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2014/07/04 日本経済新聞 朝刊 1面 中韓ＦＴＡ、年内妥結目標、首脳合意、慰安婦で共同研究。から要約
・韓国の朴槿恵大統領は、訪韓した中国・習近平国家主席と青瓦台（大統領府）で会談し、交渉中の中韓自由貿易協定（ＦＴＡ）について
「年内妥結を目指し努力する」ことで合意した。
・会談後に発表した共同声明の付属文書では、旧日本軍の従軍慰安婦問題で共同研究を進める事を明記。
対日歴史問題を巡り、連携する姿勢を示した。
・会談は当初より２倍の約３時間に及び、両氏は会談後の共同記者会見で「今回の会談は今後の中韓関係発展の重要な転換点となる」と
協調姿勢をアピールした。
・中韓首脳会談は立ち話を含め五回目になる。中国側は日本との摩擦を抱える韓国との蜜月関係を強調し、日米間に楔（くさび）を打ち込む考え。
・一方、韓国側は、首脳レベルで中国との連携姿勢を強調することへの懸念から、共同声明や記者会見では日本や歴史問題には触れなかった。