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松本サリン20年:「世間が全て敵に」河野さん講演
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毎日新聞【岩間理紀】 2014年06月28日 18時39分(最終更新 06月28日 18時51分)
長野県松本市で1994年6月27日に発生した松本サリン事件から20年
となったのを受け、当初容疑者のように扱われた河野義行さん(64)が28
日、高知市で講演した。妻澄子さん(2008年に60歳で死去)が口から泡
を吹いて倒れ、自身も救急車で搬送された当日の様子や、退院後は警察の事情
聴取で自白を強要され、病院や自宅にマスコミに押しかけられた経験を語り、
市民ら約150人が耳を傾けた。
河野さんは「警察は証拠ではなく経験に基づく捜査を行い、記者は警察から
得た情報だけで誤った記事を書いた」と批判。「後遺症で記憶に障害を抱える
中、世間が全て敵に回った。自分で自分の無実を証明しなければならない『推
定有罪』の状況だった」と疑惑が晴れるまでの事件後の1年間を振り返った。
サリンの後遺症で意識が戻らないまま亡くなった澄子さんについては「意識
はなくても、生きているだけで私や子供たちを最後まで勇気づけてくれた」と
感謝の言葉を述べ、「妻をはじめ、支えてくれる人たちがいたからこそ最後ま
で闘うことができた」と話した。