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進路指導の教諭「盗撮ばれないか試しに」…懲戒
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静岡県教委は１８日、県西部の県立高校に勤務する４０歳代の男性教諭を停職３か月の懲戒処分とした。
高校教育課の発表によると、教諭は今年４月１７、１８日、
教科準備室で担任クラスの女子生徒計６人の進路指導中、
机の下でビデオカメラを手で持ったり、足の間に挟んだりしていた。気づいた生徒が同月２５日、
教諭に何をしていたか確認したところ、「盗撮がばれないか試しにやってみた」などと不適切な発言をしたという。
同日と５月１４日、生徒や県教委の担当者が撮影の有無を確認したが、
盗撮したとみられる映像は残っていなかったという。県教委は「指導だとしても不適切な行為」と判断。
男性教諭が２００５年には未成年の生徒らがいる場で夜間に飲酒したなどとして減給の懲戒処分を受け、
１２年には「スカートが短いと盗撮されるぞ」などと不適切な発言をしたとして
県教委から指導されていることも踏まえ、今回の処分を決めたという。
県教委の聞き取り調査に対し、男性教諭は
「撮影はしていない。極めて幼稚なことをした。信頼回復に努めたい」と話し、反省しているという。