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英国では政権揺るがす大問題に
門奈直樹立教大名誉教授の話 イギリスでは、BBC(英国放送協会)の会長だったダイク氏と
当時のブレア首相との癒着が大問題となり、会長公募制採用のきっかけになりました。
「メディア王」といわれたマードック氏が経営していたニューズ・オブ・ザ・ワールドは携帯電話盗聴などの
事件を引き起こして廃刊になりましたが、その後編集者と政治家との癒着まで暴露され、
政権を揺るがす重大問題へと発展しました。
ガーディアンはメディアと政治家の癒着を暴露する調査報道で有名ですが、
そういう報道を通じて、英国では国民がメディアを監視する時代です。
日本ではどうか。安倍首相とメディアとの会食やゴルフなどの癒着に加え、タモリのお昼の番組
「笑っていいとも!」に出演するなど、首相のメディア利用はあまりにも露骨です。
欧米では、政治家のためにメディア対策をやっている人たちを「第5階級」と呼んでいます。
安倍首相のメディア戦略にも、そうした“指南役”の存在がうかがえますが、
その戦略の片棒をかつぐメディアのあり方がきびしく問われます。