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合計特殊出生率、微増1.43 団塊ジュニアの増加背景
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朝日新聞 2014年6月4日14時55分
2013年の合計特殊出生率は1・43で、前年を0・02ポイント上回っ
た。厚生労働省が4日公表した人口動態統計でわかった。上昇は2年連続だ。
晩婚化で、30代になって産む30~40代の団塊ジュニア世代が増えている
ことが背景にある。ただ、人口が維持できる水準ではなく、今後も減少に歯止
めがかかりそうにない。
合計特殊出生率は、1人の女性が生涯に産むだろうと想定される数。人口を
維持できる水準は2・07とされる。1970年代前半の第2次ベビーブーム
まで2以上の水準が続いたが、75年に2を割ってからは減少傾向に転じ、0
5年には過去最低の1・26になった。その後はわずかながら上昇傾向が続く。