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東大発のロボット、競技会の決勝戦辞退の理由は
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読売新聞 2014年06月28日 15時30分
【ワシントン=中島達雄】米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA※)
は26日、米インターネット検索大手グーグル傘下の日本発ロボット新興企業
「SCHAFT(シャフト)」が、来年6月の災害救援ロボット競技会の決勝
戦出場を辞退したと発表した。
競技会は、福島第一原発事故を受け、人間が近付けない場所での救援活動を
目指してDARPAが開催。16チームが参加した昨年12月の予選で、シャ
フトのロボットはガレキ除去やはしご登りなど全8種目で高得点を記録、他を
大きく引き離して1位だった。
グーグル広報は読売新聞の取材に対しコメントを拒んだが、DARPAによ
ると辞退の理由は「商業用ロボットの開発を優先するため」だという。公開競
技を避けて技術の流出を防ぐ狙いもあるとみられる。
シャフトは、東京大工学部ロボット研究室の卒業生らが、同競技会に参加す
るため、2012年5月に設立。その後、グーグルに買収された。オバマ米大
統領は今年4月の訪日の際、シャフトのロボットを見学し、開発者に性能や将
来展望を熱心に質問していた。
決勝戦の優勝チームには、賞金200万ドル(約2億円)が贈られる。
※DARPA=Defense Advanced Research Projects Agency
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写真:東京大卒業生らのベンチャー企業「SCHAFT(シャフト)」のヒト
型ロボット(2013年12月、米フロリダ州ホームステッドで)=中島達雄撮影