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中国の大気汚染対策に県 協力
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ＰＭ２.５などによる大気汚染対策で中国に協力するため、
福岡県は、中国・江蘇省との間で専門家の派遣や研修生の受け入れなどを行うことになりました。
中国では、工場や自動車の排ガスなどで大気中のＰＭ２.５の濃度が非常に高くなるなど、
大気汚染が深刻になっていて、福岡県をはじめ日本国内にも影響が及んでいます。
こうした状況をうけて、環境省は、過去に大気汚染を経験した国内の９つの自治体に参加を呼びかけて、
中国の都市との間で大気汚染を改善させる取り組みに協力する方針です。
このうち福岡県は、友好提携を結んでいる中国・江蘇省との間で、
ことし９月ごろから▼専門家の派遣や▼研修生の受け入れなどを行うとしています。
福岡県環境部の長谷川英祐部長は「大気汚染物質は中国から飛んでくると
示唆されるなど県内にとどまらない問題だ。連携を図ることで、
県内の大気汚染の改善につながるのではないか」と話しています。
福岡県内では、北九州市も、上海市や天津市など４つの都市に対し、協力事業を行うことになっています。