14/06/07 09:00:41.71 U2eeTPb90
>>125
非常に微妙かつ曖昧な立ち位置
結論から言うと台湾の扱いについては明言すると国際情勢に大きく影響する為
各国とも口をつぐんでる状態
以下説明(長文注意)
アルバニア決議で「中華人民共和国が常任理事国であり、蒋介石の代表を
国連から追放する」という決議案が可決された。
この時の対抗案が米国による「中華人民共和国を常任理事国とするが、中華民国
は国連から追放しない」というものだった。日本もこの二重化案の賛成だったが、
多数決で敗北して前者の案が通った。
日本の立場としてしばらくは中華民国と国交を持っていたが、ニクソン大統領の
訪中に追随する形で中華民国と国交を断絶することとなり、日中共同宣言により
中華人民共和国を承認するに至った。
これにより2つの解釈が生まれる「中華民国は実質消滅し、中華人民共和国がその
全ての立場と機能を継承した」という解釈と
「蒋介石の代表は追放されたが、中華民国は消滅していない。また、台湾の帰属に
関しては何も決定していない」という解釈
この解釈により国際情勢が激変する可能性があるため、各国はこの帰属問題に関して
はなるべく触れないように口をつぐんでいるのが現状。日本も然り。