14/07/02 09:41:17.68 0
憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認することが閣議決定された一日、行使に反対してきた県内の市民団体などは
抗議の声をさらに強めた。
県九条の会事務局長の戸張順平弁護士は、取材に「国民に賛否も問わず、閣議決定で憲法解釈を変えるというのは、憲法九条を
空洞化させることだ。許されない」と主張。政府に対し「自衛隊員が戦死したり、人を殺したりすることなど、都合の悪いことを言わない」
と批判した。
市川紀行・元美浦村長らが代表世話人を務めている「戦争をさせない茨城県１０００人委員会」は抗議声明を発表。「いくら限定的容認
と強調しても、時の政権の都合で解釈が拡大するのは明白。専守防衛から逸脱し、日本が海外で戦争に参加する国に変わる」と危機感
を訴えた。
田村武夫・茨城大名誉教授らでつくる「憲法を守り生かすネットワーク茨城」も声明文で閣議決定に抗議し、行使を限定するという
政府の説明を強く懸念。「限定されるのは行使するかどうかの判断。いったん行使すれば、その先の活動に限定はない。不当な戦争に
国民を巻き込むものだ」と主張した。
社民党県連も抗議声明を出した。憲法九条の平和主義によって日本は国際的な信頼を得てきたと指摘し、「今、憲法の平和主義の
原則を変える必要性は何もない」と閣議決定の撤回を求めた。
ソース（東京新聞） URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)