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南シナ海巡る裁判 中国が陳述書の提出拒否
6月5日 1時21分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
南シナ海のほぼ全域は中国の管轄下にあるとする主張が国際法上認められるか
どうかが争われている裁判で、国際的な仲裁裁判所は中国に主張の裏付けとなる
陳述書の提出を求めましたが、中国側は拒否する姿勢を示し、裁判の行方が注目されます。
この裁判では、中国が南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張しているのは、国際法上根拠がなく
認められないとして、この問題で対立するフィリピンが国際的な仲裁裁判所に司法判断を示すよう求めています。
仲裁裁判所は、オランダのハーグで先月、2回目の会合を開き、中国に自国の主張を裏付ける
陳述書をことし12月までに提出するよう求めることを決め、中国側に通知したことを3日、明らかにしました。
これに対して中国側は、「フィリピンの申し立てによる裁判は受け入れられない」として、
陳述書の提出など、裁判の手続きを拒否する姿勢を示したということです。
フィリピン側はことし3月、すでに南シナ海の領有権問題について、
自国の主張をまとめた陳述書を提出しており、
裁判所側は引き続き手続きを進めるものとみられます。
この裁判を巡って、中国側は当初から激しく反発し、
申し立てを取り下げさせようとフィリピンへの圧力を強めていますが、
日本やアメリカなどは裁判への支持を表明しており、裁判の行方が注目されます。