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2014年06月11日 16時58分
大阪大学の学生と教員らがまとめた本が注目を集めている。「ドーナツを穴だけ残して食べることができるのか」という学生
の疑問に、様々な分野の教授ら12人が真剣に向き合って答えを考えた。総合大学のユニークな取り組みだけに、「考えるこ
とのおもしろさが味わえる」と好評だ。
■難問への挑戦…それぞれの知見生かし考察
「ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義」(A5判、274ページ、1620円)。大阪大学
出版会が2月14日に発売した。5月上旬、3回目の増刷があり、計1万3000部の発行となった。
出版のきっかけは、2012年10月に同大学で始まった一般教養基礎セミナー「本をつくる」。中村征樹准教授(科学技術社
会論)と松行輝昌准教授(ミクロ経済理論)らが開講し、学生約30人が編集者らから本の作り方を学んだ。
テーマは学生らで出し合い、ネットで話題になったり、12年放送のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で取り上げられた
りした「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」に決まった。セミナーの終了後も学生10人が本づくりを進めた。
この中で、教授や准教授に原稿を依頼。「ドーナツを樹脂で固め、機械で削る(工学)」「ドーナツには穴があるという暗黙の
前提を疑う(歴史学)」「ドーナツとは家である。記憶が結びつき、物理的なドーナツがなくなっても穴はなくならない(美学)」
「4次元空間で食べる(数学)」……。それぞれの学問の知見を生かした答えが寄せられ、学生たちは「こんな考え方があった
のか」とうなったという。
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