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AKB襲撃の梅田悟「発達障害」の診断!母親「私に楽させようとコツコツ仕送り」
AKB48メンバーに刃物をふるってケガをさせ、殺人未遂で逮捕された梅田悟容疑者(24)の背景がだんだんわかってきた
。「スッキリ!!」リポーターの西村綾子に母親が2時間にわたって話した。
梅田は警察の調べに、「以前からイライラしていた。AKBならだれでもよかった。切りつけたメンバーの名前は知らない
」と供述していて、きのう27日(2014年5月)、身柄を盛岡地検に送られた。
俊足で評判だった中学時代。高校入学直後からひどいいじめ
梅田はどんな男なのか。中学時代の同級生は「凄く足が速い。いつもぶっちぎりで1位だった」「部活では憧れられる存
在だった」という。陸上部に所属し、青森県大会で800メートル走で2位になるなど、地元で知られていたという。
犯行と無関係
変わったのは地元高校へ入ってからだった。ここでも陸上部に入ったが、入学から1週間経ったころ、母親に「学校をや
めたい」と言ったという。母親は話す。
「『1週間って、まさかでしょ』と言ったら、『行ってみなきゃ、わかんないんだ』って。なんか嫌な人と会ったかもし
れない。部活でもいじめにあって、先輩とかにも。暴力ではないんですよ、言葉で。なんか人間みたいじゃないとか、いろ
んなこといわれたって最初は泣いていました。『普通だったらもう死んでるよ』って言ったりしてました」
結局、2年生の夏に退学して通信制の学校に変わった。アルバイトもして、給料は全部家に入れた。体が弱い母親を助け
たいという思いが強かったという。おととし(2012年)に大阪へ行った。
母親「『向こうは給料が高いから』って、ハローワークで自分で調べて。知り合いもいないし、都会は向かないから反対
したんですけど」
大阪では警備会社に住み込みで勤務した。月給は約20万円で、3万円を残して全部母親に送っていた。
母親「私が丈夫じゃないから、楽させたいと思ったのかもしれない。言葉はあまりいわない。給料をもらうとすぐ振り込
んでくれるんです」
その大阪で精神的に不安定となり、体調を崩して精神科を受診している。そこで発達障害(対人関係がうまくいかない。
環境になじめない)と診断された。
母親「『オレは仕事ができないんだ』といっていましたね。自分は仕事がしたいのに、コミュニケーションとかが苦手だ
から友だちができない、話す人がいないと。仕事がしたかったと思うんだけどね」
青森県から「精神障害者保健福祉手帳2級」交付
昨年5月に実家に帰り、青森県から精神障害者保健福祉手帳2級の交付を受けた。母親は「自分で変だなと思ったから(病
院へ)行ったのだと思うよ。頭が痛いとか、イライラするとか感じていたんじゃないかなと思います」と話す。
その後、青森で警備会社に仕事を見つけ、障害者手帳を十和田市役所に返却した。しかし、仕事は長く続かず、やめてず
っと家にいた。今年1月からは仕事を探すこともしなくなった。
母親「ハローワークも行かない。自分が何もできない人間と思っていたのかもしれないですね。仕事は休みたくないとい
う顔した子だった。だから体調が悪くても仕事に行く。仕事しているときは生き生きしている。じっとしていたくない子な
んですよ、本当は…。何がしかしたかったけれども、ひととのコミュニケーションが下手で、会話ができないから、どうし
てもやりたい仕事につけない。それがプレッシャーだったと思う。誰かに認めてもらいたかったのかもしれませんね。自分
がいることを。面倒見なきゃと思ってて、それがだめになったから、自分はダメだと思ったのかもしれません」
つづく
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梅田悟容疑者
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