14/06/11 10:57:35.10 Dh4pqSUt0
>>78
日本だけでしか行われていなかった(※)ガラパゴスな金権腐敗選挙の元凶、
中選挙区に戻るわけがないだろw
中選挙区とは、端的に言えば、密室政治で、加藤紘一、山崎拓、野中広務、
古賀誠、鈴木宗男らが総理大臣、キングメーカーになる選挙制度だ。
中選挙区制は
1.本来同じ政策であるはずの同一政党の同士討ちが行われ、
政策が選挙の争点にならない。国民が公約違反、マニフェスト違反をとがめられない。
2.たとえ派閥を作りたくなくても、大政党は同一選挙区に複数候補をかならず擁立
しなければならないので、中選挙区制が嫌でも派閥を作る。
3.連立が常態化して(自民党も派閥という名の中小政党の連合政党)、
大政党は永久与党となり腐敗が極限まで進む。
4.連立が常態化(自民党は派閥の連合)するので、選挙公約・マニフェストは
実質的に無意味となる。連立交渉・政策協定の過程で次から次へと捨てられるから。
だから逆に政治家もテキトーで過激なことを有権者に対して吹きまくっていた。
5.候補者が乱立して浮動票が分散するのでアテにならず、個人後援会を組織して
利益誘導・バラマキをすることで組織票を積み上げる金権選挙となる。
6.浮動票・無党派層の声は基本的に無視される、国政に反映されない。
7.当選ラインが得票率20%、場合によっては10%台となる。危険で過激な政党も
一定の組織票を積み上げれば当選できる。どれだけヤバイと思う有権者がいても
落選させることができない。
8.比例代表選挙にはない、同一政党の複数候補の「共倒れ」、「票割りの失敗」
という中選挙区制に固有の致命的な不合理すら存在する。
(日本の主な中選挙区制論者に連記式・委譲式を唱えている論者はいない)
などの理由で廃止せざるを得なかった欠陥選挙制度、金権腐敗選挙制度。
(※)参議院の2人区以上の複数定数区に今も中選挙区制が一部残る。