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ソース(共同通信) URLリンク(www.47news.jp)
集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定が迫る中、反対する市民や学者らが30日、全国で抗議の声を上げた。
▼「憲法破壊、許すな」 官邸前に市民1万人
写真=集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更に反対し、首相官邸前で抗議する人たちと警備する警察官=30日夕
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東京・永田町では、市民らが首相官邸前に集まり「解釈改憲、絶対反対!」「集団的自衛権はいらない」とシュプレヒコールを
繰り返した。
抗議行動は首都圏の市民団体や労働団体でつくる「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」と、憲法学者や作家らによる
「戦争をさせない1000人委員会」が呼び掛けた。官邸前の歩道は身動きができないほど。主催者発表で約1万人が集まった。
市民らはプラカードやのぼりを手に、太鼓を打ち鳴らしながら抗議の意思を表明。マイクを通して口々に「安倍首相は現場に行く
自衛隊員のことを考えたことがあるのか」「 閣議決定だけで変えるのは 憲法の破壊行為だ」と叫んだ。
神奈川県横須賀市のフリーターの女性(23)は、短文投稿サイト「ツイッター」で抗議行動があると知って参加。「首相は国を守る
ためと言っているが、逆に日本が攻撃される可能性を高める。(行使容認で)自衛隊に入る人がいなくなったら徴兵制になるのでは」
と心配し「これだけ反対をしている人がいる。与党だけで決めるのはめちゃくちゃ」と訴えた。
東京都府中市の男性(53)は行使容認について「普通に憲法9条を読んだら、そんなことはできないはずだ。これでは解釈で
何でもできてしまう。立憲主義ではない」と語気を強めた。
▼ 「戦争したがる総理退陣」 大阪でも抗議
写真=自民党大阪府連が入るビルの前でシュプレヒコールを上げる人たち=30日午後、大阪市
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大阪市でも、自民党大阪府連の入るビル前に市民ら約200人が集まり「戦争したがる総理は退陣」「憲法守れ。ファシズム許すな」
とシュプレヒコールを上げて抗議した。
警察が警戒する中、代表者が閣議決定の中止を求める申し入れ書を手渡そうとしたが、府連の事務所は電気が消えており誰も
対応しなかった。
6歳と3歳の息子を連れた大阪市浪速区の主婦(28)は「子どもらにすてきな未来を残してあげたい一心で参加した。戦争自体を
なくせる世の中にしていくべきだ」と訴えた。
ヘイトスピーチ(憎悪表現)の反対運動をする大阪府高石市の病院職員(46)は「レイシズム(人種差別主義)の台頭とファシズム政権
はつながっている」と強調。一方で同志社大1年の男子学生(18)は「戦地に行くのは嫌だが、賛成の人の意見を聞いて、もう少し議論
する場も必要だ」と話した。
(>>2以降に続く)