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【歴史】鎌倉時代にもM8級の巨大地震? 三浦で隆起痕発見 | 神奈川新聞 [6/23] - 暇つぶし2ch1:かじりむし ★@転載は禁止
14/06/23 20:50:36.34 0
鎌倉時代にも巨大地震? 三浦で隆起痕発見 | カナロコ
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神奈川新聞 2014.06.23 03:00:00


 13世紀後半以降の鎌倉時代に巨大地震が起きた“証拠”とみられる地形の
隆起痕が三浦市・毘沙門湾沿いで見つかった。県温泉地学研究所の堆積物調査
によるもので、相模湾などに延びるプレート(岩板)境界「相模トラフ」で周
期的に繰り返すと考えられているマグニチュード(M)8級の関東地震の痕跡
である可能性が高い。金幸隆特別研究員は「これまで詳しく分かっていなかっ
た中世以前の発生時期や周期の解明につながる」とみて、分析を進めている。

 歴史上発生が明らかな関東地震は、直近の関東大震災(大正関東地震、19
23年)、その一つ前の元禄関東地震(1703年)の2回のみ。政府・地震
調査委員会は今年4月、古文書や千葉県南房総市沿岸の浜堤の形成時期などか
ら元禄の一つ前を鎌倉時代の永仁関東地震(1293年)と認定したが、証拠
に乏しく、専門家から異論も出ていた。今回の発見は「鎌倉説」を裏付ける成
果として注目されそうだ。

 房総半島と三浦半島の南部は関東地震のたびに隆起するのが特徴。その際に
干潟の一帯が海面より高くなるため陸地が広がり、海岸線から陸に向かって高
くなる階段状の地形が証拠として残る場合がある。ただ、そうした痕跡は房総
には見られるものの、海沿いまで開発が進んだ三浦半島では見つかっていなか
った。

 これらの点を踏まえ、温地研は2012~13年度、毘沙門湾に面した谷状
の農地を調査適地と見極め、掘削や古い地形図の判読を実施。耕作土層の下か
ら、貝殻などが混じったかつての干潟層を複数の地点で発見し、海岸線が現在
より陸側だったことを突き止めた。干潟層はおおむね年代別に標高1~2メー
トルの5段の段丘になっており、それぞれが時代の異なる巨大地震によって隆
起し、陸地化したと判断した。

 含有物などから年代を測定した結果、最も海側の干潟層は関東大震災の隆起
痕と判明。より内陸側の層には1160~1260年と1260~1380年
の木片が含まれており、1260年以降に隆起したことが分かった。この2層
の間にある干潟層は元禄関東地震によるものとみられるが、年代の絞り込み作
業はまだ終わっていないという。

 金特別研究員は「鎌倉時代は1293年の永仁地震以外も大地震の記録があ
り、どれが関東地震かを特定するのは難しいが、この時期に巨大地震があった
ことはほぼ間違いない。同じ三浦市内の小網代湾で既に見つかっている津波堆
積物の時期とも矛盾しない」と強調。「段丘の形成過程やその間隔などは一律
でなく、地震の発生パターンが多様であることも示唆している。今後さらに詳
しく調べる必要がある」と話している。


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