14/06/22 14:20:33.10 0
いつも使っている路線バスがある日突然運休した。栃木県矢板市と日光市を結ぶ路線バスの運休は高校生ら
の通学に大きな影響を与えた。関係自治体は対応を協議し、同じ路線の認可を持つ別のバス会社に運行を要請
して協力を取り付け、事態は解消した。だが、今後も運行を継続するためには自治体側の負担も必要となる。
(宇都宮支局 伊沢利幸)
●運行すればするほど赤字
バスを運行していたのは矢板市に本社を置くタクシー会社。平成14年に認可を受け、路線バスの運行に参入
した。ルートは、JR矢板駅(矢板市扇町)から塩谷町を経由して東武鬼怒川線新高徳駅(日光市高徳)までの約
26キロ。矢板市内の高校に通学する生徒ら約50人が利用していた。
前日まで運行していたバスが停留所に掲示された「運休」の張り紙一枚で運行を休止したのは5月21日だった。
道路運輸法では事業廃止は半年前の届け出が必要だが、同社は運休前日の20日に国土交通省関東運輸局
栃木陸運支局に届け出た。
同社社長は、父親の前社長が4月に亡くなり、経営を引き継いだ。社長は「親父がこれまでボランティアで運行
してきたようなもの。運行すればするほど赤字で、バスの燃料代や運転手の給料も出ない。法律は知っているが、
どうにもならなかった」と説明する。
特に塩谷町と矢板市を結ぶルートは生活路線だが、利用者は少ない。栃木県内で多くのバス路線を運行する
東武鉄道や東野(とうや)交通(宇都宮市)も運行していたこともあったが、撤退している。
矢板のタクシー会社は規制緩和で免許制から許可制になったことを受け、塩谷町のバス会社とともに新規参入
した経緯がある。
(続きはリンク先で)
2014.6.22 07:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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