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20~30代の白髪の原因と予防、ケアについて教えて!
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ふと、恋人の頭に白髪を見つけてしまった経験はありませんか? 「まだ若いのに……」と心配になったり……。そ
もそも、どうして若いうちから白髪になるのでしょうか? 20~30代の白髪の原因と予防、
ケアについて、国際毛髪科学研究会会長の井上哲夫先生に伺いました。
■20~30代で白髪になるのはなぜ?
「髪の毛の黒色は、メラニン色素によるものです。メラニン色素は、メラノサイトという毛根部にある色素細胞で作られます。
年をとり白髪になるのは、老化によりその細胞の働きが悪くなるからですが、若いうちから白髪になる原因としては、
遺伝的な要素をのぞけば、頭皮の血行不良が考えられます。毛根部にある色素細胞には、
血液よって栄養が運ばれますから、血行が悪いと必要な栄養が届かず、メラニン色素が作られなくなってしまうのです」(井上先生)
なるほど。遺伝ではない場合は血行不良が原因なんですね。ではどうして頭皮の血行が悪くなってしまうのでしょう?
■頭皮の血行が悪くなるのはなぜ?
「それは主に冷えとストレスが原因です。気づいていない人も多いのですが、手の指や、
足の指と同じく、頭皮も人間の末梢です。手足が冷たい冷え症の人は、頭皮も冷えていると考えてください。
日常的にエアコンが効いた部屋で過ごし、冷たいものを飲み、湯船につからずシャワーで済ます
という生活は頭皮も冷やしています。それから、私たちは、日々、知らず知らずのうちにストレスを感じています。
ストレスを感じると、交感神経が優位になり、体が緊張して固くなり、
血管が収縮して血行が悪くなります。そうしたことが、髪にも影響しているのです」(同)
では、白髪にならないようにするためには、体を温め、ストレスをためないようにすればいいのでしょうか?
「そうです。冷えとストレスの解消が何より重要です。若いうちであれば、毛根の環境を良くしてあげることで、
白髪の生えた毛穴からでも再び黒い毛が生えます。ですから、毛根の環境を良くする方法をお教えしましょう」(同)
【毛根環境を良くする方法】
・体を温める
・ストレスをためない
・頭皮マッサージをする
・毎日、髪を洗う
・24時には就寝
・肉を食べる
・銅・亜鉛・鉄分・ミネラルを取る
・腎臓の機能を高める
■白髪は切るか染めるか。抜くのはNG
「白髪が気になる場合は、根元から切って目立たなくしましょう。白髪が多い場合は、
染めるのがいいでしょう。ただ、1回でしっかり染めるヘアカラーは、かなり強い薬品を使っているので、
薬剤を地肌につけないようにしなければいけません。となると、自宅で染めるより、
美容院でプロにやってもらったほういいですね。天然染料が配合されたヘアカラートリートメントで、
何度か使うごとに髪色がついていくようなものであれば、髪にも地肌にもやさしいでしょう」(同)
実のところ、私は白髪1本くらいであれば抜いてしまうのですが……。
「白髪は決して抜いてはいけません。抜くと毛穴が傷つき変形します。変形した毛穴からは直毛ではなく、
くせ毛が生えます。よく、『白髪は抜くと増える』などと言われますが、それは増えるのではなく、
白髪を抜いた毛穴から再び白髪が生えてきた場合、くせ毛となり目立つので、増えたように感じるのです」(同)
そうなんですね。以後気をつけます。
最後に白髪に関する興味深い情報を教えていただきました。
■白髪には遺伝の仕方の流れがある!?
「東洋医学的な観点でみると、父親が白髪の場合、長女が白髪になりやすく、母親が白髪の場合、
長男が白髪になりやすいと言われています。その後は、交差して、父親が白髪の場合、次男が白髪になりやすく、
母親が白髪の場合、次女が白髪になりやすい……と続きます」(同)
私の家族はまさにそうです! 友達にも聞いてみます。
井上先生曰く、若いうちの白髪は「健康に気をつけなさい」というシグナルとしての見方もできるとか。
冷えやストレスなどは体のためにも髪のためにも早めに解消するようにしたいですね。
(鳴沢ことみ/コンセプト21)