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>>585
極東アジアの低知能サル、
憲法という概念を政治理論化したのは、イギリスのジョン・ロック。
ロックは、Civilization西洋文明の時代と呼ばれている17-18世紀の、
最大の巨人、最も重要な人物。ロックは、政府を規制する憲法を発見した。
かつて、イギリスは、国王は神だ・国民のほうは獣で、戦いが国民の
自然状態・国は全世界を相手に戦え、という明治以来日本と同一の絶対主義
の政治がはびこっていた。クロムウェル率いるピューリタン軍が、国王を斬首。
ピューリタン革命。世界の民主主義の歴史は、ピューリタン革命から始まった。
この時代、ピューリタンのロックが革命の起こらない政治理論を発表し
これがそのままアメリカ独立のアメリカ憲法となる。アメリカ憲法は、
"Charters of Freedom"「自由の憲章」という。
ロックが発見したのが憲法による立憲主義。立憲主義とは、
憲法が政府を規制する。規制をされる側の政府が憲法を変えるあるいは
変えようとするようなことがあっては、もちろん絶対にいけない。ピューリタンの
民主主義コミュニティーは、憲法がドクトリン。ピューリタンにとって、憲法の
言葉・文章は、バイブルと全く同じで変わらないもの。もちろん、ピューリタンが
バイブルの解釈を変更させ続けているのと同じことで、アメリカはいつでも憲法の
再解釈の検討を一般市民の誰もが行なっている。
アメリカが制定した民主化日本のための日本国憲法は、アメリカ憲法と同じで
ロックの立憲主義憲法の概念・精神に基づいているものだ。
重要なことは、ロックが、イギリスで物理学でのニュートンの発見等の
自然科学の大進歩の時代を生きていたこと。ロックの政治哲学も、
自然科学として生み出されている。ロックは、基本的人権のことを
自然権と定義した。ロックの立憲主義憲法は、普遍で、不変だ。
事実、ロックから引用して成立したアメリカ憲法は、建国のときの文章を
全く変えていない、建国のときの文章をそのまま残している。アメリカは、
時代の変化に合わせて、憲法の解釈を変えるだけだ。
アメリカは、憲法に自由や権利の追加は、行っている。
最近で、重要な追加は、1960年代公民権運動の頃の
市民権の追加だ。
ロックの言う自然権、基本的人権は、生命・自由・所有権(Life,Liberty,Property)
重要なことは、国民個人が持っている基本的人権を守ることだけが、
政府の仕事だということ。
これが、世界標準。
ハーバードの教授も、全く同じことを教えている。
そして憲法の目的は、
国民の基本的人権を守るべき存在である国が
自ら基本的人権を侵さないようにするための防波堤 と言うわけだ。
国がその防波堤を自ら崩す・崩そうとするようなことがあっては絶対にならない。
アメリカ憲法の文章は、建国のときから全く変えてない。
【 日 本 国 憲 法 】
第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
アメリカは、憲法の解釈は市民の権利であるので、
誰でもいつでも行っている。憲法の解釈は、時代に合わせて
変わっていく。