14/06/04 23:08:36.29 B49Shji60
★ 長富祐一郎とは
長富がなぜこのような力を持っていたかということに触れる。
長富は、大蔵省の中堅幹部だった頃から、財政金融研究所の外郭団体を使い、
銀行や証券会社から巨額の裏ガネを集めていたのである。
そのカネは、政界工作はもちろん、海外の主要な大学や研究所との人脈づくりにも使われていた。
長富は頻繁に海外出張して、接待・贈り物攻勢をかけたのである。 竹中がハーバード大学に留学できたのも、この裏コネクションがあったからである。
ちなみに、そのとき長富にいいように使われた人物が、みずほグループにいる。竹中がみずほグループを追い込めないのも、過去の秘密を握られているからである。
なお、本題からは外れるが、このとき竹中は、1月1日に日本に住民票がなければ住民税を払わなくてすむという脱法行為に気付き、以後もたびたびこの手法で「節税」を繰り返すことになる。
この問題を国会で追及された際、竹中は意図的なものではないと強弁したが、草野厚慶應義塾大学教授が、竹中本人から「節税」を誘われたと漏らしており、意図的なものであったことは確実である。
ハーバード大学からわずか数名しかいない国際経済研究所なる研究所に移った竹中は、90年に慶應義塾大学総合政策学部助教授のポストを得る。
これは、長富が、懇意にしていた加藤寛慶應義塾大学総合政策学部学部長に働きかけたことから実現したものである。