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驚くべき怠慢…知事、三保松原巡り静岡市を批判
2014年06月24日 16時42分
静岡県の川勝知事は23日の記者会見で、世界文化遺産に登録された富士山の構成資産の一つ
「三保松原」(静岡市清水区)で静岡市が進める松林の保全策や、市が管理するトイレに言及。
「松枯れの原因が分からないまま薬剤をまいていた」「古くて見苦しい」などとこき下ろし、改善を求めた。
これに対し、市は「松食い虫が最大の要因なのは明らか。トイレは年内に改修する」としている。
静岡市は2013年度、三保半島で枯れた松792本を伐採した。地上から薬剤散布をしたり
木の幹に薬剤を注入したりして松枯れを防ごうとしているが、期待するほどの効果が表れておらず、
今年は地上散布より有効とされる空中からのヘリによる農薬散布を9年ぶりに再開した。
知事は会見で、静岡市が清水市と合併した03年以降、三保松原の松が枯れた原因を調べていないと指摘。
そのうえで、「驚くべき怠慢だ。薬剤が松を弱めている側面がないとも限らない」と述べた。
市治山林道課は、知事の批判について「内陸部まで被害が広がり、木全体が枯れている。
(松枯れの)最大の原因は松食い虫だ」と反論。ただ、「松食い虫以外にも要因がないか、
調査はしたい」としている。
松林の保全策を話し合った22日の県の有識者会議では、「松枯れの原因を調べるべきだ」
との意見が出された一方、「対策がうまくいっているからこそ、これだけ松が残っている」と、
市の対策を評価する意見もあった。...
2014年06月24日 16時42分 Copyright (c) The Yomiuri Shimbun
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