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【地域】原発事故備え小学校に放射線遮断室 集中立地の福井県嶺南地方 - 暇つぶし2ch1:幽斎 ★@転載は禁止
14/06/11 11:12:30.58 0
原発事故備え小学校に放射線遮断室 集中立地の福井県嶺南地方
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 厚さ7センチの鋼製気密扉や特殊な大型フィルター付き換気装置―。
福井県の嶺南地方の小学校や高齢者施設に、放射性物質が入り込まないよう
防護対策された部屋が次々登場している。万一の原発事故の際、
即時避難が難しい高齢者らが一時的に危機をしのぐ“駆け込み寺”だ。
 敦賀半島先端部の日本原電敦賀原発から約2キロ南に位置する敦賀市西浦小。
職員会議や児童の発表会に使われる一見何の変哲もない会議室は、
実は高気密の屋内退避施設。壁の内装をはがして樹脂モルタルを塗り、
気密性が従来の約3倍にアップした。隣にあった放送室のスタジオはつぶして機械室にした。
ドラム缶のような大型フィルターを備えた空気を取り込む装置があり、放射性物質を取り除くことができる。

 各所の「陽圧弁」によって、部屋の気圧が外に比べ少し高く保たれるようになっており、
原発事故の際にも放射性物質を含んだ外気が入り込まない。窓には放射線を遮る
分厚い鉛成分入りガラスを据えた。停電しても部屋が使えるよう、グラウンドの一角には平屋を建設し、ディーゼル発電機を置いた。

 周辺4地区の約30人が救助の到着まで最大3日間、避難する想定で、物資はいざというときに搬入される。
工事は3月末に終了した。同校の山下典子教頭は「使われることがない方がいいが、
部屋が地域のお年寄りらの安心につながるなら」と複雑な思いをのぞかせた。

    ◆   
 原発からおおむね5キロ圏内は事故の際、放射性物質が外に放出される前であっても、
避難を始めるエリアだ。マイカーなどで県内外の避難所に向かうのが原則だが、
中には介護度の重い高齢者や障害者ら、急な避難が難しい人もいる。
 西浦小会議室のような「放射線防護対策施設」は、これらの人とその家族向けに、
県や市町が昨年から整備している。5キロ圏の小学校や高齢者施設だけでなく、
30キロ圏の医療機関も含め計20カ所。既に敦賀、美浜、小浜、おおい、高浜で9カ所が完成。
南越前町や鯖江市などの残る施設も本年度中に整備を進める。総事業費は約41億円。
 医療機関の一つが市立敦賀病院。福島第1原発事故で、入院患者を搬送し症状が悪化する
ケースがあったことを教訓に、重症患者ら約40人が一時的に避難する。医師や看護師ら約20人も寝泊まりし付き添う。
 市危機管理対策課は「屋内退避できる施設の充実は、避難に時間のかかる人の安心につながる。
全体の避難速度が上がる側面もあり、今後も幅広くリスクを減らす方策を考えたい」と話している。


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