14/06/05 23:37:56.22 seWpsloZ0
>>563
>ドイツの様に自国民が底辺職を忌避する様になってトルコ人に頼らざる得なくなった
これがそもそも事実誤認である
ドイツ=トルコのガストアルバイター条約は確かに存在したが
たったの10数年程度の期間だった
しかもガストアルバイターはそもそも「短期出稼ぎ」との限定つきであるから
いわゆる本来の移民ですら無い
しかも友好国トルコの発展のために外貨マルクを稼がせるのと、
トルコ人にドイツ産業に就労して技術を学ばせることを目的としていた
つまり日本の研修生制度に極めて酷似していた
言ってみれば二国間研修契約と見るのが実情に近い
ところが1970年代初頭ににこうした条約は終了したのでドイツ政府はトルコ人に
帰国を勧告してさらには帰国奨励金まで与えることとした
既にこの時点でドイツにとってトルコアルバイターは完全に不要だったのである
ところがこのアルバイターがいっこうに帰国せず、それどころか本国から家族を呼んで
ドイツの各都市に定住しさらには爆発的に増えていった
1970年代初頭には数十万人だったトルコ人が1990年代には200万人に増えたのだから
実に7倍ぐらいに増えた計算になる
それはもちろん出産ではなく本国からの家族親戚友人の呼び寄せによる
とくに特徴的なのは、結婚移民という手法が多用されることである
つまり若者の結婚相手を直接トルコ本国から呼んでくるわけである
以上のような経緯により爆発的に増えたものであって
ドイツ政府がそれを望んだことは一度も無い