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【地域】藻場、着実に回復 食害ウニ駆除が奏功 白浜町 - 暇つぶし2ch1:幽斎 ★@転載禁止
14/05/31 00:16:45.24 0
藻場、着実に回復 食害ウニ駆除が奏功 白浜町
URLリンク(www.agara.co.jp)

和歌山県白浜町が町内の海域に設けた藻場造成区画で、
移植した大型褐藻のクロメ(コンブ科)が順調に育ち、藻場が着実に回復してきている。
クロメを食害するウニを地元漁業者が駆除することで成果を上げた。
県水産試験場(串本町)は「漁業者が取り組んでいる藻場の再生事業では、
県内でも数少ない成功事例といえる」としている。
 この事業は、磯焼け現象で衰退したアワビやトコブシなどの餌となる
クロメを復活させるのが目的。町が県と漁業者の協力を得て2010年度にスタートさせた。
 江津良、権現崎沖のそれぞれ水深約3メートルの所に広さ100平方メートルの
造成区画(江津良は3区画、権現崎は1区画)を設け、付近に残っているクロメを
母藻として毎年移植。同時に区画内に生息する主にナガウニを年2、3回駆除している。
 13年度は、昨年10~11月に母藻を江津良に16個体、権現崎に20個体移植した。
 事業費は当初約100万円だったが、成果に伴い徐々に増やし、
本年度は約200万円を計上。県から3分の1の助成を受けている。
 今年3月の調査では、江津良沖の3区画のうちの1区画でクロメが長さ50センチほどに成長、
海底一面に繁茂しているのが確認された。
 そのほかの区画についても県水産試験場は「ホンダワラ類など季節性の海藻の繁茂による
影響でクロメの生育密度は低いが、徐々に成長はしている」とし、藻場は回復しつつあるとみている。
 ナガウニの駆除は漁業者数人が素潜りで実施。町農林水産課によると、
13年度は全体で6回実施し、3938個を捕獲した。累計では約1万8千個を駆除したという。
 県水産試験場や町によると、造成場所にはもともとクロメが生えていた。
しかし、事業に着手した当初は1平方メートル当たり40個のナガウニが生息し、岩場は食害でつるつるした状態だったという。
 ナガウニは食用に適さず、海藻だけでなく石灰藻やケイ藻なども食べるという。
 町農林水産課は「母藻の移植とウニの駆除は今後も続ける予定。
藻場が回復した区画では貝類の成育状況も調べていく」としている。
 経過が良好なため、町では13年度に新たに造成場1区画を湯崎漁港内にも設け、母藻20個体を移植した。

URLリンク(www.agara.co.jp)
【クロメが繁茂し順調に回復した藻場(3月、和歌山県白浜町江津良沖で)】


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