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「2号機」格納容器内の水位は想定の半分
6月10日 4時13分
東京電力福島第一原子力発電所2号機で、溶け落ちた核燃料があるとみられている格納容器内部の
水位がおよそ30センチと、これまで考えられていた半分程度であることが分かりました。
東京電力は、内部の温度などから安定して冷却できているとしていますが、詳しい状況は
分かっておらず、さらに調べることにしています。
福島第一原発2号機では、事故で溶けた核燃料が原子炉の底を突き破り、格納容器の下に
落ちているとみられていますが、詳しい状況は分かっておらず、今月から水位計と温度計を入れる
調査が行われています。
その結果、格納容器内部の水位は底からおよそ30センチと、おととしの内視鏡を使った調査から
考えられていた60センチの半分程度であることが分かりました。
東京電力は内部の温度が35度前後であることから核燃料は安定して冷却できているとしていますが、
すべて水につかっているかは分からないということです。
水位とほぼ同じ高さには、「ベント管」と呼ばれる大きな配管があり、東京電力は水はこの
「ベント管」から、その先にある「圧力抑制室」というドーナツ状の設備に流れて行き、
この圧力抑制室のどこかにある損傷箇所から建屋の地下などに流出しているとみています。
福島第一原発では、格納容器の損傷箇所を補修し、水を満たしたうえで、核燃料を取り出す計画で、
東京電力は核燃料の状況や圧力抑制室の具体的な損傷箇所を詳しく調べることにしてます。...
ソースに動画があります。
ソース: NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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