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鳩山由紀夫元首相は21日、北京市で開かれた「世界平和フォーラム」で講演し、
安倍政権が「中国脅威論を強調し、積極的平和主義の名の下に、日本国民に
集団的自衛権の行使を受け入れさせようとしている」と批判した。
フォーラムには、外交専門家や各国の外交官らが出席し、鳩山氏は3年連続で参加。
中国は安倍晋三首相の外交政策に批判的な鳩山氏を招くことで、
対日攻勢を強める中国側の立場を補強する狙いがあるとみられる。
鳩山氏は講演で「日本は戦前の時代に戻ってはならない」と強調。
自身が首相在任時に提唱した「東アジア共同体構想」の実現を訴え、そのためには
「日本の指導者が歴史の事実を直視する勇気を持つことが第一だ」と述べた。(共同)
2014.6.21 16:32
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