
る現実に。そして改めて考えたい。「幼女を強姦するアニメやゲームなどは誰も傷つけていない」と、
言い切れるのだろうか。「幼女に見える女性との性交作品」に、「被害者」はいないのだろうか。
「アイドルになる夢を僕たちが応援」などという「建前」は、誰のために必要なのか。
ネットでは、ジュニアアイドルのイベントに参加した男たちが、「ペニスを触った手で握手」など
ということを楽しげに記している。その本音に目をつむり、子どもを水着にさせる大人たちに、罪は
ないのか。
※AERA 2014年6月30日号より抜粋
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)