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米国は「いじめっ子」、TPP交渉めぐりカナダ農相が批判
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[ウィニペグ(マニトバ州) 11日 ロイター] - カナダのリッツ農業・農産食料相は11日、
米国が自由貿易交渉で「学校でのいじめっ子」のように振舞っているとし、批判を表明した。
同時に、環太平洋連携協定(TPP)に比べ、
日本などとの二国間自由貿易協定の方がより期待が持てるとの見解を示した。
ロイターとのインタビューで語った。
リッツ農業相はまた、カナダが乳製品や卵、鶏肉の品目について一段の市場開放に踏み切るには
大幅な転換が求められることになると強調。TPP締結に向けたハードルが依然高いことが浮き彫りとなった。
米農業団体はこれまでに、日本とカナダが乳製品について一段の市場開放で
合意しないのであれば、TPP交渉を支持しないと表明した。
同相は乳製品をめぐる一段の市場開放について
「近い将来にそのような状況になることは想定していない」とし、「カナダに益をもたらさない」と述べた。
また、TPP交渉が合意に達する確率は「五分五分」との見方を示したうえで、
「韓国や日本との二国間自由貿易協定の方がはるかに優れている」と語った。
米通商代表部(USTR)のマイケル・フロマン代表からコメントは得られていない。
そうした中、リッツ農業相は来週、中国を訪問する。カナダは中国への牛肉輸出を拡大させたい考え。